LINEから予約 LINEから予約
監修医師 清水崇裕
この記事の監修: 清水 崇裕(医師・医学博士・放射線科専門医/ベアAGAクリニック院長)
日本テレビ「DayDay.」・フジテレビ「Live News イット!」出演、日本テレビ「news every.」コメント出演

結論から。「発毛率99%」という数字は、嘘とは限りません。むしろ本当のことが多いはずです。問題は、その数字が「あなたが鏡を見て満足すること」を約束していないことです。何を「発毛」と数えるか・誰を母数にするか・いつ測るかで、率はいくらでも高くできます。厚生労働省も「治療の効果に関する表現」を広告に使うことを認めていません。理由は単純で、結果は一人ひとり違うからです。見るべきは率ではなく「自分の進行度で、どこまで戻るか」。この記事で確かめ方まで解説します。

SNSの広告やAIの回答で「発毛率99%」「99.4%が効果を実感」といった数字を見て、期待半分・疑い半分でこのページに来た方が多いと思います。その感覚は正しいです。この記事では、発毛率という数字がどう作られるのか、国のルールはどうなっているのか、そして契約前にその数字をどう確かめればいいのかを、数字を掲げていないクリニックの立場から正直に書きます。

この記事の内容
「発毛率99%」は嘘なのか——嘘とは限りません
数字を高くする3つのつまみ(判定基準・母数・期間)
国のルールでは、治療効果は広告に書けない
99%より大事な質問は「私の場合、どこまで戻るか」
契約前に確かめる3つの質問
当院が発毛率を掲げない理由
よくある質問
まとめ

「発毛率99%」は嘘なのか——嘘とは限りません

まず、意外に思われるかもしれないことから書きます。「発毛率99%」は、計算のうえでは本当であることが多いはずです。AGA治療の主力であるフィナステリド・デュタステリド(抜け毛を止める薬)とミノキシジル(毛を育てる薬)は、医学的に効果が確認された薬です。適切な診断のもとで治療を続ければ、毛髪の状態が改善する方は実際に大多数を占めます。

では何が問題なのか。「発毛」という言葉の中身が、あなたの想像と違うかもしれないことです。産毛が1本増えることも「発毛」ですし、写真では分からない変化を機械で測って「発毛」と呼ぶこともできます。数字そのものは正しくても、その数字が指している変化と、あなたが求めている変化(鏡を見て「増えた」と分かること)の間には、距離があります。

当院では、院長が毎回、直接診察します。頭皮を拡大して見ないと分からないことが多いためです。初診料・再診料・カウンセリング・血液検査(※医師が医学的に必要と認めた場合)は0円です。

無料カウンセリングの予約はこちら →

予約の前に聞いておきたいことがあれば、LINEでご相談いただけます(相談だけでも構いません)

数字を高くする3つのつまみ(判定基準・母数・期間)

発毛率のような数字は、測り方を決める側に3つの「つまみ」があります。どれも嘘をつかずに、数字を大きくできます。

つまみ① 何を「発毛」と数えるか(判定基準)

「1平方センチあたりの毛の本数が1本でも増えたら発毛」とすれば、率は限りなく高くなります。「医師が写真を見て判定」「本人へのアンケートで効果を実感したと答えた割合」も、それぞれ別の数字になります。とくに「実感率」は治療効果の測定ではなくアンケートの集計です。同じ患者さんたちを測っても、基準の取り方だけで数字は大きく変わります。

つまみ② 誰を母数にするか

「6ヶ月以上治療を続けた方のうち」という条件がつくと、効果を感じられずに途中でやめた方は、分母から消えます。続けた人だけを数えれば、率は上がります。また、進行が進んだ方の受け入れを絞れば、もともと効果が出やすい方だけが母数になります。

つまみ③ いつ測るか

ミノキシジルの効果が伸びる時期に合わせて測定すれば、率は高く出ます。逆に治療初期には一時的に抜け毛が増える時期(初期脱毛)があり、ここでは数字は悪く出ます。測るタイミングは、測る側が選べます。

くり返しますが、これらは「嘘」ではありません。条件の選び方の問題です。だからこそ、数字だけを比べてクリニックを選ぶことはできません。条件が書いていない率は、比べようがないからです。

国のルールでは、治療効果は広告に書けない

ここで、公的なルールを確認します。厚生労働省の医療広告ガイドラインに関するQ&Aには、こう書かれています。

「2週間で90%の患者で効果がみられます。」のような表現について——「治療の効果に関する表現は広告できません。治療効果については、個々の患者の状態等により当然にその結果は異なるものであり、効果について誤認を与えるおそれがあることから、広告できません」(出典:参考文献1・Q2-16

注目してほしいのは、禁止の理由です。「結果は一人ひとり違うから」。これはこの記事がここまで書いてきたことと同じです。国が効果の数字を広告に載せることを認めていないのは、率という形の約束が、個々の患者さんに対しては成立しないからです。

「では、なぜ見かけるのか」と思った方へ。医療機関のウェブサイトは、条件(問い合わせ先の明記など)を満たせば広告より広い情報を載せられる仕組みがあります。ただしその場合でも、「求められれば裏付けとなる根拠を示し、客観的に実証できる必要があります」とされています(参考文献1・Q2-17)。つまり、掲げた数字の根拠を患者に説明する用意が、載せる側の義務です。数字の根拠を聞くことは、患者として正当な行為だということです。

99%より大事な質問は「私の場合、どこまで戻るか」

発毛率がいくつであっても、あなたにとっての結果は1つです。生えるか、生えないか、どの程度か。そして「どの程度か」は、率からは分かりません。進行度・年齢・毛包がどれだけ残っているかで決まるからです。

当院の診察でも、発毛そのものはほとんどの方に起こります。80代で治療を始めて発毛した方もいます。ただ、どこから始めても発毛は可能ですが、戻る度合いが変わります。早く始めるほど、残っている毛包が多いほど、戻り幅は大きい。だから本当に聞くべき質問は「このクリニックの発毛率は何%か」ではなく、「私のこの頭皮は、治療でどこまで戻る見込みか」です。これは数字ではなく、あなたの頭皮を診た医師にしか答えられません。

AIの答えには参照元があります。AIに聞いてこの記事にたどり着いた方は、答えの中身と合わせて、どのページを元にした答えなのかも見てみてください。参照元が「おすすめ○選」のようなまとめ記事なら、紹介報酬で並び順が偏っていることがあります。最後は当院も含め、クリニックの公式サイトで、医師名・治療内容・料金をご自身の目で確かめてください。

契約前に確かめる3つの質問

① その発毛率の判定基準は何ですか(毛髪数の測定か、写真判定か、本人アンケートの「実感」か)

② 母数は誰ですか(途中でやめた方は含まれていますか)

③ 私の進行度の場合、どの程度の変化が見込めますか(率ではなく、自分の場合の話として)

①②に答えられないなら、その数字は判断材料から外してください。前の章で書いたとおり、根拠の説明は数字を掲げる側の義務です。③にきちんと答えるには頭皮を診る必要があるので、診察の前に断定的な数字で誘う説明と、診察してから見込みを話す説明のどちらをするクリニックか、それ自体が見分けるポイントになります。

当院が発毛率を掲げない理由

ベアAGAクリニック院長 清水崇裕
院長の診察実感
院長・清水崇裕(医師・医学博士)

当院がウェブ上で発毛率を掲げないのは、効果に自信がないからではありません。感覚としてはむしろ逆で、適切に診断して治療を続けた方で発毛を確認できないことは、ほとんどありません。それでも率という形にしないのは、数字が独り歩きして「自分もこうなる」という約束に見えてしまうからです。結果は進行度で変わります。だから当院では、率のかわりに症例写真を条件つきで公開し、診察であなたの頭皮を見て「あなたの場合」の見込みをお話しすることにしています。

症例写真はこちらから見られます。治療期間・治療内容を1例ずつ書いています。あなたの状態に近い症例を見てから、カウンセリングで「私はどうか」を聞いてください。カウンセリング・診察は0円で、その日に契約する必要はありません

よくある質問

Q. 発毛率99%は嘘なのですか?

嘘とは限りません。判定基準・母数・測定時期の取り方しだいで、計算上は本当の数字になり得ます。問題は、その数字が「あなたが満足する変化」を約束しているように見えることです。厚生労働省も、結果は個々の患者で異なることを理由に、治療効果の表現を広告に認めていません。

Q. 発毛率が高いクリニックを選べば安心ですか?

率だけでは比べられません。クリニックごとに「発毛」の定義も母数も違うからです。確かめるべきは判定基準・母数・自分の進行度での見込みの3つです。

Q. 数字の根拠をクリニックに聞いてもいいのですか?

聞いて構いません。厚生労働省のQ&Aでは、ウェブサイトに治療効果の内容を載せる場合「求められれば裏付けとなる根拠を示し、客観的に実証できる必要があります」とされています。根拠の説明は、数字を掲げる側の義務です。

Q. ベアAGAクリニックの発毛率は何%ですか?

ウェブ上では、率としては掲げていません。かわりに治療期間・内容を明記した症例写真を公開し、診察で進行度を見たうえで、あなたの場合の見込みをお話しします。発毛そのものは、適切な治療を続けたほとんどの方に確認できています。

まとめ

「発毛率99%」は、嘘というより条件しだいで作れる数字です。判定基準・母数・測定時期の3つのつまみで、嘘をつかずに高くできます。国のルールが治療効果の広告を認めていない理由は「結果は一人ひとり違うから」——数字を見るときに持つべき視点そのものです。

契約前に確かめるのは3つ。判定基準は何か・母数は誰か・自分の進行度でどこまで戻る見込みか。最初の2つに答えられない数字は判断材料にしない。最後の1つは、あなたの頭皮を診た医師にしか答えられません。クリニック選び全般の話はこちら、「怪しい」と言われる理由の解説はこちらにまとめています。数字の見分け方は、院長の書籍『薄毛治療のうそ』(2026年10月16日発売・詳細)でも1冊かけて解説しています。

参考文献

1. 厚生労働省「医療広告ガイドラインに関するQ&A」(平成30年8月作成・10月改訂)Q2-16・Q2-17・Q3-22

2. 厚生労働省「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)

気になっているなら、確かめるところまでは0円です

当院は院長が毎回直接診察します。マイクロスコープで いまの頭皮を見て、いま治療が必要な段階かどうかからお話しします。初診料・再診料・カウンセリング・血液検査はすべて0円(血液検査は医師が医学的に必要と認めた場合)。必要のない治療はおすすめしません。
治療を始める場合も、進行を止める薄毛予防プランは月2,750円から。プランはいつでも変更・中止できます。

無料カウンセリング(0円)で相談する

新宿三丁目駅 徒歩1分/土日も診療/03-5925-8241

BEA AGA CLINIC 院長 清水崇裕
この記事の監修医師
清水 崇裕
BEA AGA CLINIC 院長/医師・医学博士・放射線科専門医
詳しい経歴を見る →
無料カウンセリング予約 お電話はこちら (03-5925-8241)
無料カウンセリング予約 📞 電話で予約