日本テレビ「DayDay.」・フジテレビ「Live News イット!」出演、日本テレビ「news every.」コメント出演
「夏になってから、排水口にたまる髪が明らかに増えた」
「シャンプーのときに指にからむ量を見て、正直こわくなってきた」
この記事では、夏に抜け毛が増える理由、今日からできること、そして「季節のせい」で済ませてよいかどうかの見きわめ方まで、新宿でAGA治療を行う医師がご説明します。
院長の診療実感
季節性の抜け毛で、極端なものは少ないと思っています。ただ、手近なもののせいにしたいから、こういう言葉が流行るのかなとも感じます。
もちろんゼロとは言えないので、考えられることはお話しします。ただ、続く場合はAGAであることが多い。そもそも男性の薄毛の大半はAGAですから。
それと、抜け毛とは別の話ですが、夏は汗をかいたり濡れたりする機会が多いので、薄毛が目立ちやすい。そこで気づいて来院される方もいます。
ベアAGAクリニック院長 清水 崇裕(医師・医学博士)
夏に抜け毛が増える4つの理由
夏の抜け毛は、ひとつの原因で起きているわけではありません。頭皮に負担のかかることが同じ時期に重なるため、結果として抜け毛が増えます。
| 原因 | 髪と頭皮に起きていること |
|---|---|
| 紫外線 | 頭皮は体のなかでもっとも日差しを受ける場所です。日焼けした頭皮は乾燥し、髪のキューティクルも傷みます |
| 汗と皮脂 | 毛穴のまわりの環境が乱れ、かゆみやべたつき、炎症につながります。帽子やヘルメットで蒸れる時間が長い方はとくに注意が必要です |
| 冷房による乾燥 | 一日中冷房の効いた場所にいると頭皮が乾き、体が冷えれば血のめぐりも落ちます |
| 睡眠と食事の乱れ | 寝苦しさで眠りが浅くなり、食欲が落ちて栄養が偏ります。冷たいお酒の量も増えがちです。髪の材料と回復の時間が同時に削られます |
どれも、それだけで薄毛になるようなものではありません。ただ4つが重なると、髪を育てる力は確実に落ちます。
必要のない治療は、おすすめしません
プランはいつでも変更・中止できます。その場でのご契約を迫ることも、無理な勧誘も一切ありません。カウンセリングだけ受けて帰られる方も普通にいらっしゃいます。
当院では、院長が毎回、直接診察します。頭皮を拡大して見ないと分からないことが多いためです。初診料・再診料・カウンセリング・血液検査(※医師が医学的に必要と認めた場合)は0円です。
予約の前に聞いておきたいことがあれば、LINEでご相談いただけます(相談だけでも構いません)
本当に増えるのは、じつは秋です
あまり知られていませんが、抜け毛には季節のリズムがあり、1年でもっとも増えやすいのは秋です。夏に受けた頭皮のダメージや生活リズムの乱れは、その日のうちに抜け毛になるわけではありません。髪の生え変わりの周期を一巡してから、2〜3ヶ月遅れて表面化してきます。
つまり、いま夏の抜け毛が気になっている方は、9月から11月にかけてもう一段増えたように感じる可能性があります。これを知らずに秋を迎えると、「夏よりひどくなった」と必要以上に不安になってしまいます。先に知っておくだけで、ずいぶん落ち着いて過ごせます。そしていまから頭皮と生活を整えておくことが、そのまま秋への備えになります。
秋のピークについては秋の抜け毛はいつまで続くのかの記事に、四季それぞれの傾向は季節の変わり目と抜け毛の記事にまとめています。
この夏、していただきたい5つのこと
難しいことは必要ありません。① 頭皮の日焼け対策。帽子が基本です。屋外での仕事やスポーツで長時間日差しを浴びる方ほど、頭皮は焼けています。焼けた自覚がなくても、乾燥は進んでいます。
② 汗をかいた日は、その日のうちに洗い流す。ただし洗いすぎは逆効果です。1日に2回以上洗浄剤を使うと必要な皮脂まで落ちて、かえって乾燥します。日中に汗を流したいときは、お湯だけで軽くすすいでいただければ十分です。
③ 食事で髪の材料を切らさない。暑いとそうめんや冷たい麺で済ませたくなりますが、それが続くとタンパク質・亜鉛・鉄が不足します。肉・魚・卵・大豆のどれかを一品足すだけでも違います。お酒の量が増えている方は、そこを少し戻すだけでも効いてきます。
④ 睡眠を削らない。寝室を涼しく保って、眠りの質を落とさないこと。冷房で冷えた体は、湯船に浸かって温め直してください。地味ですが、髪にはこれがいちばん効きます。生活習慣との関係はAGAは生活習慣で治るのかの記事に、ストレスとの関係はストレスが原因でAGAは発症するのかの記事にまとめています。
⑤ 髪の洗い方をあらためて見直す
毎日のことですので、洗い方だけは一度確かめておく価値があります。難しい手順ではありません。
| 手順 | やり方 |
|---|---|
| 予洗い | 38〜40℃のお湯で流します。ここを十分にやるだけで、汚れの7〜8割は落ちます |
| シャンプー | 短髪の方なら半プッシュで十分です。指の腹で、髪ではなく頭皮を洗うつもりで動かしてください。爪を立てないこと |
| すすぎ | 泡が残らないところまで、ていねいに流します。すすぎ残しは毛穴のまわりが荒れるもとです |
| 乾かす | タオルで水気を取ってから、ドライヤーで根元まで乾かします。生乾きのまま眠るのは、いちばん避けていただきたい習慣です |
「洗浄力の強いシャンプーに変えたほうがよいですか」とよく聞かれますが、夏だからといって強いものに変える必要はありません。大事なのは何で洗うかより、どう洗ってどう乾かすかです。頭皮が乾燥してかゆい、フケが出るという方は、むしろ洗浄力を落としたほうが落ち着くことがあります。
「季節のせい」だけで、困るほど抜ける方はほとんどいません
正直にお伝えします。抜け毛が増えたとご相談に来られた方に、「季節のせいですから様子を見ましょう」とお伝えすることは、ほとんどありません。
理由は2つあります。ひとつは、純粋に季節だけで、ご本人が困るほど抜けることは実際にはまれだからです。わざわざクリニックを探して来られるほど抜けているのなら、それは季節の範囲を超えていることが多いのです。
もうひとつは、そこまで抜けている場合、背景にAGAがあることがほとんどだからです。季節はきっかけを与えているだけで、実際に進行させているのは別の要因、というのが診察での実感です。
ですから私が見ているのは、抜け毛の本数ではありません。AGAに特有の場所——生え際とつむじ——が進んでいるかどうかです。ここが進んでいれば、季節に関係なく治療を考える段階だとお伝えします。
これはやむを得ないことなのですが、多くの方は、ご自身の知識の範囲でAGAを「季節のせい」「ストレスのせい」に当てはめてしまいます。そう考えたほうが安心できるからです。ただ、そう思っている間もAGAは進みます。「毎年この時期に増えるだけ」と何年も思っていた方が、実は少しずつ進んでいた——これは本当によくあることです。
季節のせいか、AGAか。見きわめるときに見ているところ
季節性の抜け毛と、進行するAGAでは、抜け方と経過が違います。診察のときに私が見ているのは、次のようなところです。
| 見ているところ | 季節性の抜け毛 | AGAが疑われるとき |
|---|---|---|
| 抜ける場所 | 頭全体からまんべんなく抜ける | 生え際やつむじなど、決まった場所の地肌が目立ってくる |
| 抜けた毛の質 | 太さも長さも普通の毛が中心 | 細く短い毛が増える(育ちきる前に抜けている) |
| 経過 | 季節が過ぎれば落ち着く | 季節に関係なく続き、少しずつ進む |
| 背景 | 紫外線や生活の乱れなど、外からの要因 | 体質・遺伝の影響が大きい |
右側に心当たりがある場合は、季節を理由にせず一度確かめておかれると安心です。ご自身で見るときは、いまの生え際とつむじを写真に残しておくのがおすすめです。同じ場所、同じ明るさで、1ヶ月後にもう一度撮って見比べてみてください。記憶だけで比べると、不安な気持ちのぶんだけ悪く見えてしまいます。
生え際の後退の見分け方は生え際のはげは回復できるのかの記事、つむじが気になる方はつむじはげの記事、ご自身でのチェック方法はAGAは自分でわかるのかの記事にまとめています。
こんなときは、一度ご相談ください
秋が過ぎて冬になっても抜け毛が明らかに多いままのとき。生え際やつむじなど、決まった場所の地肌が目立ってきたとき。抜けた毛に細く短いものが増えてきたとき。ご家族に薄毛の方がいて気になっているときです。
AGAは進行性で、自然に止まることはありません。ただ、急に進むものでもありませんので、あわてる必要もありません。大事なのは、待ってよい抜け毛かどうかを早めにはっきりさせておくことです。髪は、失われてから取り戻すより、残っているうちに守るほうがずっと確実だからです。
当院では、問診とマイクロスコープによる頭皮チェックで、季節性の抜け毛かAGAかを見きわめてから、必要な場合だけ治療をご提案しています。カウンセリングは無料で、初診料も再診料もいただいておりません。その日のうちにお決めいただく必要はありませんし、無理にお勧めすることもありません。お話を聞いて帰られるだけでも構いません。費用が気になる方はAGA治療の費用の記事、クリニック選びで迷われている方はAGAクリニックの選び方の記事もご覧ください。
よくあるご質問
海やプールに入った日は何かしたほうがよいですか?
その日のうちに、塩分や塩素をお湯でしっかり流してください。頭皮に残ったまま乾くと、かゆみや炎症のもとになります。長時間泳ぐ日は、水に入る前に軽く髪を濡らしておくと傷みが少なくなります。
夏の抜け毛はいつまで続くのでしょうか?
夏のあいだ増えていた抜け毛は、生活を整えれば落ち着いていきます。ただ、夏に受けたダメージが表に出るのは2〜3ヶ月あとですので、9月から11月にもう一段増えたように感じることがあります。そこを越えれば、冬に向かって落ち着いていくのが一般的です。
1日に何本抜けたら多いのでしょうか?
健康な方でも1日に50本から100本は自然に抜けます。季節の変わり目はこれより増えることもめずらしくありませんので、本数だけで判断するのは難しいところです。それよりも、細く短い毛が増えていないか、決まった場所の地肌が目立ってきていないかという質の変化のほうが大事なサインです。
帽子をかぶると抜け毛が増えますか?
帽子そのものが抜け毛の原因になることはありません。むしろ紫外線から頭皮を守る役に立ちます。気をつけていただきたいのは蒸れです。長時間かぶった日は、その日のうちに洗い流してください。
海やプールに入った日は、何かしたほうがよいですか?
その日のうちに、塩分や塩素をお湯でしっかり流してください。頭皮に残ったまま乾くと、かゆみや炎症のもとになります。長時間泳がれる日は、水に入る前に軽く髪を濡らしておくと、傷みが少なくなります。
育毛剤やサプリメントを足したほうがよいですか?
不足している栄養を補う意味はありますが、それだけで抜け毛が止まるものではありません。まずは食事と睡眠、洗い方を整えていただくほうが確実です。そのうえで何を足すかは、いまの状態を診てからご相談いただくのがよいと思います。
なお、季節を問わず「急に抜け毛が増えた」と感じる場合の見分け方(きっかけのある休止期脱毛か、AGAか)は、急に抜け毛が増えた男性の記事にまとめています。
まとめ
夏の抜け毛は、紫外線、汗と皮脂、冷房による乾燥、睡眠と食事の乱れが重なって起こります。どれも一つひとつは小さなことですが、重なると髪を育てる力は落ちます。帽子で頭皮を守り、汗をかいた日はその日のうちに洗い、根元まで乾かしてから眠る。食事と睡眠を戻す。これだけで十分です。
そして、抜け毛の本番は秋です。いまから整えておくことが、そのまま秋への備えになります。
気をつけていただきたいのは、生え際やつむじの地肌が目立ってきた、細く短い毛が増えた、季節が変わっても戻らない、という3つです。ひとつでも当てはまるようでしたら、確かめるためだけにお越しいただいて構いません。治療を始めるかどうかは、そのあとで決めていただければ十分です。
※女性の夏の抜け毛は、まとめ髪やカラーによる髪への負担も重なるため、女性の夏の抜け毛の解説記事で別にお話ししています。
夏の抜け毛が9月を過ぎても止まらないときは、季節ではなくAGAが背景にあることがほとんどです。新宿三丁目駅から徒歩1分の当院で、様子を見る前に一度診せてください。初診料・再診料・カウンセリング料は0円です。
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