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監修医師 清水崇裕
この記事の監修: 清水 崇裕(医師・医学博士・放射線科専門医/ベアAGAクリニック院長)
日本テレビ「DayDay.」「news every.」、フジテレビ「Live News イット!」ほか出演・取材協力

「ダイエットを始めてから、抜け毛が明らかに増えた」
「このまま続けたら、はげてしまうんじゃないか」

結論
急激なダイエット、特に極端な食事制限は抜け毛の原因になります。体が栄養不足になると、生命維持に関わらない髪への栄養供給が後回しにされるためです。この抜け毛は栄養状態が戻れば数ヶ月かけて回復していくことがほとんどです。ただし、ダイエットをやめても抜け毛が続く場合や、M字・頭頂部など特定の場所から薄くなっている場合は、AGAが並行して進んでいる可能性があります。見分け方まで含めて解説します。

ダイエットによる抜け毛が増えたと感じる原因

ダイエット中の抜け毛には、大きく2つのルートがあります。

極度の食事制限により髪の毛の成長に必要な栄養素を摂取できていないため

髪の主成分はタンパク質(ケラチン)で、成長には鉄・亜鉛などのミネラルも欠かせません。極端な食事制限でこれらが不足すると、体は心臓や脳など生命維持に必要な組織を優先し、髪への栄養供給は真っ先に削られます

その結果、成長途中の髪が休止期に入り、数ヶ月遅れでまとまって抜ける「休止期脱毛」が起こります。「ダイエットを始めてしばらくしてから抜け毛が増えた」と感じるのは、このタイムラグのためです。

ダイエット中の食事制限や負荷のかかる運動などでストレスが溜まるため

無理な減量は心身へのストレスになります。ストレスは自律神経のバランスを乱し、頭皮の血行低下や睡眠の質の悪化を通じて、髪の成長環境をさらに悪くします。「食べられないストレス+激しい運動の疲労」の組み合わせは、髪にとって二重の負担です。

ダイエットにより起こる抜け毛の対策・予防方法

偏った食事ではなく栄養バランスを意識した食生活にする

ダイエット中でも、髪のために最低限守りたいのは次の3つです。

  • タンパク質を減らさない — 肉・魚・卵・大豆を毎食どれか。カロリーを削るなら糖質・脂質から
  • 鉄・亜鉛を意識する — 赤身肉・レバー・貝類・海藻など。特に女性は月経で鉄が失われるため不足しやすい
  • 急激に減らさない — 短期間での大幅減量ほど抜け毛のリスクが上がります。緩やかなペースが髪にも体にも安全です

無理な食事制限や負荷の大きい運動でストレスをかけない

「絶食系」「単品だけ食べる系」のダイエットは、栄養バランスの面で髪への影響が大きい方法です。適度な運動+バランスの取れた食事の王道が、結局は髪を守りながら痩せる近道です。睡眠時間を削って運動するのも逆効果なので注意してください。

ダイエットによる抜け毛の回復期間

栄養状態と生活リズムが戻れば、ヘアサイクルは徐々に正常化し、数ヶ月〜半年ほどかけて抜け毛は落ち着いていくのが一般的な経過です。抜けた分の髪が伸びて元のボリュームに見えるまでは、さらに時間がかかります。

焦って育毛剤やサプリを買い足すより、まず食事と睡眠を立て直すことが回復の土台になります。

ダイエットによる抜け毛が治らない・回復しない場合はAGAクリニックへ

次のような場合は、ダイエット以外の原因を考える必要があります。

  • 食生活を戻して半年たっても抜け毛が続く
  • M字(生え際)や頭頂部など、特定の場所から薄くなってきた
  • 細く短い毛ばかり抜ける

これらはAGA(男性型脱毛症)・FAGA(女性の薄毛)のサインです。AGAは進行性のため、「ダイエットのせい」と思い込んでいる間にも進みます。当院では問診とマイクロスコープによる頭皮チェックで、栄養性の抜け毛かAGAかを見極めています。

ダイエット以外で抜け毛が発生する原因

AGAやそのほかの脱毛症により抜け毛が起こる

男性の薄毛でもっとも多い原因はAGAです。男性ホルモンの影響でヘアサイクルが短縮し、髪が育ちきる前に抜けていきます。円形脱毛症や脂漏性皮膚炎による抜け毛など、別の脱毛症の可能性もあります。

夏場に増加する皮脂や紫外線によるダメージで頭皮環境が悪化し血行不良になる

季節要因も抜け毛に影響します。夏の紫外線・汗・皮脂によるダメージは、秋口の抜け毛増加につながります。詳しくは夏の抜け毛の解説記事秋の抜け毛の解説記事をご覧ください。

喫煙により血液循環が悪化し髪の毛の成長サイクルに悪影響をおよぼす

ニコチンは血管を収縮させ、頭皮の血行を悪化させます。髪に栄養を届ける毛細血管への影響が大きいため、薄毛が気になる方には禁煙をおすすめします。生活習慣全般との関係はAGAと生活習慣の解説記事で詳しく解説しています。

ダイエット以外で起こる抜け毛を改善するための治療法

診察の結果、AGA・FAGAと診断された場合の主な治療法です。

内服薬

フィナステリド・デュタステリドは、AGAの原因となる男性ホルモンの働きを抑え、進行を止める「守り」の薬です(女性には原則使用しません)。ミノキシジルの内服は発毛を後押しする選択肢ですが、日本では薄毛治療薬として承認されていない適応外使用のため、医師の説明を受けた上で使用を判断します。

外用薬

ミノキシジル外用薬は、頭皮の血行を促して発毛を後押しする「攻め」の薬です。男女ともに使用でき、発毛治療の基本となります。

メソセラピー(成⻑因⼦、サイトカイン注射)

成長因子を頭皮に直接注入し、薬の効果の立ち上がりを早める「上乗せ」の治療です。単独では推奨しておらず、内服・外用と組み合わせて使います。詳しくは育毛メソセラピーの解説記事をご覧ください。

低出力レーザー治療

頭皮に低出力のレーザーを照射して毛髪の成長を後押しする、痛みの少ない治療機器です。薬との併用で用いられます。詳しくは低出力レーザー育毛の解説記事をご覧ください。

ダイエットによる抜け毛に関するよくある質問

ダイエットで痩せると髪が生える・増えることもある?

「痩せる=生える」という直接の関係はありません。ただし、肥満にともなう生活習慣の乱れや皮脂の過剰が改善されると、頭皮環境には良い影響がありえます。大切なのは減量のペースと栄養バランスです。

ダイエットを開始していつ頃から抜け毛が増えることが多い?

開始から2〜3ヶ月後に抜け毛の増加を感じる方が多いです。栄養不足で休止期に入った髪が、時間差で抜けてくるためです。逆に言えば、今日の食事の影響は数ヶ月後の髪に現れます。

16時間断食ダイエットではげる・抜け毛が増えることはある?

断食の時間そのものより、1日トータルの栄養が足りているかが問題です。食事の回数が減った結果、タンパク質やミネラルの総量が不足すれば、他の食事制限と同じく抜け毛のリスクになります。実施する場合は食べられる時間帯の栄養密度を高めてください。

ダイエットによる抜け毛に関するご相談はベアAGAクリニックへ

ダイエットによる抜け毛は、栄養と生活を立て直せば多くの場合回復します。ただし「戻らない抜け毛」「場所が偏った薄毛」はAGA・FAGAのサインで、こちらは放置すると進行します。

当院では、問診とマイクロスコープによる頭皮チェックで原因を見極め、必要な場合だけ治療をご提案しています。女性の方は女性専用サイトもご覧ください。

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カウンセリング・診察 0円/新宿三丁目駅 徒歩1分/平日20時まで・土日も診療

食事を戻せば回復することが多い一方で、生え際や頭頂部だけが薄いままなら別の原因が重なっています。新宿三丁目駅から徒歩1分の当院で、どちらなのかを確かめましょう。カウンセリング料は0円です。

AGAは進行性 — 「様子見」の間にも少しずつ進みます

自己流の対策を続ける前に、まず原因と進行度を確かめませんか。あわせて読みたい記事:

BEA AGA CLINIC 院長 清水崇裕
この記事の監修医師
清水 崇裕
BEA AGA CLINIC 院長/医師・医学博士・放射線科専門医
メディア出演日本テレビ「DayDay.」「news every.」、フジテレビ「Live News イット!」ほか出演・取材協力
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