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監修医師 清水崇裕
この記事の監修: 清水 崇裕(医師・医学博士・放射線科専門医/ベアAGAクリニック院長)
日本テレビ「DayDay.」・フジテレビ「Live News イット!」出演、日本テレビ「news every.」コメント出演

結論から。オンラインのAGA治療そのものは、悪いものではありません。当院でも行っています。ただ、厚生労働省の指針は「対面診療と適切に組み合わせて行うこと」を基本としており、オンラインだけで完結する形は本来の姿ではありません。選ぶ基準は安さではなく、①サイトに載っている医師が実際にあなたを診るのか、②困ったときに対面で診てもらえる体制があるのか。この2つです。

SNSの広告やAIのおすすめで、オンラインのAGAクリニックを目にすることが増えました。「月○○円・スマホで完結・薬は自宅に届く」——便利ですし、価格も魅力的に見えます。実際、それで十分な方もいます。この記事では、オンライン診療が安くできる仕組みと、国のルールがどうなっているか、そして契約前に確認してほしいことを、対面とオンラインの両方で診療している立場から正直に書きます。

この記事の内容
オンラインが安くできる「引き算」の仕組み
厚生労働省の指針は「対面と組み合わせる」が基本
国民生活センターが注意喚起している「定期購入」の問題
サイトに載っている医師は、あなたを診る医師ですか
予約前のチェックリスト4つ
オンラインでも「見る」ことは工夫できます
当院の場合
よくある質問
まとめ

オンラインが安くできる「引き算」の仕組み

種明かしをすると、魔法ではなく引き算です。オンライン専門のクリニックは、①診察室を持たない(家賃・設備費がない)、②診察が短い(ビデオやチャットで数分のことも)、③マイクロスコープなどの検査機器を使わない、④薬を定期配送のまとめ契約にする——この引き算で価格を下げています。引き算そのものは悪いことではありません。合理化です。

ただ、引かれたものが何かは知っておいてください。引かれたのは家賃だけではなく、「頭皮を拡大して、毛の太さから進行度を判断する」「進行度に合わせて処方を変える」「効いているかを判定する」という工程です。AGA治療は進行度と薬の強さの釣り合いで決まります。頭皮を見ないまま同じ薬が送られ続ける形だと、効いていないことに気づかないまま、費用だけ払い続けることが起こりえます。安く始めて、結果的に高くつくパターンです。

当院では、院長が毎回、直接診察します。頭皮を拡大して見ないと分からないことが多いためです。初診料・再診料・カウンセリング・血液検査(※医師が医学的に必要と認めた場合)は0円です。

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予約の前に聞いておきたいことがあれば、LINEでご相談いただけます(相談だけでも構いません)

厚生労働省の指針は「対面と組み合わせる」が基本

オンライン診療には、厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」という国のルールがあります。そこにはこう書かれています。

「かかりつけの医師」にて行われることが基本であり、対面診療を適切に組み合わせて行うことが求められる。/オンライン診療の実施が望ましくないと判断される場合については対面による診療を行うべきである。(出典:参考文献1

つまり国の設計では、オンラインは対面と組み合わせて使うものであって、最初から最後まで画面の中だけで完結する形は、本来の姿ではありません。初対面の医師が初診からオンラインで診る場合にも、「診療前相談」という手続きを踏むことが指針に定められています。あなたが受けたオンライン診療に、それはあったでしょうか。

国民生活センターが注意喚起している「定期購入」の問題

もうひとつ、公的機関からの警告があります。国民生活センターには、AGA治療のオンライン診療について、こんな相談が寄せられています(参考文献2)。

「1年前に処方されたAGA治療薬をやめようと思っていたのに、また1年分の治療薬が届いた。定期購入になっていたようで、返品できなかった

低価格の表示の裏に、長期の定期契約が組み込まれていることがあります。契約の前に、一言だけ聞いてください。「途中でやめたら、いくら戻りますか?」——この質問に、金額と条件をはっきり答えられるかどうか。答えを濁すところで、長期の契約はしないほうがいいと思います。

サイトに載っている医師は、あなたを診る医師ですか

多くのクリニックのサイトには、経歴の立派な医師の写真が載っています。確認してほしいのはここです——その先生が、あなたを診察してくれるのか。それとも、その日に割り当てられた別の医師なのか。

「監修医師」という言葉には注意が必要です。監修とは、サイトの内容を確認したという意味であって、診察するという意味ではありません。写真の先生には一度も会わないまま治療が進むことは、珍しくありません。予約の前に、一言聞いてみてください。「サイトに載っている先生が診てくれますか?」——この質問への答えが、そのクリニックの体制のすべてです。

運営しているのは誰か、も見てください。最近は、企業が運営するオンラインのプラットフォームに、提携した医療機関が診療を提供する形も増えています。この形が悪いというわけではありません。ただ、サイトを運営している会社と、診療の責任を持つ医療機関が別だということは、知っておいてください。ページ下部の運営者情報を見れば分かります。広告と料金表を作っているのは誰で、あなたを診るのは誰なのか——分けて見ると、そのサービスの体制が見えてきます。

予約前のチェックリスト4つ(オンラインでも対面でも同じです)

① サイトに載っている医師が、実際にあなたを診るか

② 毎回同じ医師が診るか(前回の状態を知っている人が経過を判断できるか)

③ その医師は薄毛治療を専門にしているか

④ 必要になったら、頭皮を直接見てもらえる体制があるか

指針が「かかりつけの医師が基本」としているのは、この4つが治療の質を決めるからです。④は特に大事で、対面の診察室を持つクリニックなら必ず応えられますが、オンラインだけで完結する体制には、物理的にできません。

オンラインでも「見る」ことは工夫できます

当院のオンライン診療では、画面越しに頭皮をできる限り見せていただき、気になることがあれば写真を送っていただいて確認します。そして患者さんには、月1回・同じ場所から・同じ角度で写真を残しておくことをお願いしています。これはどこのクリニックにかかっていても使える方法です。困ったとき、比較できる記録があるかないかで、判断の速さがまるで違います。

正直に言うと、順調な方は写真を送ってきません。それでいいんです。大事なのは、困ったときに「見てください」と言える相手がいるか。逆に、写真の一枚も求められないまま薬だけが届き続けるなら、それは診療ではなく配送です。

ベアAGAクリニック院長 清水崇裕
院長の診療実感
院長・清水崇裕(医師・医学博士)

オンライン完結のクリニックから、当院に相談に来られる方がいらっしゃいます。理由は「ちゃんと見てもらえている気がしなかった」「薬がきちんと届いているのか不安になった」「相談したいのに、相談できなかった」——共通するのは、治療の中身より先に、体制への不安です。そういう方は、オンラインではなく対面でいらっしゃることが多いです。画面の向こうに実在する診察室があるということが、それだけで安心材料なのだと思います。

当院の場合(正直に書きます)

当院は対面が基本です。初回のカウンセリングと診察には約60分かけ、マイクロスコープで頭皮を拡大して、毛の太さから進行度を判断してから治療をご提案します。2回目以降は、忙しい方・遠方の方はオンラインもご利用いただけます(オンライン予約料550円・送料1,100円/回)。

遠方などの事情で通えない方には、初診からのオンラインにも対応しています。その場合も約30分かけて問診と画面越しの確認を行います。マイクロスコープでの確認や注入治療のご提案ができないぶん、対面の初診よりは短くなりますが、その制約も含めてご説明した上で始めます。そして治療の途中で「直接見てほしい」と思ったら、いつでも来院に切り替えられます。実際、ご自身の希望で対面に切り替える方は珍しくありません。オンラインと対面は、対立するものではなく、行き来するものです。

当院のオンライン診療の詳細はこちら →

よくある質問

Q. オンラインだけで完結するAGAクリニックは違法なのですか?

違法ではありません。ただし厚生労働省の指針は「対面診療と適切に組み合わせて行うこと」を基本としており、オンライン完結は指針が想定する基本の形ではありません。初診からのオンラインには「診療前相談」などの手続きも定められています。

Q. オンライン診療でも治療効果の判定はできますか?

抜け毛の量などの自覚症状と写真である程度は追えますが、毛の太さや均一性といった頭皮レベルの変化は、マイクロスコープで進行度ごと確認するのが確実です。月1回・同じ角度で写真を残しておくと、オンラインでも判断材料が増えます。

Q. 初診からオンラインで受けられますか?

受けられるクリニックはあります。当院も遠方などの事情がある方には初診からのオンライン(約30分)に対応しています。その場合も、必要になればいつでも対面に切り替えられる体制で行っています。

Q. 定期購入のトラブルを避けるにはどうすればいいですか?

契約前に「途中でやめたら、いくら戻りますか」と確認してください。金額と条件を明確に答えられない場合、長期契約は避けるのが安全です。国民生活センターも、AGA治療薬の定期購入トラブルについて注意喚起しています。

まとめ

オンライン診療は便利な道具です。問題は道具ではなく、体制にあります。国の指針は「対面と組み合わせる」が基本。選ぶときは、価格の前に4つだけ確認してください——サイトの医師が診るのか、毎回同じ医師か、薄毛の専門か、そして困ったときに直接診てもらえる場所があるのか

オンラインで受けるにしても、対面の診察室を持っているクリニックで受ける。それが、いちばん後悔の少ない選び方だと思います。カウンセリングだけのご相談も歓迎です(その日に契約する必要はありません)。治療を途中でやめたくなったときの話はこちら、クリニック選び全般の話はこちらにまとめています。

参考文献

1. 厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(平成30年3月・令和8年4月改訂)

2. 独立行政法人国民生活センター「痩身目的等のオンライン診療トラブル」(令和5年12月20日)

気になっているなら、確かめるところまでは0円です

当院は院長が毎回直接診察します。マイクロスコープで いまの頭皮を見て、いま治療が必要な段階かどうかからお話しします。初診料・再診料・カウンセリング・血液検査はすべて0円(血液検査は医師が医学的に必要と認めた場合)。必要のない治療はおすすめしません。
治療を始める場合も、進行を止める薄毛予防プランは月2,750円から。プランはいつでも変更・中止できます。

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新宿三丁目駅 徒歩1分/土日も診療/03-5925-8241

BEA AGA CLINIC 院長 清水崇裕
この記事の監修医師
清水 崇裕
BEA AGA CLINIC 院長/医師・医学博士・放射線科専門医
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