日本テレビ「DayDay.」・フジテレビ「Live News イット!」出演、日本テレビ「news every.」コメント出演
デュタステリドは、AGA(男性型脱毛症)の治療において強力な効果を発揮する薬剤として注目されています。フィナステリドに続く発毛剤として、特に進行した脱毛症に対して高い効果を期待することができます。
デュタステリドの効果が現れるまでの期間は個人差がありますが、通常は数ヶ月で変化を実感することができます。しかし、効果を感じるまでの時間や、発毛の進捗には個人差があるため、効果が現れるまでの経過をしっかりと見守ることが大切です。
本記事では、臨床試験で分かっていることをもとに、効果が現れない場合の原因や、副作用についても触れていき、デュタステリドの使用を検討している方々の不安を解消し、安心して治療を進めるための手助けを行います。
ベアAGAクリニックでは、院長による個別の診断と治療計画を提供しており、デュタステリドを含む最新の治療法を取り入れています。AGAの進行を食い止め、理想的な発毛環境を作り出すために、最適な治療法を一緒に見つけることができます。
AGA治療に関して不安や疑問がある方は、無料カウンセリングを受けて、院長と直接相談することができます。まずは気軽にご予約ください。
この記事の結論
デュタステリドは、抜け毛の原因物質DHTを作る酵素(5αリダクターゼ)をI型・II型の両方で抑える「進行を止める」薬です。フィナステリドで効果が不十分な場合の選択肢になりますが、毛を生やす薬ではないため、増やしたい場合はミノキシジルとの併用が基本です。効果の実感には最低3〜6ヶ月かかります。
院長の診療実感
フィナステリドで足りなかった方にデュタステリドへ切り替えるのには、理由があります。
フィナステリドが抑えるのは2型の5αリダクターゼだけですが、デュタステリドは1型と2型の両方を抑えます。そして頭皮で優位に働いているのは1型です。デュタステリドは、フィナステリドに比べて2型を約3倍、1型を約100倍強く抑えます。
前頭部は、影響を受けにくい後頭部と比べて5αリダクターゼの活性が約4倍あり、1型・2型ともに約40%多いことが分かっています。当院の実績としても、頭頂部・前頭部ともにデュタステリドへ切り替えたあとのほうが経過は良好です。
ただし生え際(こめかみ側)の後退が戻ることは稀で、そこは正直にお伝えしています。
院長・清水崇裕(医師・医学博士)
参考:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」/頭皮における5α還元酵素アイソザイムの分布・活性に関する報告
デュタステリドの効果とは?フィナステリドとの違い

デュタステリドは、DHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンを抑制することで、脱毛を防ぐ働きがあります。
特に、フィナステリドと比較すると、より強力にDHTの生成を抑制し、AGAの進行を遅らせる効果があります。
デュタステリドの働き
デュタステリドは、5αリダクターゼという酵素の両タイプ(I型とII型)を抑制するため、DHTの生成が大幅に減少し、脱毛が抑えられます。
フィナステリドがII型リダクターゼにのみ作用するのに対し、デュタステリドはI型にも作用するため、より強力な発毛効果が期待できます。
| 項目 | デュタステリド | フィナステリド |
|---|---|---|
| 抑制する5αリダクターゼ | I型とII型 | II型のみ |
| 効果の強さ | 強い | やや弱い |
| 副作用の可能性 | 若干高い | 低い |
デュタステリドの効果はいつから実感できる?

デュタステリドの効果が現れるまでの期間は個人差がありますが、一般的には使用開始から3か月〜6か月の間に発毛効果が見られ始めると言われています。しかし、完全な効果を実感するまでには、少なくとも1年程度の継続使用が必要です。
使用開始からの効果の変化
- 1〜3か月:初期脱毛が見られることがあります。これは、デュタステリドが毛根を刺激し、休止期の毛が一時的に抜け落ちるためです。
- 3〜6か月:新しい毛が生え始め、髪の密度が少しずつ改善される時期です。
- 6か月以降:髪の密度が増加し、薄毛が目立たなくなってきます。
デュタステリドの効果が出ない場合の対策

デュタステリドの効果が期待できるものの、効果が現れないケースもあり、主にAGAの進行度や個々の体質が影響しています。
効果が出ない原因
- 進行したAGA:毛根が完全に機能しなくなっている場合、デュタステリドの効果は期待できないため、他の治療法(植毛など)を検討する必要があります。
- 正しい使用方法の欠如:推奨される服用方法を守っていない場合、効果が出にくいことがあります。定期的な服用が必要です。
- ストレスや栄養不足:生活習慣やストレスも薄毛に影響を与えるため、改善することも重要です。
デュタステリドの効果写真で見るビフォーアフター

デュタステリドの使用によってどのような効果が得られるのか、実際の写真で確認することができます。
ビフォーアフターの比較により、髪の密度や髪質の改善が視覚的にわかります。
| 項目 | ビフォー | アフター |
|---|---|---|
| 前髪の生え際 | 薄毛が進行し、頭皮が透けて見える | 髪が再生し、密度が増している |
| 頭頂部 | 髪の密度が低く、頭皮が露出している | 髪が増え、頭皮が目立たなくなっている |
ベアAGAクリニックの公式サイトでは、実際にAGA施術を受けた方の症例写真を確認できるため、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
デュタステリドをやめたらどうなる?

デュタステリドを長期間使用して効果を実感している人も多いですが、使用を中断した場合には再びAGAの進行が始まる可能性があります。
デュタステリドをやめた後の影響
デュタステリドの服用をやめると、DHTの抑制が解除され、再び髪が抜け始めることがあります。特に、AGAが進行している場合は、再び抜け毛が増加し、数ヶ月以内に元の状態に戻ることが多いです。
デュタステリドの副作用について知っておくべきこと

デュタステリドには効果的な発毛効果がありますが、副作用が出る可能性もあります。特に、長期間使用することで、副作用のリスクが高まることがあるため、注意が必要です。
主な副作用
- 性欲減退:DHTを抑制することで、男性ホルモンのバランスが崩れ、性欲が低下することがあります。
- 勃起不全:長期間の使用で、ED(勃起不全)が発症する可能性があります。
- 精液量の減少:精液の分泌量が減少することがありますが、使用を中断すると回復します。
| 副作用 | 頻度 |
|---|---|
| 性欲減退 | 2〜3% |
| 勃起不全 | 1〜2% |
| 精液量の減少 | 1〜2% |
デュタステリドの効果はどれくらい続くのか?長期間の使用について

デュタステリドの効果は、長期間使用することで持続します。服用をやめた場合、効果が徐々に減少し、髪の成長が再び止まる可能性があるため、医師と相談しながら、継続的に服用することが推奨されます。
効果を持続させるためのポイント
- 毎日の服用を守る:デュタステリドは、継続的に服用することで効果を発揮します。中断せずに服用を続けることが重要です。
- 頭皮ケアとの併用:頭皮環境を整えることで、デュタステリドの効果を最大限に引き出すことができます。適切なシャンプーや保湿ケアを行いましょう。
- ストレス管理:ストレスは髪に悪影響を与えるため、日常生活でのストレス管理も重要です。
デュタステリドだけで十分?他の治療法との併用も検討しよう

デュタステリドは強力な効果を持つ薬ですが、効果を最大限に引き出すためには、他の治療法との併用も検討することが重要です。
フィナステリドとの併用
フィナステリドとデュタステリドは両方ともDHTの生成を抑制するため、AGA治療に効果的ですが、通常は併用されることはありません。
それぞれが同じ作用機序で働くため、重複して服用しても効果が向上するわけではなく、副作用のリスクを高める可能性があります。したがって、いずれか一方の薬を選び、適切に服用することが推奨されます。
ミノキシジルとの併用
デュタステリドとミノキシジルは異なるメカニズムで作用します。デュタステリドはDHTを抑制して脱毛を防ぎ、ミノキシジルは血流を促進して毛根を刺激し、髪の成長を促進します。
両方を併用することで、より強力な効果が期待できます。デュタステリドが髪の成長環境を整え、ミノキシジルが髪の成長をサポートするため、併用は有効な選択肢です。
デュタステリドとフィナステリドの効果を比較

デュタステリドとフィナステリドは、どちらもAGA治療に効果的ですが、効果や副作用には違いがあります。
以下の表で、デュタステリドとフィナステリドの違いを比較してみましょう。
| 項目 | デュタステリド | フィナステリド |
|---|---|---|
| DHT抑制効果 | 約92% | 約73% |
| 抑制する5αリダクターゼの型 | I型・II型 | II型のみ |
| 発毛効果 | 高い | 中程度 |
| 副作用 | 性欲減退や勃起不全のリスクがやや高い | デュタステリドに比べると低い |
デュタステリドの方が広範囲に効果を発揮する一方で、フィナステリドは副作用のリスクが比較的低いとされています。
どちらを使用するかは、AGAの進行度や副作用に対する耐性によって選ぶと良いでしょう。
デュタステリドの発毛効果:試験で分かっていること

デュタステリドの発毛効果は、複数の臨床試験で確認されています。とくに頭頂部で毛髪数の増加が示されており、生え際についても5αリダクターゼの型の違いから有利と考えられています。
研究結果によるデュタステリドの効果
デュタステリドの発毛効果に関する研究では、以下のような結果が報告されています。
- 頭頂部の毛髪数:153人を対象にした6か月間の二重盲検試験で、デュタステリド0.5mgを飲んだ方は1平方センチあたり12.2本の増加でした。飲まなかった方(プラセボ)は4.7本の増加です。出典:参考文献1(Eun HC ほか, 2010)
- DHTを抑える強さ:血中のDHTをデュタステリド0.5mgは約92%、フィナステリド5mgは約73%抑えます(416人・24週間)。出典:参考文献2(Olsen EA ほか, 2006)
効果が見えるまでの期間
飲み始めて数か月は変化を感じにくいのが普通です。髪には周期があり、抜けにくい状態に戻していく時間が先に必要だからです。
目安として6か月で判断し、そこから1年、2年と続けるほど結果は上がっていきます。フィナステリドの国内試験では、写真判定で軽度改善以上だった方が48週で58%、2年で68%、3年で78%と増えていきました。デュタステリドも、短期で判断せず続けることが前提の薬です。
デュタステリドの効果はいつから?具体的な期間について

デュタステリドの効果が現れるまでの期間は個人差がありますが、一般的に3〜6か月程度の継続使用が推奨されます。完全な効果を感じるまでには、少なくとも1年程度の使用が必要です。
効果の段階的な変化
- 1〜2か月:初期脱毛が起こることがあります。これは、新しい毛が生えてくるために、古い毛が抜け落ちる現象です。
- 3〜6か月:新しい髪が生え始め、髪の密度が徐々に増加してきます。
- 1年以降:髪が太くなり、抜け毛が少なくなっていることを実感できるようになります。
デュタステリドだけで十分?他の治療法との併用の考え方

デュタステリドは強力なAGA治療薬ですが、他の治療法と併用することで、より高い効果が期待できます。例えば、ミノキシジルや生活習慣の改善と組み合わせることで、薄毛改善効果をさらに高めることができます。
ミノキシジルとの併用のメリット
ミノキシジルは、デュタステリドと異なる作用機序で髪の成長を促進します。
デュタステリドがDHTの抑制を行う一方で、ミノキシジルは血流を促進し、髪の成長環境を整えるため、併用により髪の密度を大幅に改善できる可能性が高まります。
まとめ:デュタステリドの効果と安全な使用方法を踏まえ、AGA治療を始めよう

デュタステリドは、フィナステリドに比べて強力なAGA治療薬として、多くの男性に支持されています。特に、進行した薄毛にも効果が期待でき、髪の密度や質を改善することができます。
しかし、副作用や効果の出方には個人差があり、正しい使用方法と医師の指導のもとでの服用が重要です。
デュタステリドの効果がないと感じた場合でも、焦らずに継続して服用することが推奨されます。デュタステリドを最大限に活用するためには、頭皮ケアや生活習慣の改善も併せて行うことが効果的です。
ベアAGAクリニックでは、延べ診療数5万件以上(当院調べ)の院長が診察や施術を行います。カウンセリングは無料で受けられるため、デュタステリドに関する相談を気軽に行ってみてください。
※「5万件以上」は延べ診療数です(当院調べ)。
参考文献
- Eun HC, Kwon OS, Yeon JH, et al. Efficacy, safety, and tolerability of dutasteride 0.5 mg once daily in male patients with male pattern hair loss: A randomized, double-blind, placebo-controlled, phase III study. J Am Acad Dermatol. 2010;63(2):252-258. doi:10.1016/j.jaad.2009.09.018
- Olsen EA, Hordinsky M, Whiting D, et al. The importance of dual 5α-reductase inhibition in the treatment of male pattern hair loss. J Am Acad Dermatol. 2006;55(6):1014-1023. doi:10.1016/j.jaad.2006.05.007
本文中の数値は上記の資料にもとづいています。リンク先は当院が管理するものではありません。
当院で行っている治療について
内服薬・外用薬・発毛メソセラピー・低出力レーザー治療(LLLT)の4つです。植毛は行っておりません。土台になるのは内服と外用で、メソセラピーはその効果を高める位置づけです。
植毛を否定しているわけではありません。薬では難しい部分や、もともと毛が生える場所ではないところには、植毛が向いていると考えています。ただしすべてがうまくいくわけではなく、植毛のあとも内服薬などのお薬が必要になる方が多いです。当院にも植毛後に通院を続けている方がいらっしゃいます。投薬はどうせやることになるのですから、まず投薬で戻して、それでもどうしても生えないところに植毛する——という順番が現実的だと考えています。
どの治療が合うかは進行の度合いによって変わります。マイクロスコープで頭皮を見たうえで、率直にお伝えします。



