日本テレビ「DayDay.」・フジテレビ「Live News イット!」出演、日本テレビ「news every.」コメント出演
「シャンプーのたびに、排水口の髪が明らかに増えた」
「枕についた抜け毛の量に、秋になってからぎょっとしている」
秋の抜け毛について、新宿でAGA治療を行う医師がご説明します。
秋に抜け毛が増える3つの理由
秋の抜け毛には、重なり合う3つの背景があります。
ひとつめは髪そのもののリズムです。髪には成長期・退行期・休止期という周期があり、休止期に入った毛はいずれ抜け落ちます。この休止期に入る毛が、ある時期にまとまって増えることがあり、医学的には休止期脱毛と呼ばれます。秋の抜け毛の多くはこれにあたります。
ふたつめが夏に受けたダメージの持ち越しです。紫外線を浴びた頭皮、汗と皮脂で乱れた毛穴、食欲が落ちて偏った栄養、寝苦しさで削られた睡眠。これらはその日のうちに抜け毛になるのではなく、髪の生え変わりの周期を一巡してから、数ヶ月遅れて表に出てきます。夏の過ごし方と対策は夏の抜け毛がひどい男性への解説記事で詳しくお話ししています。
みっつめが寒暖差です。朝晩と日中の気温差が大きい時期は、体が体温を保とうとして負担がかかります。血のめぐりが落ちれば、髪に届く栄養も届きにくくなります。四季それぞれの傾向は季節の変わり目と抜け毛の記事にまとめました。
当院では、院長が毎回、直接診察します。頭皮を拡大して見ないと分からないことが多いためです。初診料・再診料・カウンセリング・血液検査(※医師が医学的に必要と認めた場合)は0円です。
予約の前に聞いておきたいことがあれば、LINEでご相談いただけます(相談だけでも構いません)
1日に何本抜けたら「多い」のでしょうか?
健康な方でも、1日に50本から100本の抜け毛は正常の範囲です。秋はこれが一時的に増え、シャンプーのときや枕元で目立つようになります。ただ、実際に数えられる方はほとんどいませんし、数えても答えは出ません。
見ていただきたいのは本数ではなく、抜けた毛の状態です。ほかの髪と同じ太さ・長さの毛が抜けているなら、寿命を迎えた毛が生え変わっているだけです。一方、明らかに細い毛や短い毛が目立つときは、育ちきる前に抜けている毛が増えているということで、季節以外の原因を考える必要があります。ヘアサイクルそのものについてはヘアサイクルは戻るのかの記事をご覧ください。
秋の抜け毛はいつまで続くのでしょうか?
季節性のものであれば、1〜2ヶ月ほどでピークを越え、そのあとは自然に落ち着いていきます。9月から10月にかけていちばん多く、11月の後半から12月にはおさまってきた、という経過をたどる方が一般的です。特別なことをしなくても回復していきますので、この時期にあわてて高価なケアを追加する必要はありません。
注意していただきたいのは、冬になっても抜け毛が減らない場合です。「秋のせい」と思って過ごしているあいだに、実は別の原因が進んでいたということがあります。年末を過ぎても変わらないかどうかが、ひとつの区切りだとお考えください。
「季節のせい」だけで、困るほど抜ける方はほとんどいません
正直にお伝えします。抜け毛が増えたとご相談に来られた方に、「季節のせいですから様子を見ましょう」とお伝えすることは、ほとんどありません。
理由は2つあります。ひとつは、純粋に季節だけで、ご本人が困るほど抜けることは実際にはまれだからです。わざわざクリニックを探して来られるほど抜けているのなら、それは季節の範囲を超えていることが多いのです。
もうひとつは、そこまで抜けている場合、背景にAGAがあることがほとんどだからです。季節はきっかけを与えているだけで、実際に進行させているのは別の要因、というのが診察での実感です。
ですから私が見ているのは、抜け毛の本数ではありません。AGAに特有の場所——生え際とつむじ——が進んでいるかどうかです。ここが進んでいれば、季節に関係なく治療を考える段階だとお伝えします。
これはやむを得ないことなのですが、多くの方は、ご自身の知識の範囲でAGAを「季節のせい」「ストレスのせい」に当てはめてしまいます。そう考えたほうが安心できるからです。ただ、そう思っている間もAGAは進みます。「毎年この時期に増えるだけ」と何年も思っていた方が、実は少しずつ進んでいた——これは本当によくあることです。
季節のせいか、AGAか。見きわめるときに見ているところ
季節性の抜け毛と、進行するAGAでは、抜け方と経過が違います。診察のときに私が見ているのは、次のようなところです。
| 見ているところ | 季節性の抜け毛 | AGAが疑われるとき |
|---|---|---|
| 抜ける場所 | 頭全体からまんべんなく抜ける | 生え際やつむじなど、決まった場所の地肌が目立ってくる |
| 抜けた毛の質 | 太さも長さも普通の毛が中心 | 細く短い毛が増える(育ちきる前に抜けている) |
| 経過 | 1〜2ヶ月でピークを越えて戻る | 冬になっても減らず、少しずつ進む |
| 毎年の繰り返し | 同じ時期に増えて、同じように戻る | 年を追うごとに戻りが悪くなる |
右側に心当たりがある場合は、季節を理由にせず一度確かめておかれると安心です。ご自身で見るときは、いまの生え際とつむじを写真に残しておくのがおすすめです。同じ場所、同じ明るさで、1ヶ月後にもう一度撮って見比べてみてください。記憶だけで比べると、不安な気持ちのぶんだけ悪く見えてしまいます。生え際の後退の見分け方は生え際のはげは回復できるのかの記事にまとめています。
治療中の方へ — 初期脱毛と秋の抜け毛が重なる時期です
すでに治療を始めている方から、この季節にとくに多くいただくご質問があります。「治療を始めたのに抜け毛が増えた」というものです。
治療の開始からしばらくのあいだに一時的に抜け毛が増えることがあり、これを初期脱毛といいます。休んでいた毛包が動き出す過程で古い毛が押し出されるもので、多くは1〜2ヶ月で落ち着きます。これが秋と重なると量が二重に見えるため、不安が大きくなります。
初期脱毛なのか、季節性なのか、それとも効果が出ていないのか。ご自身で見分けるのは難しいところですので、自己判断でお薬をやめてしまう前に、必ずご相談ください。いちばんもったいないのは、あと少しで効果が見えてくるところで治療を中断してしまうことです。
この秋、していただきたいこと
洗うのは夜の1回で十分です。指の腹を使って髪ではなく頭皮そのものを洗い、泡が残らないところまでしっかり流してください。洗いすぎると必要な皮脂まで落ちて、かえって乾燥します。洗ったあとは必ずドライヤーで根元から乾かしてください。濡れた頭皮のまま眠るのは、いちばん避けていただきたい習慣です。
暖房を使い始める時期になると、頭皮も一緒に乾いていきます。室内の湿度は50%前後を目安にしてください。食事は、髪の材料になるタンパク質と、亜鉛、鉄を切らさないこと。肉・魚・卵・大豆を意識して選んでいただければ十分です。
そして睡眠と入浴です。湯船で体を温めて血のめぐりを戻し、寝る前のスマートフォンを少し減らして眠りの質を守る。地味ですが、髪にはこれがいちばん効きます。生活習慣と薄毛の関係はAGAは生活習慣で治るのかの記事に、ストレスとの関係はストレスが原因でAGAは発症するのかの記事にまとめています。
こんなときは、一度ご相談ください

秋に「抜け毛が増えた」と来院される方で、季節だけが原因だった方は、実はほとんどいません。わざわざ受診しようと思うほど抜けるのは、季節性の範囲では難しいからです。私が受診の目安にしているのは3つです。抜け毛の増加が1ヶ月を超えて続いている。1日の抜け毛が100本を超えている。頭頂部や前頭部が多く抜けている。とくに3つ目の「場所」が決め手で、季節性は頭全体から均等に抜けますが、AGAは頭頂部と前頭部に偏ります。ひとつでも当てはまれば、季節を理由にせず一度確かめておいてください。
冬になっても抜け毛が明らかに多いままのとき。生え際やつむじなど、決まった場所の地肌が目立ってきたとき。抜けた毛に細く短いものが増えてきたとき。ご家族に薄毛の方がいて気になっているとき。そして、毎年繰り返すうちに戻り方が悪くなってきたと感じるときです。
当院では、問診とマイクロスコープによる頭皮チェックで、季節性の抜け毛かAGAかを見きわめてから、必要な場合だけ治療をご提案しています。カウンセリングは無料で、初診料も再診料もいただいておりません。その日のうちにお決めいただく必要はありませんし、無理にお勧めすることもありません。お話を聞いて帰られるだけでも構いません。費用が気になる方はAGA治療の費用の記事、クリニック選びで迷われている方はAGAクリニックの選び方の記事もご覧ください。
よくあるご質問
秋の抜け毛はいつまで続きますか?
季節性のものであれば1〜2ヶ月ほどでピークを越え、自然に落ち着いていきます。9月から10月にかけていちばん多く、11月後半から12月にはおさまってくるのが一般的です。冬になっても減らない場合は、季節以外の原因を考える必要があります。
治療中に抜け毛が増えたのですがやめたほうがよいですか?
自己判断で中断されるのはおすすめしません。治療開始からしばらくは初期脱毛で一時的に増えることがあり、それが秋と重なると量が二重に見えます。判断が難しいところですので、やめる前に一度ご相談ください。
秋以外にも抜け毛が増える季節はありますか?
季節の変わり目、とくに春先や夏の終わりにも増えることがあります。ただ、多くの方がもっとも実感されるのは秋です。どの季節であっても、1〜2ヶ月で落ち着くかどうかが様子見の目安になります。
シャンプーを変えれば抜け毛は減りますか?
シャンプーは頭皮の環境を整えるためのもので、抜け毛の原因そのものに働きかけるものではありません。洗い方を見直すことには意味がありますが、何度変えても抜け毛が続くようであれば、原因を見きわめるほうが先だとお考えください。
20代でも秋の抜け毛からAGAということはありますか?
あります。AGAは早い方では10代の後半から20代で始まります。秋だからと思っていた抜け毛が、実はAGAの始まりだったというケースはめずらしくありません。若い時期ほど残っている髪が多く、打てる手も多くなりますので、気になったときにお越しいただくのがよいと思います。
帽子をかぶると抜け毛が増えますか?
帽子そのものが抜け毛の原因になることはありません。むしろ紫外線から頭皮を守る役に立ちます。気をつけていただきたいのは蒸れです。長時間かぶった日は、その日のうちに洗い流してください。
治療中に抜け毛が増えたのですが、やめたほうがよいですか?
自己判断で中断されるのはおすすめしません。治療開始からしばらくは初期脱毛で一時的に増えることがあり、それが秋と重なると量が二重に見えます。判断が難しいところですので、やめる前に一度ご相談ください。
なお、季節を問わず「急に抜け毛が増えた」と感じる場合の見分け方(きっかけのある休止期脱毛か、AGAか)は、急に抜け毛が増えた男性の記事にまとめています。
Q. 秋の抜け毛で、受診したほうがいい目安はありますか?
3つあります。抜け毛の増加が1ヶ月を超えて続く、1日の抜け毛が100本を超える、頭頂部や前頭部が多く抜ける、です。季節性の抜け毛は頭全体から均等に抜けて1〜2ヶ月で落ち着きますが、AGAは頭頂部・前頭部に偏って続きます。ひとつでも当てはまれば、季節を理由にせず一度ご相談ください。
まとめ
秋は1年でもっとも抜け毛が増えやすい季節です。原因は、髪の生え変わりのリズムに夏のダメージと寒暖差が重なることで、その多くは休止期脱毛と呼ばれる一時的なものです。1〜2ヶ月でピークを越え、冬に向かって落ち着いていきます。
見きわめの目安は、冬になっても続くかどうか、抜けた毛に細く短いものが混じっていないか、生え際やつむじなど決まった場所が薄くなっていないか、そして毎年の戻り方が悪くなっていないかの4つです。ひとつでも当てはまるようでしたら、確かめるためだけにお越しいただいて構いません。
AGAは進行性で、様子を見ているあいだにも進みます。毎年の秋を不安なまま見送るより、一度はっきりさせてしまったほうが、ずっと気持ちが楽になります。
※女性の秋の抜け毛は、産後や更年期といったホルモンの変化と重なることも多いため、女性の秋の抜け毛の解説記事で別にお話ししています。
AGAは進行性 — 「様子見」の間にも少しずつ進みます
自己流の対策を続ける前に、まず原因と進行度を確かめませんか。あわせて読みたい記事:

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