この記事の監修: 清水 崇裕(医師・医学博士・放射線科専門医/ベアAGAクリニック院長)
日本テレビ「DayDay.」「news every.」、フジテレビ「Live News イット!」ほか出演・取材協力
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この記事の結論
肝機能があまり良くなくても、数値が異常に高すぎなければAGA治療は可能です。AGA治療薬(フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジル)は肝臓で代謝されるため、治療中は肝機能を追いながら進め、悪化が見られれば内服は中止します。外用ミノキシジルは血中に移行する成分が少ないため、肝機能障害のある方にも使いやすい選択肢です。
Q:肝機能があまり良くないのですがAGA治療は可能ですか?
A:AGA治療薬であるフィナステリドやミノキシジル、デュタステリドは肝臓で代謝するお薬ですので肝臓に負担をかける可能性があります。治療の可否については肝機能の数値が異常に高すぎなければ治療可能です。もちろん肝機能障害の原因となっている疾患や全身状態に治療が可能かは変わります。治療を開始する場合もしっかりと採血検査で肝機能を追っていく必要があります。治療開始後に肝機能増悪が見られれば内服薬は中止となる可能性があります。逆に外用のミノキシジル等であれば血中に移行する成分は内服薬より少ないので肝機能障害の場合も使いやすいです。
院長の診療実感
AGA治療薬で肝臓が悪くなるのではないか、と心配される方は多いのですが、実際に肝機能の数値が良くない方を診ていると、その原因は薬ではないことがほとんどです。
正直に申し上げると、お酒による肝障害のほうが、薬が原因の肝障害よりずっと多いというのが実感です。フィナステリドやデュタステリドによる肝機能障害は極めて稀で、報告がゼロではないという程度のものです。
ですので、肝機能の数値が異常に高すぎなければ、治療は可能です。心配される方には、むしろお酒の量のほうをお伺いしています。
院長・清水崇裕(医師・医学博士)



