AGA治療の費用相場はいくらか解説｜安く抑える方法も紹介

薄毛に悩まされている男性は多いですが、男性の薄毛の大半を占める原因がAGA（男性型脱毛症）とされています。

AGAは進行型の脱毛症であり、成人男性のおよそ3分の1が発症するともいわれています。そのため、適切な治療を受けない限り、AGAによる薄毛はゆっくりと確実に進行することが特徴です。

AGAを始めとした審美目的の治療には、原則として保険が適用されず、進行型のAGAは完治することがないため、長期の治療により多額の治療費がかかるイメージを持つ方もいるでしょう。

本記事ではAGA治療の費用相場やAGAクリニックの選び方、および治療費を抑える方法について解説しています。

AGA治療の費用相場

AGA治療の費用相場について紹介します。AGA治療には、主に次のような費用が掛かります。

初診代・再診代
血液検査などの検査代
薬代

それぞれについて解説します。

初診代・再診代

まず、一般的なAGAクリニックの初診代・再診代とベアAGAクリニックとの違いについて紹介します。

	一般的なAGAクリニック	ベアAGAクリニック
初診代	無料～5,000円程度	無料
再診代	3,000円～10,000円程度	無料

一般的な病院にかかった場合と同じく、AGAクリニックを受診した場合、初診代や再診代が必要です。ただし、AGAに関しては治療費がクリニックごとに異なります。

一般的なAGAクリニックの多くで初診代が無料となっていますが、中には5,000円程度必要な治療院もあります。再診代はおよそ3,000円～10,000円が目安となっています。

血液検査などの検査代

クリニックにおける検査代の目安は以下の通りです。

	一般的なAGAクリニック	ベアAGAクリニック
血液検査	無料～10,000円程度	無料
マイクロスコープ検査	無料	無料
遺伝子検査	10,000円～20,000円	実施せず

AGA治療を開始するにあたり、血液検査を始めとしたさまざまな検査が行われます。

血液検査は薄毛の原因がAGAかどうか、AGA治療薬を受け入れられる体質かかどうかを判断するために実施します。

AGAクリニックの多くで無料カウンセリングを行っていますが、AGA治療前の血液検査に関しては無料もしくは10,000円程度かかることが一般的です。マイクロスコープによる検査は無料で行っている治療院が多いです。

薬代

AGA治療に必要となる薬代の目安を紹介します。

治療薬・治療法	治療目的	一般的なAGAクリニック	ベアAGAクリニック
フィナステリド内服薬	抜け毛の予防・育毛	3,000円～8,000円	2,750円
フィナステリド内服薬+ミノキシジル内服薬	発毛	11,000円～20,000円	11,000円
フィナステリド内服薬+ミノキシジル内服薬+デュタステリド内服薬+ミノキシジル外用薬	より積極的な発毛	20,000円～50,000円	33,000円

フィナステリド内服薬やデュタステリド内服薬は、5αリダクターゼの産生を阻害して抜け毛を減らす効果が期待されています。

ミノキシジルには血管を拡張し、血液の循環を促すはたらきや、発毛シグナルを促進するはたらきが期待されています。

そのため、発毛目的の治療を行う場合は、フィナステリド内服薬とミノキシジル、およびデュタステリド内服薬とミノキシジルを併用するのが一般的です。

ミノキシジルには外用薬と内服薬があり、外用薬のみ厚生労働省によって認可を受けています。

AGA治療に間接的にかかる費用

AGA治療にかかる費用は、初診料や再診料、検査代、薬代だけではありません。それ以外にも交通費や駐車場代などがかかる場合もあります。特に地方など近くにAGAクリニックがない場合、通院のたびに交通費や駐車場代が必要となります。

AGAの治療自体は皮膚科でも受けられますが、皮膚科医は必ずしもAGAを専門としていないため、AGAクリニックを受診することがおすすめです。近くにAGAクリニックがない場合、オンラインで治療を受けることもできます。

AGA治療の費用は自由診療のため保険適用されない

AGAは自由診療のため、健康保険が適用されません。そのため、診察料や初診料、検査料、薬代などは全額自己負担です。

また、AGAの治療にかかった費用や薬代は、所得税法上の医療費にはあたりません。そのため、いくらAGA治療にお金がかかったとしても、医療費控除を受けることもできません。

保険適用や医療費控除が受けられないのは、AGA治療を続けていくうえで最大のデメリットと言えます。しかし、AGA治療の費用を少しでも安く抑えられる方法もあるため参考にしてみてください。

AGA治療の費用を安く抑える方法

AGA治療には保険が適用されず、医療費控除も受けられないため、少しでも費用を安く抑えることが治療を継続するために重要なポイントです。AGA治療の費用を安く抑える方法としては、以下のような例があげられます。

AGAの疑いがでたらすぐにAGA治療を開始する
AGAクリニックのオンライン診療を利用する
AGA治療薬はジェネリック医薬品を使用する
AGA治療を一生続けずにやめどきを医師と相談しておく

それぞれについて解説します。

AGAの疑いがでたらすぐにAGA治療を開始する

AGA治療の費用を安く抑える方法の1つが、AGAの疑いがでたらすぐにAGA治療を開始することです。AGAは進行型の脱毛症のため、治療を始めるのが遅くなればなるほど、治療の効果がなかなか実感できず、症状の回復も遅くなる傾向にあります。

症状の回復が遅ければ、それだけ治療に要する期間が長くなるため、余計に費用が必要となります。そのため、AGAの発症が疑われる場合、できるだけ早めにAGAクリニックに相談することがおすすめです。
参考：AGAが「発症したら終わり」といわれる理由を解説

AGAクリニックのオンライン診療を利用する

AGAクリニックのオンライン診療を利用することもAGA治療の費用を安く抑える方法の1つです。AGA治療に要する費用には、初診料や再診料・検査代・薬代などのほかにクリニックへ通う交通費や駐車料金なども含まれます。

AGAクリニックのオンライン診療を利用した場合、通院するための交通費や駐車料金を節約できます。

オンラインの場合はクリニックを運営するには多額の人件費や家賃などの経費を節減できます。そのため、通常の診察より費用が抑えられることも多いです。
参考：AGAのオンライン診療のデメリットを解説

AGA治療薬はジェネリック医薬品を使用する

AGA治療の費用を安く抑える方法として、AGA治療薬はジェネリック医薬品を使用することもあげられます。ジェネリックは先発医薬品に対する後発医薬品のことで、研究開発に要する費用が抑えられるため、先発医薬品よりも安価な点がメリットです。

有効成分自体は先発医薬品と同じものが含まれているため、先発医薬品と同程度の治療効果を期待できます。AGAクリニックの多くがジェネリックも利用しているため、治療を受けた際に、ジェネリックを利用したいと医師に伝えると良いでしょう。

AGA治療を一生続けずにやめどきを医師と相談しておく

AGA治療を一生続けずに、やめどきを医師と相談しておくと、望まないAGA治療の費用を抑えることができます。AGAは進行型の脱毛症のため、原則として完治することがありません。そのため、基本的にはある程度の期間、AGA治療を継続することがおすすめです。

ただ、治療を始める際に自分なりの目標ラインを決めておくことで、治療薬を減らしたり、通院頻度を落としたりして、費用を安く抑えることが可能です。

また、ある程度の発毛効果が見られた場合や、周りにも薄毛の方が増える年齢になった場合、AGA治療の中止を検討することもあるでしょう。いずれにせよ自分の判断だけで決めずに、医師に相談することが重要です。

AGA治療を開始する場合は最低でも1年分の治療費用を準備することがおすすめ

AGA治療を開始する場合、最低でも1年分の治療費用を準備することがおすすめです。AGA治療を始めたからと言って、髪の毛が生えてくるようなことはありません。

治療薬によって抜け毛が抑制され、ヘアサイクル（髪の毛が生え替わる周期）が正常化するまでに一定の期間が必要です。

AGA治療の効果が実感できない場合に自分の判断で投薬治療を途中でやめてしまうと、再びAGAの進行が始まります。その場合、また始めから治療をやり直さなくてはいけません。そのため、最低でも1年間はAGA治療を継続する必要があることを覚えておきましょう。

自力でのAGA治療は費用がかさむことが多いためおすすめしない

薄毛に悩まれている方の中には、通販や個人輸入でAGA治療薬を購入し、改善を試みる方もいます。

しかし、海外製の治療薬には粗悪品や偽物も混じっており、効果が得られないことも多いため自力でAGAを治そうとすることはおすすめしません。

そもそも、AGAクリニックで検査を受けてみないことには、薄毛がAGAによるものかどうかもわかりません。

自己判断で海外製の治療薬を服用し、効果がでないからとクリニックに通い始めた場合、その分の治療費が無駄になります。そのため、最初からAGAクリニックを受診して、適切な治療を行うことがおすすめです。

AGA治療を途中でやめるとそれまでの費用が無駄になることがある

治療を途中でやめると、それまでAGA治療にかけた費用が無駄になり後悔することもあります。AGAは進行型の脱毛症のため、治療をやめた場合、再び薄毛が進行し始めます。

慌てて治療を再開したとしても、すぐに元の状態までの回復は期待できません。

AGA治療によって発毛が見られたとしても、自分の判断で治療薬の服用を中止せずに医師に相談することが重要です。場合によっては、治療薬の変更や減薬などをして治療費を抑えることもできます。

AGA治療にて費用を無駄にしないためのAGAクリニックを選ぶポイント

AGA治療にて費用を無駄にしないための、AGAクリニックを選ぶポイントは以下の3点です。

AGAの治療法や治療実績が豊富
治療費以外のAGA治療にかかる費用
オンライン診療が可能

それぞれについて解説します。

AGAの治療法や治療実績が豊富

AGA治療にて費用を無駄にしないためには、AGAの治療法や治療実績が豊富なクリニックを選びましょう。治療法が少ないクリニックの場合、満足できる治療を受けられない可能性があります。

治療実績が少ないクリニックの場合、安心して治療を続けられない可能性もあるでしょう。

結果として他のクリニックを受診した場合、それまでにかかった費用が無駄になってしまいます。ベアAGAクリニックでは、10,000件以上の治療実績のある医師が治療を行っており、一人ひとりに合ったさまざまな治療を提供しています。

治療費以外のAGA治療にかかる費用

AGA治療にて費用を無駄にしないためには、治療費以外のAGA治療にかかる費用についても知っておきましょう。

AGAは進行型の脱毛症のため、基本的には長期にわたって治療を続ける必要があります。そのため、治療費以外のAGA治療にかかる費用も重視すべきでしょう。

治療費以外にかかる費用としては、検査代やカウンセリング料・薬代・交通費・駐車料金などがあげられます。

特に検査に関しては、科学的根拠に乏しい遺伝子検査を行っているクリニックもあるため、無駄な検査を勧めてこないクリニックを選ぶことがおすすめです。

オンライン診療が可能

AGA治療にて費用を無駄にしないためには、オンライン診療が可能なクリニックを選ぶと良いでしょう。オンライン診療の場合、交通費や駐車料金が必要ないだけでなく、自分の好きなタイミングで待ち時間を気にせずにAGA治療が受けられます。

AGA治療薬も自宅まで送付してくれるため、調剤薬局まで足を運ぶ必要がありません。初回は通院しなければならないクリニックもありますが、ベアAGAクリニックでは初診からオンライン診療を行っています。

AGA治療における費用のご相談はベアAGAクリニックへ

AGAは進行型の脱毛症のため、発症が疑われる場合、なるべく早めに治療を受けることが重要です。その際にネックとなるのが、毎月必要となる薬代ではないでしょうか。

現状維持が目的の場合、ベアAGAクリニックでは、1ヶ月あたり2,750円で治療が受けられます。最初は発毛を促す治療を行い、効果があらわれたら減薬および治療薬を変更することで、治療費を少しでも安く抑えることが可能です。

また、ベアAGAクリニックでは初診からオンライン診療を行っているため、遠方の方やクリニックに足を運ぶのが困難な方でも、気軽にAGA治療が受けられます。

カウンセリングも無料で行っているため、治療に関する質問や費用に関する相談など、なんでもお気軽にご相談ください。

参考：フィンペシアによる副作用について解説