ペブプロミンαとは?気になる効能効果や副作用について解説!

育毛剤に配合されている成分「ペブプロミンα」をご存知でしょうか?

ペブプロミンαは育毛剤プランテルEXに配合されているスカルプ成分です。

プランテルEXのために独自に開発・配合されているため、あまり耳にしたことがない方も多いかもしれませんね。

そこで今回は、ペブプロミンαの気になる効能効果や副作用について解説していきます。

どんな効果があるのか気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

著者情報 吉川貴紀AGAマガジン編集部
吉川 貴紀
AGAに悩み様々な薄毛対策グッズを利用しました経験があります。その際に感じた商品の効果や経験者ならでは調査力を活かして、薄毛に悩んでいる読者にわかりやすく役立つコンテンツをお届けします。様々な最新情報もお届けできればと思います。

ペブプロミンαとは?

おもな育毛効果抜け毛の予防
頭皮環境の改善
育毛促進
化粧品表示名ヒオウギエキス
ビワ葉エキス
ボタンエキス
医薬部外品表示名ヒオウギ抽出液
ビワ葉エキス
ボタンエキス
特徴
  • メーカーが開発した独自成分
  • AGAのメカニズムに作用し抜け毛を防ぐ
  • ペブプロミンαとは、化粧品・育毛剤を製造販売する株式会社ユーピーエスが独自に開発した保湿成分。

    ヒオウギエキス、ビワ葉エキス、ボタンエキスを独自の比率で配合し、同社が販売する育毛剤「プランテルEX」に含まれています。

    ヒオウギ、ビワ葉、ボタンエキスはそれぞれ単独でも育毛・薄毛対策として様々な育毛商品にも配合されている成分のため、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

    ヘブプロミンαの主な効果は、髪の毛を成長期から退行期に切り替える働きがある脱毛因子「FGF-5」を抑制し、抜け毛を予防すること。

    他にも頭皮環境の改善、育毛促進と、薄毛改善の効果が期待できます。

    ヘブプロミンαは育毛剤の原料となる化学品として特許も取得済みで、現在ヘブプロミンαが配合されている育毛剤は「プランテルEX」のみです。

    気になる方は「プランテルEX」をチェックしてみるのが良いでしょう。

    育毛剤にペブプロミンαが配合される3つの目的

    育毛剤にペブプロミンαが配合される目的
    • FGF-5の抑制
    • 血行促進
    • ホルモンバランスの改善

    育毛剤にヘブプロミンαが配合されるのには、大きく分けて3つの目的があります。

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    FGF-5の抑制

    育毛剤にヘブプロミンαが配合される理由の1つ目は、FGF-5の抑制です。

    FGF-5とは、髪の毛を成長期から退行期に移行させるたんぱく質で、ヘアサイクルにおいて脱毛を引き起こす脱毛因子のひとつ。

    FGF-5の働きが強くなると、本来まだ頭皮にとどまるはずだった髪の毛の成長が止まり、毛根が退行することで抜け毛が増えてしまうのです。

    ヘブプロミンαに含まれるビワ葉エキスには、近年の研究でFGF-5の働きを抑える効果があることが分かってきており、AGAのメカニズムに作用すると考えらえられます。

    血行促進

    2つ目の理由は、血行の促進です。強い髪の毛を育てるには、健康な頭皮環境が欠かせません。

    ヘブプロミンαに含まれるボタンエキスには、血行促進の効果があるため、頭皮の血流を改善し髪の毛の成長をサポートします。

    他にもボタンエキスには、消炎作用、抗酸化作用もあり、頭皮の炎症や老化を抑える働きも期待できますよ。

    前述したビワ葉エキスにも、FGF-5の抑制効果だけではなく頭皮の血行促進効果もあるため、すこやかな頭皮を保つにはぴったりの成分と言えます。

    ホルモンバランスの改善

    ヘブプロミンαが育毛剤に配合される理由の3つ目は、ホルモンバランスの改善

    ご存知の方も多いように、薄毛と男性ホルモンには深いかかわりがあり、過剰な男性ホルモンが抜け毛を進行させる原因に。

    ヘブプロミンαに含まれるヒオウギエキスには、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きを持つイソフラボンが高濃度で含まれており、過剰に発生する男性ホルモンを抑え髪の毛を健康に保つ効果があります。

    またAGAの最大の原因は、男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン(DHT)」の発生ですが、このDHTを発生させる要因の一つが「5αリダクターゼ」と呼ばれる消化酵素。

    ヒオウギエキスは男性ホルモン自体を抑え、ホルモンバランスを改善するだけではなく、DHTを活性化させる5αリダクターゼを抑制する効果も認められています

    ペブプロミンαの3つの効果効能

    ペブプロミンαの3つの効果効能
    • 抜け毛の予防
    • 頭皮環境の改善
    • 育毛促進

    ヘブプロミンαには抜け毛の原因であるFGF-5や男性ホルモンの抑制する目的があると解説してきました。

    では具体的にどんな効果があるのか、ここから詳しく見ていきましょう。

    抜け毛の予防

    ヘブプロミンαの主な効果は、抜け毛の予防です。

    AGAのメカニズムとして、5αリダクターゼとテストステロンが結合し、AGA最大の要因であるDHT(ジヒドロテストステロン)が発生。

    このDHTが増えると、FGF-5と呼ばれるたんぱく質が脱毛の指令を出し、毛髪が太く長く成長する成長期から、毛根が縮小し脱毛する退行期に移行させるという流れで薄毛が進行します。

    本来健康な髪の毛の場合、3~6年で生え変わりますが、AGAの場合は成長期が短く100日~1年程度で抜けてしまうことも少なくありません。

    ヘブプロミンαに含まれるビワ葉エキスがFGF-5を、ヒオウギエキスが5αリダクターゼをそれぞれ抑制する働きがあるため、抜け毛を予防する効果が期待できます

    頭皮環境の改善

    頭皮の血流が滞っている状態だと、髪の毛を作る毛母細胞に必要な栄養が行き届かず、抜け毛が増えたり髪の毛の成長を妨げる要因に。

    ヘブプロミンαに配合されているボタンエキスには血行を促進し、頭皮環境を改善する働きがあります

    また、その他にも皮膚の炎症を抑える作用や抗酸化作用も。

    頭皮のダメージによるフケやかゆみの予防や保湿効果もあるため、健やかな頭皮環境を保つ効果があります。

    育毛促進

    ヘブプロミンαには、育毛を促進する効果も期待できます。

    ヒオウギエキスに高濃度で含まれているイソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをもち、強くしなやかに髪の毛を育てる育毛効果があるのです。

    女性は男性に比べ薄毛が少ないですが、加齢に伴い女性も薄毛に悩む方が増えるのは、閉経により「エストロゲン」が減少することが理由です。

    他にもイソフラボンは、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの働きを促進するため頭皮の保湿効果も期待できますよ。

    ペブプロミンαの副作用

    ヘブプロミンαの効果効能について解説してきましたが、副作用はないのか気になりますよね。

    ヘブプロミンαには今のところ副作用は報告されていません

    ビワ葉エキス、ボタンエキス、ヒオウギエキスはいずれも植物由来の成分のため、安全性が高いのが特徴です。

    ただし、ヘブプロミンαが配合されているプランテルEXにはアルコールも含まれているため、人によっては肌に合わない方もいるかもしれません。

    プランテルEXはパラベンやシリコンなどの添加物を使用していないため、比較的トラブルが起こりにくいと考えられていますが、配合されている成分が合わない場合もあるという事は覚えておきましょう。

    ペブプロミンαが配合されている育毛剤

    ヘブプロミンαは、株式会社ユーピーエスが独自に開発した成分のため、配合されている育毛剤は「プランテルEX」のみです。

    プランテルEXには他にも、「センブリエキス」「グリチルリチン酸ジカリウム」「ジフェンヒドラミン塩酸塩」の3種類の有効成分や、話題のスカルプ成分「リデンシル」も配合。

    いずれも薄毛対策に効果が期待できる成分です。

    プランテルEXについては別の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

    まとめ

    今回は、ペブプロミンαの気になる効能効果や副作用について解説しましたがいかがでしたか?

    ヘブプロミンαは、ビワ葉、ボタン、ヒオウギのエキスを配合したもので、育毛剤プランテルEXのためにメーカーが開発した独自成分。

    ビワ葉エキス、ボタンエキス、ヒオウギエキスはそれぞれ育毛剤にはよく使われる成分ですが、FGF-5や5αリダクターゼを抑制するなど、AGAのメカニズムに直接作用するため、薄毛改善への効果が期待できますよ。

    「抜け毛が増えてきて気になる」「髪の毛のコシがない」とお悩みの方は、ヘブプロミンαを検討してみてくださいね。