AGA治療は効果がない?効果がないと感じてしまう理由と適切な治療方法を解説

AGA治療を実際に受けても効果がないと感じてしまうケースも数多くあります。

効果がないと感じてしまう理由はさまざまですが、適切な治療を受けていない場合などが挙げられます。

そこで本記事ではAGA治療の効果を感じられない方のケースをいくつかご紹介しつつ、適切な治療方法についても言及していきます。

AGA治療をこれから受ける方はもちろんのこと、現在AGA治療を受けていて、効果が感じられずお悩みの方にもぜひご覧いただきたい記事です。

AGA治療は効果がない?「日本皮膚科学会ガイドライン」記載の治療について

AGA治療には効果が無いと感じる方は多いです。

「そもそもAGA治療に効果がないのでは?」「根拠はあるのか?」と思う方も多いかもしれません。

しかし、実は日本皮膚科学会のガイドラインに「効果が期待できる」「行うよう強く勧める」と記載されている治療方法もあり、AGAクリニックではこれらの治療を受けることができます。

著者情報 内田純平AGAマガジン編集部
内田 純平
30代前半の頃から薄毛に悩み、さまざまなAGAクリニックを調査しました。実際に飲み薬や育毛剤だけに限らずメソセラピーやHARG療法などの治療方法を試し、一時期は植毛まで考えました。が、無事に復活できました。その経験を活かしてAGAに悩むの皆さんのサポートをしていきたいと考えています。
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日本皮膚科学会ガイドラインで推奨されるAGA治療法3選

日本皮膚科学会のガイドラインで推奨されるAGAの治療法は3種類あります。

フィナステリドの内服、デュタステリドの内服、そしてミノキシジルの外用です。

それぞれ目的や効果、平均予算は異なるので、一緒に確認していきましょう。

日本皮膚科学会ガイドラインで推奨されるAGA治療法① フィナステリド内服

日本皮膚科学会で推奨されている治療法には、まずフィナステリドの内服があります。

AGAの原因にはジヒドテストステロンという悪玉男性ホルモンが関係しており、これは男性ホルモンのテストステロンと「5αリアクターゼ」という還元酵素が結合することで発生します。

そこで5αリアクターゼの発現を抑制し、ジヒドテストステロンの発生を防ぐ必要があります。

5αリアクターゼにはⅠ型とⅡ型が存在するのですが、フィナステリドは基本的にⅡ型の5αリアクターゼを抑制するものとされており、Ⅱ型の5αリアクターゼが原因でAGAが発生している方にとって非常に有効な治療方法となっています。

日本皮膚科学会のガイドラインにも

男性型脱毛症に対するフィナステリド内服の発毛効果に関して,高い水準の根拠があるので,内服療法を行うよう強く勧める.

引用:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」より

と記載されており、高い効果が期待できるとされています。

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日本皮膚科学会ガイドラインで推奨されるAGA治療法② デュタステリド内服

もう1つ、デュタステリドという薬の内服も有用であると日本皮膚科学会のガイドラインが定めています。

デュタステリドはフィナステリドと同じく、AGAの原因とされるジヒドテストステロンの物質の原因である5αリアクターゼという還元酵素の発生を抑制してくれます。

フィナステリドはⅡ型の5αリアクターゼのみを抑制するものでしたが、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を防いでくれるので、より高い効果が期待できるとされています。

男性型脱毛症に対するデュタステリド内服の発毛効果に関して,高い水準の根拠があるので,内服療法を行うよう強く勧める.

引用:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」より

ガイドラインにも上記のように記載されており、日本皮膚科学会が認定した治療方法です。

しかし、デュタステリドはフィナステリドと比べて副作用が発現する可能性も高いと言われており、その点は注意が必要です。

フィナステリドは血中半減期が6〜8時間であるのに比べて、デュタステリドは約4週間と非常に長いです。

もちろん、その分体内に長く留まるので高い効果が期待できるのですが、副作用が発現する可能性も高いとされています。

フィナステリドやデュタステリドの副作用には下記のようなものが挙げられます。

  • 男性機能の低下(男性)
  • 性欲減退(男性)
  • 乳房障害(女性)
  • 肝機能障害
  • 気力の低下・うつ症状
  • 蕁麻疹

など

血中半減期:体内に入った薬などの物質が、代謝や排泄などによって半分に減るまでに要する時間
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日本皮膚科学会ガイドラインで推奨されるAGA治療法③ ミノキシジル外用

ミノキシジルの外用薬も日本皮膚科学会によって認定されている治療方法です。

ミノキシジル外用の発毛効果に関して,高い水準の根拠があるので,男性型脱毛症に5%ミノキシジル,また女性型脱毛症に1%ミノキシジルを外用するよう強く勧める.

引用:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」より

ミノキシジルの外用には発毛と抜け毛予防の効果があるとされており、まず血流を改善する作用があります。

血液は栄養や酸素などを身体の各器官に届ける役割を持っていますが、髪の毛の成長に関わる毛乳頭細胞も、血液から栄養や酸素を受け取っています。

ミノキシジルは血管を拡張し、血流を改善するので、より多くの栄養や酸素が細胞に届くようになり、発毛が促進されるとされています。

また髪の毛を産生する毛包細胞の働きを活性化する作用もあると言われており、髪の毛の成長を促進するのです。

上記のように、AGAクリニックで受けられる治療には日本皮膚科学会から「効果がある」と認定された治療法も数多く存在します。

正しいアプローチを行えば、高い確率で発毛効果を実感できるはずです。AGAクリニックの口コミなどを見てみると「効果がなかった」と書き込んでいる方も少なくないことから、「AGA治療を受けても髪の毛なんて生えないのじゃないか」と感じている方も多いと思います。

しかし、実はしっかりと根拠のあるAGA治療法はいくつもあり、日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨されている治療法はいくつか存在するのです。

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AGA治療で「効果がない」と感じてしまうケースについて

AGA治療で効果がないと感じる方に多いケースについてですが、大きく分けて3つあります。
AGA治療を開始してから日が浅く効果がまだ出ていないパターン、AGA治療途中で中断してしまったパターン、そして症状に応じて適切な治療方法を利用できていないパターンなどがあります。

それぞれ詳細にわたってご紹介していくので、一緒に確認していきましょう。

1.AGA治療を開始してから日が浅く、効果がまだ出ていない

まずAGA治療開始してから日が浅く効果が出ていないパターンです。

AGA治療は一朝一夕に効果が出るものではありません。どれだけ早く効果が出る方でも、3ヶ月は様子を見る必要があります。

平均的に見てみると半年ほどは効果が出るまで時間がかかることが多く、AGA治療はなかなか効果がでません。

実際にAGAクリニックの口コミなどを見てみると、まだ治療1ヶ月目は2ヶ月目であるにも関わらず「効果が出ない」と口コミを書き込んでいる方も多くいらっしゃいます。

しかし、基本的に1ヶ月目や2ヶ月目では効果が出ませんし、むしろ利用している治療薬によっては「初期脱毛」といってヘアサイクルが整えられるにあたってまず髪の毛が抜けるという現象も起こります。

髪の毛が減っているという口コミも多く見られますが、基本的にはこれは初期脱毛の症状でしょう。これはAGA治療の過程で避けては通れない道です。初期脱毛はむしろ薬が効いている証でもあります。

AGA治療はまずは半年は様子見して継続するようにしましょう。

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2.AGA治療を途中で中断してしまった

次にAGA治療を途中で中断してしまったパターンです。

AGA治療の効果がなかなか出ないと考えている方の多くは、「AGA治療は毛が生えてしまったら、もう終了して良い」と考えている場合が多いです。

しかし、AGAは進行性の病気です。「完治」という概念がないので、基本的に治療をやめてしまうと髪の毛は薄くなっていきます。

もちろん発毛効果が高い薬とAGAの進行を止める効果が高い薬を併用している場合、発毛効果が高い薬、ミノキシジルなどのみを中断するという方法や、減薬するという方法などもありますが、基本的に長い期間、数年間に渡って治療は続けていく必要があるので、中長期的な目線でAGA治療について考えていく必要があります。

AGA治療の薬には基本的に発毛を促進するミノキシジルの外用薬と、AGAの進行を抑制するフィナステリドやデュタステリドなどが合わせて用いられます。

よって髪の毛が生え揃ってきた場合はミノキシジルの利用を止める、もしくは減薬し、フィナステリド・デュタステリドはそのままの量を利用するか、少しだけ減薬するといった方法を取ることが基本とされています。

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3.症状に応じた適切な治療方法を利用できていない

症状に応じた適切な治療方法を利用できていない方も数多くいます。

例えばAGA初期でまだ「抜け毛が多い」「少しだけおでこが広くなってきた」などのあまり症状が重くない方はフィナステリドやデュタステリドを利用するだけでも問題ないでしょう。

しかし、一方でかなり薄毛が目立つようになってきた方や、かなり抜け毛が増えてきたという方はAGAをの進行を止めるだけでなく、発毛を促す必要もあり、フィナステリドやデュタステリドと合わせてミノキシジルを利用する必要があります。

より早い効果を実感したい方の中にはメソセラピーや肝細胞治療・自毛植毛など、料金はかさむものの、AGA治療の効果を促進するとされている治療や即効性が期待できる治療を受ける方もいます。

また、冒頭でご紹介しましたが、AGAの原因となるジヒドロテストステロンの発生には「5αリアクターゼ」という還元酵素が関わっており、5αリアクターゼにはⅠ型とⅡ型が存在します。

デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を抑制することができますが、フィナステリドはⅡ型しか抑制することができないので、I型が原因の方がフィナステリドを利用してもあまり意味がありません。

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個人輸入には注意!

また、正しい薬を利用できていないパターンに「自身で海外から直接育毛剤やAGA治療薬を輸入している」というパターンもあります。

海外から直接AGA治療薬を輸入する際の問題として、一説には50%以上が偽物の薬であるとも言われるほど、「薬の真偽が怪しい」点が挙げられます。

何より診断も受けずに自己判断でAGA治療薬を利用してしまうと身体に合わず、むしろ髪の毛が減ってしまうこともありますし、何より副作用の恐れもあるのでくれぐれも自己の判断で海外から直接輸入せずに、しっかりとAGAクリニックの専門医のもとで治療を進めるようにしましょう。

海外から輸入する場合、料金が安く済むこともありますが、近年ではAGAクリニックもお得に利用できるものが多くなっており、安心と高い信頼性をほんの少しの料金の差とで天秤にかけるならば、答えは一目瞭然なはずです。

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「そもそもAGAではない」なんてケースもある

そもそもAGAではないというパターンもあります。

薄毛には免疫の異常による自己免疫疾患である円形脱毛症や、皮膚疾患による脱毛症、ホルモン異常による脱毛症など数多くの種類が存在します。

AGAクリニックでは自身がAGAかどうかを確認できるところも多いので、しっかりと検査を受けて自身がAGAかどうかを確認するようにしましょう。

しっかりと効果を出すためにAGAの治療方法を理解しておこう

しっかりと治療の効果を出すためにはAGAの治療方法についても理解しておく必要があります。

ここからは大きく分けて5つあるAGAの治療方法について簡単にご紹介していきますので一緒に確認していきましょう。

治療方法1.フィナステリド・デュタステリドの内服

フィナステリド・デュタステリドの内服
目的AGAの予防、発毛促進
薬の名称フィナステリドデュタステリド
費用の目安フィナステリド: 5,000〜9,000円
デュタステリド: 8,000円〜10,000円

フィナステリドやデュタステリドはここまで何度もご紹介していますが、AGA治療において最も主流とされる治療方法のひとつです。

フィナステリド・デュタステリドはAGAの原因とされるジヒドロテストステロンの発生を促進してしまう還元酵素である5αリアクターゼの発現を抑えてくれます。

フィナステリドはⅡ型の5αリアクターゼを、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を抑制してくれる効果があります。

発毛促進効果もあるとされていますが、基本的な要素はAGAの進行を予防するものです。よってAGAの進行度合いがそこまで深刻でない方、もしくは早い段階で予防しておきたいという方向けのプラン、つまり予防プランで処方されることが多い薬です。

フィナステリドの内服は平均して毎月5,000円から9,000円程度デュタステリドの内服は平均して毎月8,000円から10,000円程度と言われています。

デュタステリドはフィナステリドと比べて両方の型の5αリアクターゼを抑制することができ、効果も高いとされているので、やや料金は高くなっています。

一方でデュタステリドの方が副作用の種類が多く、発現の可能性もやや高いとされているので、フィナステリドを利用する方はもちろんですが、デュタステリドを利用するという方は血液検査が受けられるクリニックならば必ずあらかじめ血液検査を受けるようにしておきましょう。

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治療方法2.ミノキシジルの外用(塗り薬)

ミノキシジルの外用(塗り薬)
目的血流拡張、発毛促進
薬の名称ミノキシジルの外用
費用の目安5,000円~13,000円

ミノキシジルの塗り薬も発毛効果に関して高い水準の根拠があると日本皮膚科学会のガイドラインに記載されています。

ミノキシジル配合の外用薬は頭皮に塗布する外用薬として有効成分が皮膚の中に浸透し、毛根まで届くことで効果を発揮するといわれています。

細胞分裂の活性化によって発毛と髪の毛の成長を促進すると同時に血管の拡張も促すことができます。

治療方法3.ミノキシジルの内服

ミノキシジルの内服
目的発毛促進
薬の名称ミノキシジルの内服
費用の目安10,000円〜15,000円

ミノキシジル配合の内服薬は血中から毛球部分にある毛乳頭を巡って効果を表すとされています。

体中の血中から薬の効果を発揮するため、外用薬よりも高い発毛効果が期待できると考えられているそうです。

しかし国内において臨床試験が行われていないことや、副作用の発現性が高いことより薄毛治療薬として日本皮膚科学会からは推奨されていないものです。

副作用の例としてはニキビやめまい、頭痛や動悸、もう症などが挙げられます。

基本的に効果は外用薬と同じであるとされていますが、内服薬の方が吸収率が高く、塗りにムラがあることもないので、高い効果が期待できるとされています

クリニックによっては公式ホームページなどで「適正な知識と経験のある医師の下で処方が行われるのであれば、安全で有用な治療薬である」と記載してはいます。

しかし、ミノキシジルの内服を行うにあたって必ず血液検査などを行い、副作用の発現や健康に関する害などが発生する可能性が低いことを確認した上で自己責任のもと利用するようにしましょう。

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治療方法4.メソセラピー

メソセラピー
目的発毛促進
費用の目安15,000円〜30,000円

メソセラピーも多くのAGAクリニックで利用できる治療方法のひとつです。

AGA治療におけるメソセラピーとは抜け毛や薄毛治療に有効な成分を頭皮に直接注入して効果を期待する治療法となっており、基本的にAGAの内服薬であるフィナステリドやデュタステリド、外用薬のミノキシジルなどと併用して利用することで効果実感までの期間の短縮を期待することができます。

メソセラピーの治療方法はさまざまあり、針を用いる方法とノーニードル法という皮膚の細胞膜に隙間を開けて電気パルスを頭皮の表面に与える治療法などがあります。

基本的に針を用いたメソセラピーの方が痛みは強いとされますが効果は高いとされており、一方で針を用いないメソセラピーは効果はやや薄いとされるものの痛みがないので気軽に利用することができます。

治療方法5.自毛植毛

自毛植毛
目的即効性のある発毛
費用の目安299,000〜770,000円

自毛植毛もAGAの治療において効果的とされる治療方法です。

自身の頭皮においてあまり薄くない部分、後頭部や側頭部などの髪を皮膚の組織ごと採取し、薄毛が気になる箇所に植え替える施術です。

自毛植毛のメリットとしてはまず自身の毛髪なので拒絶反応や副反応がないということが挙げられます。

通常の植毛の場合、せっかく髪の毛を植えても拒否反応が起こり定着せず、髪の毛がすぐに抜けてしまうということがあります。

さらに頭皮においてAGAの影響を受けにくい部分の毛髪を選んで移植するため、髪の毛が定着した後もAGAによる影響を受けにくく、抜けにくいしっかりとした髪の毛として定着しやすいというメリットもあります。

移植した髪の毛は抜けてしまってもその後再び生え変わって、生え続けるので抜けてしまっても安心です。

まとめ

今回はAGA治療において効果がないと感じてしまう方の理由と適切な治療方法について解説すると同時に大まかに5つの種類のAGA治療方法についてもご紹介してきました。

AGA治療は一朝一夕に終わるものではなく、長い期間をかけて付き合っていく進行性の病気なので、長い目で見て利用できるコストかどうかなどもしっかりと確認した上で治療を受けるようにしましょう。

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