「更年期の抜け毛に漢方薬は効果ある?」など、更年期の抜け毛対策について気になることもあるかと思います。
更年期の抜け毛の主な原因は、西洋医学では女性ホルモンの減少によるホルモンバランスの乱れと考えられています。
一方で、漢方をはじめとする東洋医学では、血虚・腎虚・湿熱が原因と考えられています。
そのため、漢方で血虚・腎虚・湿熱を改善し、身体を整えることで更年期の抜け毛を改善できる可能性がありますが、漢方だけでは改善できないケースもあるため注意が必要です。
本記事では更年期の症状や抜け毛が起こる原因、おすすめの漢方、漢方以外の抜け毛対策について紹介します。
※ベアAGAクリニックでは漢方薬の処方は行っておりません。
※本記事は日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」を参考に作成しています。
目次
更年期は相対的に女性ホルモンより男性ホルモンの量が多くなり抜け毛が増えやすい
更年期の女性で抜け毛が増えやすいのは、女性ホルモンが減少し、相対的に男性ホルモンの量が多くなるためです。
女性の体内でも男性ホルモンはわずかながら分泌されています。更年期になると、女性ホルモンの一種「エストロゲン」の分泌量が減少し、ホルモンバランスが崩れて相対的な男性ホルモンの量が増えます。
男性ホルモンの一種「テストステロン」は、髪の毛の成長を妨げる物質に変化する性質があるため、男性ホルモンの影響が増すと抜け毛が増えやすいです。
また、エストロゲンは髪の毛の成長にも関係する女性ホルモンです。そのため、更年期で分泌量が減ると髪の毛の成長を維持することが難しくなる点も抜け毛が増える原因のひとつになります。
関連記事:更年期の抜け毛がひどい理由は?対策や治療法も解説
参照元:エストロゲンが女性の心身の健康に果たす役割
更年期の女性に起こりうる抜け毛以外の身体の変化
更年期の女性に起こりうる、抜け毛以外の身体的な変化は次の2通りです。
- 肌が乾燥しハリやツヤがなくなる
- 不眠やイライラなど精神的な症状が起きる
2つの身体の変化を紹介します。
肌が乾燥しハリやツヤがなくなる
更年期の女性は、肌が乾燥しハリやツヤがなくなりやすいです。
女性ホルモンのエストロゲンには、肌の水分量を増やすほか、潤い成分「コラーゲン」の産生を助けるはたらきがあります。コラーゲンは皮膚に潤いや弾力性を与えるため、更年期でエストロゲンが減少すると肌が乾燥しやすくなります。
また、乾燥肌の影響で皮膚を外部の刺激から守る「皮脂膜」や「角質層」が薄くなり、敏感肌になる方もいます。
不眠やイライラなど精神的な症状が起きる
更年期以降になると、不眠やイライラ、気分の落ち込みなど精神的な症状も引き起こされることがあります。
エストロゲンは、脳内の神経伝達物質「セロトニン」や「ノルアドレナリン」などのはたらきを正常に維持する役割があります。セロトニンとノルアドレナリンは、どちらも精神を安定させるはたらきを持つ物質です。
しかし更年期に入りエストロゲンが減少すると、セロトニンとノルアドレナリンの機能も低下し、イライラややる気の低下が起こり、不眠に悩む人が増えると考えられています。
参照元:大原薬品工業株式会社
更年期の抜け毛に漢方が及ぼす効果
更年期の抜け毛の予防策・改善策として、漢方を使用する選択肢があります。
漢方のなかにはホルモンバランスを整える作用を持つものがあり、抜け毛や血行不良の改善を目指すことが可能です。
ただし、女性の抜け毛に漢方が効くかは抜け毛の原因により異なるため注意が必要です。
ホルモンバランスの乱れで発症する「びまん性脱毛症」のほか、自律神経の乱れや血行不良からくる抜け毛は、漢方で体調を整えることで予防・改善が期待できます。
更年期の抜け毛は漢方に頼りすぎずAGAクリニックで診察を受けることがおすすめ
更年期の抜け毛でお悩みの方は、漢方に頼り過ぎずAGAクリニックで診察を受けることをおすすめします。
男性ホルモンを抑える効果が認められている漢方はありません。そのため、男性ホルモンの影響で発症する「FAGA(Female Androgenetic Alopecia)・FPHL(Female Pattern Hair Loss)」により抜け毛が引き起こされている場合には、抜け毛の改善は期待できないでしょう。
また、漢方の考え方では抜け毛の原因を突き止められない可能性があります。
抜け毛の原因を突き止め、原因に合った正しい治療を始めるためにはAGAクリニックを受診することが大切です。
ベアAGAクリニックでは治療前に検査を行い、検査の結果をもとに抜け毛の原因を突き止めます。更年期の抜け毛でお悩みの女性は、ぜひ一度ベアAGAクリニックへご相談ください。
※ベアAGAクリニックでは漢方薬の処方は行っておりません。
更年期に起こる抜け毛の原因
漢方を含む東洋医学では、更年期における抜け毛の原因を次の3つと考えます。
- 血虚(けっきょ)
- 腎虚(じんきょ)
- 湿熱(しつねつ)
3つの原因について詳しく紹介します。
血虚(けっきょ)
血虚(けっきょ)とは、身体を滋養するのに必要な「血(けつ)」が足りなくなっている状態です。
血液自体が不足しているのではなく、心身に栄養が行き届いておらず、精神が安定していない状況を指します。血虚体質の特徴には5つがあります。
- 顔色が青白い
- 肌や髪の毛がカサカサしている
- 華奢な体質
- 疲れやすい
- 不安や不眠の傾向がある
血虚の原因はストレスや過労のほか、不規則な生活習慣、偏った食生活などが原因です。また、月経やダイエットも血虚を引き起こすことから、女性は血虚になりやすい体質とされています。
漢方では髪の毛のことを「血余(けつよ)」といい、血(けつ)が余ってできるものという考え方のため、血(けつ)が不足している血虚の状態は髪の毛が細くなり抜けやすいです。
腎虚(じんきょ)
腎虚(じんきょ)とは、身体を温めるはたらきがある「腎(じん)」の機能が弱り、身体に熱が不足している状態です。身体のエネルギーが不足している「気虚(ききょ)」が悪化したタイプとも言われます。
腎虚体質の特徴には7つがあります。
- 「寒い」「冷える」が口癖
- 夏でも温かいものを好む
- 下半身がだるく感じる
- 下半身に常に痛みがある
- 生理が遅れる・止まる
- 頻尿または尿量が少ない排尿障害がある
- 髪の毛が細くて薄い
身体を温めるはたらきがある「気(き)」が不足していると、冷えの症状が顕著になるため、腎虚は気虚の悪化が主な原因です。気の不足は先天的なものが多いでしょう。
また、後天的な原因としては、過度な性行為による生殖機能の酷使が考えられます。
腎の気が不足すると白髪や抜け毛が増えたり髪の毛が細くなるため、首周りやウエストなど熱の逃げやすい部位をガードする服装を心がけることが大切です。
湿熱(しつねつ)
湿熱(しつねつ)は、体内に余分な熱や水分がたまっている状態のことです。湿熱体質の特徴には7つがあります。
- 汗をかきやすい
- 太り気味
- 顔がほてっている
- 暑がり
- のどが渇きやすい
- 湿疹がある
- 化膿しやすい
湿熱の主な原因は、食べ過ぎやお酒の飲み過ぎです。
湿熱の方は、熱と湿気により頭皮環境が乱れて髪の毛の成長に悪影響を与えるケースが多いです。さらに、頭皮の皮脂が過剰に分泌されることで常在菌が増えて炎症を起こしやすくなるほか、食生活の乱れが原因で抜け毛を引き起こすことがあります。
湿熱による抜け毛を予防・改善するためには、栄養バランスの整った食事を心がけるとともに、適度な運動を行うことが大切です。
更年期の抜け毛におすすめな漢方薬
更年期の抜け毛を予防・改善するのにおすすめな漢方薬は、次の9つです。
- 加味逍遙散(かみしょうようさん)
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
- 人参養栄湯(にんじんようえいとう)
- 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
- 八味地黄丸(はちみじおうがん)
- 六味丸(ろくみがん)
- 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
- 温経湯(うんけいとう)
- 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
9つの漢方薬について詳しく紹介します。
※ベアAGAクリニックでは漢方薬の処方は行っておりません。
加味逍遙散(かみしょうようさん)
加味逍遙散(かみしょうようさん)は、次の6つの傾向がある方に対して効果・効能が期待できます。
- 冷え性
- 虚弱体質
- 月経不順
- 月経困難
- 更年期障害
- 不眠症
また、月経や妊娠、更年期など女性ホルモンの変動により引き起こされる、精神不安やイライラなどの精神症状に対しても効果・効能が期待できます。
体力が中等度以下でのぼせ感があり、疲れやすい方には加味逍遙散がおすすめです。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、血(けつ)の巡りをよくして血行を促進する漢方です。次の7つの傾向がある方に対して、効果・効能が期待できます。
- 生理痛
- 月経不順
- 更年期障害
- 冷え性
- 肩こり
- 腹痛
- めまい・立ちくらみ
冷え性でむくみやすい方に当帰芍薬散が向いています。そのほか、体力が虚弱体質で疲れやすい方、冷え性による貧血の傾向がある方におすすめです。
人参養栄湯(にんじんようえいとう)
人参養栄湯(にんじんようえいとう)は、消化器のはたらきを高めて栄養を全身に行き届かせる漢方で、気と血の両方を補えます。次の6つの傾向がある方に対して、効果・効能が期待できます。
- 病後などの体力低下
- 疲労倦怠
- 食欲不振
- 手足の冷え
- 貧血
- 寝汗
身体の虚弱や食欲不振、疲れているときなどに用いられる漢方です。病後などの影響から、食欲や体力が落ちていて回復させたい方に人参養栄湯がおすすめです。
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)は、気と血の不足を補う漢方です。気と血が著しく不足している場合に用いられることが多いです。
十全大補湯は次の6つの傾向がある方に対して、効果・効能が期待できます。
- 疲労倦怠
- 貧血
- 皮膚の乾燥
- 食欲不振
- 寝汗
- 手足の冷え
疲労・衰弱している身体に対して気力と体力を補うのが十全大補湯の作用です。病後や手術後による体力低下のほか、産後の衰弱、冷え性の方におすすめです。
八味地黄丸(はちみじおうがん)
八味地黄丸(はちみじおうがん)は、身体を温める作用がある漢方です。次の8つの傾向がある方に対して、効果・効能が期待できます。
- 足腰の痛み
- しびれ
- 加齢による目のかすみ
- かゆみ
- 排尿困難
- 残尿感
- 頻尿
- むくみ
年齢を重ねるとともに気・血・水が不足し、腎が低下すると身体にさまざまな不調が現れます。八味地黄丸は気・血・水を増やして全身へ巡らせる生薬と身体を温める生薬の組み合わせで、全身の機能低下の改善を目指します。
夜トイレに行きたくなる頻尿や尿漏れがある方、足腰の痛みがある方には八味地黄丸がおすすめです。
六味丸(ろくみがん)
六味丸(ろくみがん)は、身体の弱った機能の改善を目指す漢方です。次の7つの傾向がある方に対して、効果・効能が期待できます。
- 足腰の痛み
- 夜間頻尿
- 排尿困難
- 残尿感
- 性機能低下
- 前立腺肥大症
- 乾燥によるかゆみ
8種類の生薬で配合された「八味地黄丸」のうち、「桂皮(けいひ)」と「附子(ぶし)」を抜いた6種類の生薬で配合されているのが「六味丸」です。
八味地黄丸は身体の機能低下の改善を目指すのに対し、六味丸は身体の弱った機能を元気づけ症状の改善を目指す漢方です。
加齢により胃機能が低下し、頻尿や残尿感など排尿機能が低下している方には六味丸がおすすめです。
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は、身体から熱を取り、鼻血や口内炎などの炎症を鎮める作用があります。次の9つの傾向がある方に対して、効果・効能が期待できます。
- 鼻血
- 不眠症
- 神経症
- 胃炎
- 湿疹・皮膚炎
- 口内炎
- 二日酔い
- めまい
- 更年期障害
漢方の考え方では、口内炎や鼻血が起きるのは身体の上部に熱がこもっていることが原因とされます。甘いものや脂っこいもの、刺激物を食べ過ぎると身体に余計な熱が発生するため、身体の上部に熱がこもりやすく炎症につながります。
黄連解毒湯は、身体の熱を取ることで炎症を鎮める効果が期待できます。また、体力がありイライラする傾向がある方に向いている漢方です。
温経湯(うんけいとう)
温経湯(うんけいとう)は、血の量が不足した「血虚」の改善に用いられる漢方です。更年期障害をはじめとした全身の不調の改善を期待できるため、女性に用いられることが多いです。
次の8つの傾向がある方に対して、効果・効能が期待できます。
- 更年期障害
- 月経不順
- 月経困難症
- 冷え症
- 手足のほてり
- 皮膚の乾燥
- 髪の毛の乾燥
- 肌荒れ
主に月経不順や月経困難症、更年期障害などの婦人科系の不調に効果・効能が期待できます。そのほか、血虚体質の典型的な症状である髪の毛や肌の乾燥を改善するのにも用いられます。
温経湯は、特に虚弱体質で月経異常や不妊に悩んでいる女性におすすめです。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、気を巡らせて身体にこもった熱を取り、心を落ち着かせる漢方です。
次の4つの傾向がある方に対して、効果・効能が期待できます。
- 精神不安による動機や不眠
- 神経症
- 更年期神経症
- 便秘
漢方では、睡眠は気が関係していると考えます。不眠は疲労やストレスなどで精神不安が起こり、気の巡りが悪くなり身体に熱がこもることが原因です。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、脳の興奮からくる不眠の改善を期待できます。仕事のストレスや試験前の緊張などによる精神不安で、よく眠れない方に柴胡加竜骨牡蛎湯がおすすめです。
更年期の抜け毛を漢方以外でケアする対策方法・代替案
更年期の抜け毛を漢方以外でケアする対策方法・代替案は次の6通りです。
- AGA専門クリニックや皮膚科などで治療を受ける
- 睡眠時間の確保など生活習慣を見直す
- 必要な栄養素がとれる食事を心がける
- 適度に運動をしてストレスを発散させる
- 頭皮マッサージを行い血行を促進する
- 育毛剤を使用して頭皮環境を整える
6通りの対策方法について詳しく紹介します。
AGA専門クリニックや皮膚科などで治療を受ける
更年期の抜け毛対策は、AGA専門クリニックや皮膚科などで治療を受けることをおすすめします。
AGA専門クリニックや皮膚科では、診察や検査を通して抜け毛の原因を突き止めます。
更年期に抜け毛が増える原因は、女性ホルモンの減少のほか、男性ホルモンの影響も考えられます。しかし、原因によっては漢方で抜け毛を改善することが難しいため、原因に合わせた治療を受けることが大切です。
ベアAGAクリニックでは、男性ホルモンの影響から発症するFAGAの治療に対応しています。オンライン診療にも対応しているため、遠方の方でも無理なく診療を受けることが可能です。
更年期の抜け毛でお困りの方は、ベアAGAクリニックへご相談ください。
睡眠時間の確保など生活習慣を見直す
睡眠時間の確保など生活習慣を見直しましょう。
髪の毛は睡眠中に成長するため、睡眠時間が不足すると髪の毛の成長に悪影響を与えます。最低でも6時間以上は睡眠時間を確保することが大切です。
また、早寝早起きや朝日を浴びる習慣を身につけると、睡眠の質を高めて髪の毛の成長を促せます。
生活リズムは人により異なりますが、いつも決まった時間に睡眠を取るように意識しましょう。
必要な栄養素がとれる食事を心がける
髪の毛の成長に必要な栄養素がとれる食事を心がけましょう。栄養が不足すると、髪の毛の成長を妨げてしまうため注意が必要です。
髪の毛はタンパク質の一種「ケラチン」でできており、髪の毛の健康的な成長には、タンパク質の摂取が大切です。
また、女性の抜け毛対策におすすめの栄養素は7通りです。
- L-リジン
- ビタミンE
- 亜鉛
- ビオチン
- コラーゲンペプチド
- 鉄分
- イソフラボン
7つの栄養素を摂取すると、健康な髪の毛が育ちやすい頭皮環境を作るのに役立ちます。いずれも食事では不足しやすい栄養素のため、サプリメントで補うのがおすすめです。
関連記事:女性の抜け毛予防におすすめのサプリメント7つ|亜鉛やビオチンなどに期待できる効果を解説
適度に運動をしてストレスを発散させる
適度に運動をしてストレスを発散させるのも、髪の毛の抜け毛対策に役立ちます。
ストレスは抜け毛を増やす原因のひとつです。ストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れやすくなり、血管の収縮や血行不良を引き起こし、髪の毛が栄養不足に陥ります。
そのほか、睡眠の質の低下やホルモンバランスの乱れなども影響し、髪の毛の成長を妨げます。
ストレスの発散には適度な運動がおすすめです。睡眠の質を高めることにもつながるため、ウォーキングやストレッチなど軽い運動からはじめましょう。
頭皮マッサージを行い血行を促進する
頭皮マッサージを行って、血行を促進するのもヘアケア方法のひとつです。
血液には全身に栄養を行き届かせる役割があります。血行が悪いと髪の毛や頭皮に栄養が行き届かないため、髪の毛の成長を妨げることになます。
頭皮マッサージをすると血行が促進されるため、髪の毛の健康的な成長を維持することが可能です。
頭皮マッサージを行うタイミングは、洗髪中や入浴中など、身体が温まっている状態のときがおすすめです。ただし、やりすぎると刺激による頭皮トラブルを起こす可能性があるため、1回5分程度を目安に行いましょう。
関連記事:【医師監修】ヘッドスパで薄毛が治る?期待できる効果とは
育毛剤を使用して頭皮環境を整える
更年期の抜け毛対策として、育毛剤を使用して頭皮環境を整えましょう。
育毛剤は健康な髪の毛が生える頭皮環境へと導きます。すぐに効果を実感することは難しいため、3ヶ月〜6ヶ月を目安に継続的に使用しましょう。
ただし、すでに抜け毛がある状態の場合には、育毛剤で抜け毛を改善することはできません。新しい髪の毛が生えるのを促すため、発毛剤を検討することをおすすめします。
また、発毛剤は育毛剤よりも副作用のリスクが高いため、AGAクリニックで処方されたものを使用しましょう。
更年期の抜け毛はベアAGAクリニックへご相談ください
更年期により女性ホルモンが減少することが原因で、抜け毛が増えることがあります。
更年期の抜け毛改善を目的として、漢方を使用するのも対策法のひとつです。漢方では、更年期の抜け毛の原因は主に血虚・腎虚・湿熱が考えられており、原因に適した漢方を使用することで症状の改善が期待できるでしょう。
ただし、漢方に男性ホルモンの影響を抑える作用はないため、抜け毛の原因によっては漢方では改善できない可能性があります。
ベアAGAクリニックでは、治療前の検査と診察をもとに抜け毛の原因を突き止め、原因に合わせた治療を受けることが可能です。オンライン診療にも対応しているため、更年期の抜け毛はベアAGAクリニックへご相談ください。
※ベアAGAクリニックでは漢方薬の処方は行っておりません。