カテゴリー: AGA

  • 患者により添った院長の想いが低コストのAGA治療を実現へ(ベアAGAクリニック院長インタビュー記事)

    患者により添った院長の想いが低コストのAGA治療を実現へ(ベアAGAクリニック院長インタビュー記事)

    患者により添った院長の想いが低コストのAGA治療を実現へ(ベアAGAクリニック院長インタビュー記事)

    ベアAGAクリニック院長、清水崇裕がインタビューを受けました。

    インタビュー記事の掲載となります。

    近年、メディアやインターネット上で注目を集め始めている“AGA治療”。

    実際に、AGA治療を受けた人の多くが発毛を実感し、高い満足感を感じているという。

    ただし、薄毛の悩みを持つ男性の多くは、AGAという言葉を耳にしたことはあるが、治療の具体的内容を詳細に調べてみたり、ましてや自らが治療を受けたりするには至っていないのが現状だろう。

    そのような状況の中で、現在、急速に患者数を伸ばし、薄毛の悩みを持つ男性たちから信頼を集めているAGAクリニックが新宿に存在する。

    約1万人以上の治療実績を誇る、清水崇裕氏が院長を務める「ベアAGAクリニック」である。

    オープンして比較的間もないが、着実に実績を積み重ね、新宿で存在感を強めつつある同クリニックの清水院長に、今回は最新の発毛治療の内容やクリニックの詳細についてお話を伺った。

    ひとりひとりの患者に合った低価格なAGA治療を新宿で提供

    「当クリニックは、ひとりひとりの患者さんと向き合い、適切なAGA治療をご提供しています。もちろん、副作用管理も徹底し、患者さんに安心して治療を受けてもらうことを、なによりも重視しています」

    と笑顔で語るのは、新宿の ベアAGAクリニック 院長 清水崇裕氏だ。

    保険診療を行っている、いわゆる一般的な病院をはじめ、AGA治療や美容、整形などの大手クリニックが多数うごめく新宿駅の周辺。

    この一帯では、無数の病院やクリニックが軒を連ねているが、これらの大手の病院と比べると、ベアAGAクリニックは一線を画している。

    よくある派手な広告宣伝もしておらず、比較的に規模がコンパクトなのだ。

    それでも、AGAの相談のために同クリニックへ足を運ぶ患者数は着実に増加しており、幅広い世代の男性から発毛を実感したという反響が続々と届き始めているという。

    「当クリニックでは、初診料や診断料をはじめ、AGA血液検査やカウンセリング料などは無料となっています。治療に関わるお薬代のみをいただいており、大手クリニックの価格と比べると、おおよそで15%くらいは安い価格でAGA治療をご提供できているかと思います」と語る清水氏。

    理由は後述するが、大手クリニックのような派手な広告宣伝などを行わないことで“患者が通院しやすい価格設定”を実現し、“各患者に合った適切な治療を提供する”という清水院長の診療方針や人柄が高く評価されてAGAの相談に訪れる人が増えているのだ。

    清水氏は、

    「AGA治療というものに興味はあるけれど、“どんな治療をするのかわからない”や“副作用が心配”という

    患者さんもまだまだ多いのが現状だと思います。当クリニックでは、丁寧なカウンセリングと問診を行い

    患者さんにご納得いただき、安心して治療に臨んでいただけるよう、必ず丁寧な説明を心がけています。

    また、治療の始めは採血を必ずさせていただき、血液検査で経過観察を行います。もちろん治療薬も質の

    高いものを院内で処方していますよ。さらに、よくある“アルバイト医師”が診察を担当することもありま

    せん。私自身が担当し、長いスパンで患者さんの経過を直接診ていますので、ご安心して来院ください」

    と、自身の提供するサービスの質と安全性に自信を覗かせる。

    さて、一般的にはまだハードルが高いと思われがちなAGA治療だが、ベアAGAクリニックでは気軽に相

    談・診察を受け付けている。以下の記載のとおり、実は“治療を始めてみる”ということへの障壁はかなり

    低いのである。

    事実、興味を持った人は同クリニックのホームページにある予約フォームから、自身の都合の良い日時を選ぶだけで、簡単にオンラインで予約が完了する。

    実際の来院に際しても、新宿三丁目駅/新宿御苑駅などから徒歩約1分のアクセスで、立ち寄りやすい立地のため、仕事帰りなどに気軽に通うことが可能である。

    クリニック自体は角地のビル4階にあり、受け付けを済ますとすぐに個室に通される。これは、ほかの患者に会うことがないように配慮されたもの。

    そもそも完全予約制であるため、プライバシー保護の観点では、かなり高い施策がなされているのも特長だ。また、クリニック内は、防音用の心地よいサウンドが流れており、個々の相談内容が個室外に漏れる心配もない。

    なにより小規模なクリニックのため、アットホームな雰囲気でリラックスしてカウンセリングに臨める。

    初診の患者の場合は、案内された個室で、問診票沿って必要事項を記入していき、それを基にカウンセリングや診察を行うという流れとなる。

    専用のカメラを使用しての頭皮の状態チェックや、身体の健康状態などを、清水院長をはじめカウンセラーが行っていき、ひとりひとりの患者に最適な治療方針を決定していく(なお、オンラインでの診察も用意されている)。

    さらに治療コースの説明なども専門のカウンセラーによって丁寧に行われるため、気になる金額面についても安心感は高い。

    逆に患者の予算から、提供可能な治療プランの提案も可能となっており、初めてAGA治療する人にも理解しやすく、訪問しやすい環境が用意されているのだ。

    「髪や頭皮が少しでも気になり始めた人は、気軽に予約・相談をしてみて欲しいですね。すでに幅広い年齢の方々に通院していただいていますので、まだ早いかも…もう遅いかな…などと迷う必要はありません。まずは、相談だけでも構いません。一緒に何ができるか、どんな治療が良いのかを考えていきましょう」

    と、できるだけ多くの人の相談に乗り、薄毛の悩みを解決に導きたいと清水氏は前向きだ。

    放射線科の専門医から、AGA治療の専門へ

    それでは、なぜ「ベアAGAクリニック」では、ここまで低コストかつ患者の立場に立った薄毛相談やAGA治療を提供しているのだろうか。

    それには、清水氏のこれまでの経験と想いが関係している。

    「実は、私はもともと放射線科の専門医です。患者さんを適切に治療するためには、どんな診察においても第一に医師による的確で正しい判断というのが重要です。そのため、CTなどの画像診断を学ぶことができる、大学病院の放射線科で経験を積みました。」

    医学博士でもある清水院長だが、さらにAGA治療を専門とするようになった経緯と理由も語る。

    「放射線科では、さまざまな症例を広く診るため、当時からできる限り幅広い分野を日々勉強していました。その中でAGA治療という分野を知り、まず目で見て診断するという点、そして経験や医学的知識に基づいて診断し、患者さんに合った科学的根拠のある治療を提供する点に興味を覚えたのです。そこからAGAという分野を深く学んでみようと思ったのがこの道に入るきっかけですね」。

    その後、大手のAGAクリニックで実際に勤務を開始した清水氏。

    「当時、勤めていたのは大手AGAクリニックです。そこは大手だけあって、多くの患者さんに来院いただき、結果的に約1万人以上の患者さんの治療をしました」と、実践をとおして薄毛やAGA治療に関する知識と経験を豊富に積んだという。

    そして「もちろん、かなり勉強になりましたし、多くの患者さんに発毛を実感いただき喜んでいただきました。ただ、そこでCMなどの広告費に多額の費用を投入し、売上をなにより重視した体質であることも目の当たりにしました。これがなければ、もう少し安い金額で、治療を提供できるのではないか…ということも多々思いましたね。また巨大な組織であるので、必然的にアルバイトの医師が多く、カウンセラーも営業重視です。医療を提供するというよりも、まるで商社みたいな民間企業のように感じました。もちろんAGAクリニックの大部分はそうではないと思うのですが、、、医療業界ではニッチである分野であるが故に、質より量で患者さんが蔑ろになってしまっている場合が多い側面もあることを知りました。その上で、医師としてAGAや薄毛の悩みを抱えている患者さんと向き合っていく中で、少しでも自分が適切なAGA治療を提供したい。患者さんに喜んでもらいたい、この業界をも変えていきたいという医師としての想いが強くなっていったのです。」

    清水氏は、医療の業界としてはニッチな分野だからこそ、このままではいけない、自分自身の手によって適切で質の良いサービスをこの業界で提供していく必要があると感じたという。

    その結果、思いきって自らのAGAクリニックの開業に至ったのだ。

    そして、その経験や想いは、現在のクリニックのサービス内容と連動している。

    もちろん広告費などを多額に使用せずに最低限に抑えることで、低コストで、安全・安心の治療を実現している前述の点もすべては患者さんのためという想いからである。

    科学的な根拠に基づいた“正しい治療”を一人でも多くの人たちへ

    「男性の場合ですと、早ければ3ヶ月~数ヶ月程で発毛を確認できます。発毛した毛が伸びて太くなるまでは、皆さんに最低でも約半年~1年間はみていただいていますね。そしてある程度、発毛がなされた状態であるという判断があれば、今後はその状態を維持していくという治療に切り替えていくことになります。その場合、治療費もより安く抑えられる場合もあります」

    と清水氏は、実際に治療を開始したあとの流れも丁寧に説明する。

    もちろん治療を開始した薄毛の度合いや、患者の発毛目標値、希望する発毛の度合いによるため個人によってそれぞれ異なってくるが、比較的に多くの人が短期間で効果を実感する場合が多いようだ。

    また、「もし治療中に副作用が出た場合、1つのお薬に頼るのではなく、中断することなく代替薬で治療を継続できるようにケアをしていくことも意識しています。もちろん時には医師として治療を諦めていただく、という決断も躊躇はしません。逆に、AGA治療のために、当クリニックに通っていただく一番のメリットというのは、専門の医師による“正しい治療”が受けられるという点だからなのです」

    と語気を強める清水氏。

    そう語る理由に、現在さまざまなAGA治療の情報がインターネットを中心に溢れていることと、個人輸入でAGA治療に関する薬を購入できてしまう現状があるからと話す。

    「もちろん個人で輸入したお薬でもAGAに有効な場合もあるかとは思います。ただし、個人輸入ですと、薬の品質も信頼性が低いですし、なによりも副作用の管理が難しいですね。また、最終的に個人で治療をされている方の場合は、発毛までの道のりを遠回りしてしまっている場合が多く見受けられます。“時間”も“お金”も失ってしまうだけでなく、最悪、“健康”までも害してしまう可能性が野放しにされてしまっていることは、医師として見過ごせません」

    と、個人で治療を試みる人たちの健康面も心配し、その点を危惧する清水氏。

    「AGAというのは、多くの日本人男性が抱えている悩みです。一方で、AGAを相談できる病院があることや、医療として治療できるという認識がまだまだ一般的ではありません。そのため、曖昧な情報が多く存在してしまっているのも現状です。私は、これらの現状を変えていきたいと強く思っています。AGAの悩みを持っている方に対して、AGAは治療できる病気ということを伝えていきたい。そして、なによりも正確な情報を発信して、科学的な治療を提供し発毛に導きたいのです。それによって1人でも多くの方に喜んでいただき、“患者さんご自身が描く自分像に近づく”ということをお手伝いをしたいと思っています」。

    ベアAGAクリニックおよび清水院長は、今日も患者のため、そして業界のために邁進している。

    インタビュー・文章 南里子舟(なんりしょうしゅう)

     

  • AGA、薄毛治療はいつまで続ければいいの?薄毛治療の出口

    AGA、薄毛治療はいつまで続ければいいの?薄毛治療の出口

    AGA、薄毛治療はいつまで続ければいいの?薄毛治療の出口

    AGA、発毛治療中の方、または発毛治療を検討中の方へ薄毛治療はいつまで続けなくてはいけないのか、ということについてお話します。

    薄毛治療はずっと続ける必要がある(維持療法)

    結論から言いますと

    AGAの方は毛髪を維持したいのであれば治療を継続する必要があります。

    しかし、その際にかかるコストは軽微です。(当院では月2500円税抜き価格)

    副作用も軽微で安全な治療法です。

    具体的にはどういった治療が必要になるのか

    フィナステリドというお薬の内服による毛髪の維持療法となります。

    維持療法とは文字通り現状の毛髪を維持していく治療法となります。

    AGA治療は最終的にこの維持療法を目指していきます。

    (フィナステリド単剤での維持が難しい場合は別途薬剤を追加するなどして対応します。)

    治療全体の流れ

    治療全体の流れとしては

    ①AGAと診断

    ②ミノキシジル、フィナステリドを中心とした発毛治療

    ③フィナステリド内服による維持療法

    となります。

    まず発毛させてから、維持療法に移るということですね。

    今回はこの③フィナステリドによる維持療法のお話をしました。

     

    フィナステリドとは

    フィナステリドは2型5-α還元酵素を阻害して、男性ホルモンであるテストステロンが薄⽑の原因となるDHT(ジヒドロテストロン)に転換されるのを抑制することにより薄⽑の進⾏を⽌め、発⽑を促します。プロペシア等に代表される薬です。

     

    まとめ

    ●治療は継続が必要

    ●コストは軽微

    ●フィナステリド内服による維持療法

    ●維持療法に移る前に発毛治療が必要

    以上、発毛後も維持療法の継続は必要ですがコスト、費用は少額ですというお話でした。

    薄毛にお悩みの方は必ずお力になります。

     

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  • 失敗しないAGAクリニック選びの4つのポイントとは

    失敗しないAGAクリニック選びの4つのポイントとは

    失敗しないAGAクリニック選びの4つのポイントとは

    『AGAクリニックはたくさんあるけどどこに行けばいいの?』

    『どういう治療を選べばいいの?』

    『どこでも同じじゃないの?』

    という方のためにAGAクリニック選びに必要な4つのポイントをご紹介します。

     

    ①医学的根拠にもとづいた治療をしているクリニックを選ぶ

    医学的根拠にもとづいた治療をしているクリニック選びましょう。

    医学的根拠があるというのは「治療の効果が実証されている」と言いかえることができます。

    医学的根拠にもとづいた治療はどんな治療か?

    といいますと、少なくともフィナステリド、ミノキシジルを用いた治療となります。

    治療もこちらを基本としたものを選んでください。

    「しっかりと治療をしたい」ならばフィナステリドを使わない治療には限界があります。

    ぜひご参考になさって下さい。

    ②だれが診察してくれるかわかるクリニックを選ぶ

    「誰が診察してくれるのかが分かる」

    「毎回同じ医者が担当してくれる」

    クリニックを選びましょう。

    経過を見て治療方針を考えてくれるからです。

    例:医師が診てくれると…

    1年治療をしたAさん。治療効果に対して医師は「違う薬剤での治療をしてみてもいいかもしれない。」また、「他の薬剤については増量を検討してみてもよいです。」という提案をしてくれた。

    治療に対しての前向きなアプローチで、より良い結果を求めたい私にとっては良い提案でした。

    例:医師が診てくれないと…

    一年治療したBさん。1年治療したけれどもこのままの治療でいいのだろうか?

    カウンセラーの人はいい人だったけれど医師の人からは何のコメントもなかった。

    本当に自分に合った治療を選んでくれているの?せっかく病院に行っているのに不安だなぁ。

    医者が診てくれない。

    結局カウンセラーさんが治療方針まですべて決めている。

    クリニックはおすすめしません。

    医師が診察して方針を立ててくれるクリニックを選びましょう。

    ③血液検査をしてくれるクリニックを選ぶ

    血液検査をしてくれるクリニックを選びましょう。

    薬剤の副作用で肝機能障害等が出ることがあります。

    例:血液検査をすると…

    薬を飲み始めてから一か月のAさん。

    医師に伝えられた採血結果によるとどうやら肝機能障害が出てしまったようだ。

    でも肝機能障害は薬を減量、または中止すればすぐに元に戻るらしいと医師に伝えられた。

    まずは薬を減量して様子を見ることになった。

    副作用は出てしまったけど医師の管理のもと安心して治療が継続できてよかった。

    例:血液検査をしないと…

    薬を飲み始めてから数か月のBさん。

    なんだか毎日体調が悪い気がするけどなんだろうか、、医師は風邪と言っているけれども、、、、

    その後、友人に肌色が黄色くなっていることを指摘され、近くの病院で採血をしてみたら肝機能障害を指摘され、治療をやめることになった、、、なんでちゃんと診てくれなかったんだ、、、

    AGA治療は副作用は軽微で比較的安全な治療ですが管理を怠ると健康を損ねる可能性があります。

    副作用の管理は血液検査なしには難しいです

    血液検査をしてくれるクリニックを選びましょう。

    ④治療法が多いクリニックを選ぶ

    治療法を多く揃えているクリニックを選びましょう。

    副作用が出た場合や、治療効果が不十分だった時に代替の治療を提案できるので

    治療をあきらめず」に済みます。

    以上、

    ①医学的根拠に基づいた治療(フィナステリド、ミノキシジルを用いた治療)をしているクリニックを選ぶ

    ②だれが診察してくれるかわかるクリニックを選ぶ

    ③血液検査をしてくれるクリニックを選ぶ

    ④治療法が多いクリニックを選ぶ

    の4つがAGAクリニックを選ぶうえで必要なポイントとなります。

    4つのポイントに当てはまるクリニックから選びましょう。

    (もちろんベアAGAクリニックはすべてのポイントに当てはまります)

    ベアAGAクリニックでは患者様の利益を第一に医学的根拠のある薄毛治療を行っています。

    ご安心してご来院ください。

    薄毛にお悩みの方は必ずお力になります。

     

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  • 【AGA Q&A】肝機能があまり良くないのですがAGA治療は可能ですか?

    【AGA Q&A】肝機能があまり良くないのですがAGA治療は可能ですか?

    Q:肝機能があまり良くないのですがAGA治療は可能ですか?

    A:AGA治療薬であるフィナステリドやミノキシジル、デュタステリドは肝臓で代謝するお薬ですので肝臓に負担をかける可能性があります。治療の可否については肝機能の数値が異常に高すぎなければ治療可能です。もちろん肝機能障害の原因となっている疾患や全身状態に治療が可能かは変わります。治療を開始する場合もしっかりと採血検査で肝機能を追っていく必要があります。治療開始後に肝機能増悪が見られれば内服薬は中止となる可能性があります。逆に外用のミノキシジル等であれば血中に移行する成分は内服薬より少ないので肝機能障害の場合も使いやすいです。

     

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  • 【AGA Q&A】3年ほどAGA治療(フィナステリド+ミノキシジルタブレット)をしておりこの度フィナステリド単剤の維持療法に切り替えようと考えています。フィナステリドのみで効果は十分ですか?

    【AGA Q&A】3年ほどAGA治療(フィナステリド+ミノキシジルタブレット)をしておりこの度フィナステリド単剤の維持療法に切り替えようと考えています。フィナステリドのみで効果は十分ですか?

    Q:3年ほどAGA治療(フィナステリド+ミノキシジルタブレット)をしておりこの度フィナステリド単剤の維持療法に切り替えようと考えています。フィナステリドのみで効果は十分ですか?

    A:発毛治療後のフィナステリドによる維持療法ですが、体質によってフィナステリドのきき方にかなり差が出るためにフィナステリドのみで維持できる方と維持できない方がいらっしゃいます。維持できない場合ミノキシジル外用薬やミノキシジル内服薬の併用を検討いたします。

     

    お電話でのご相談 TEL:03-5925-8241

     

    無料カウンセリング予約はこちら

     

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  • 円形脱毛症の治療方法、原因、特徴について

    円形脱毛症の治療方法、原因、特徴について

    円形脱毛症(えんけいだつもうしょう)の治療方法、原因、特徴について

    円形脱毛症にお困りの方に向けて円形脱毛症の原因や治療法、特徴について記述してきます。

    円形脱毛症とは

    円形脱毛症は円形の脱毛を生じる疾患(しっかん)です。

    円形脱毛症は主に自己免疫(じこめんえき)の疾患として理解されています。

    本来自分を病原体から守ってくれるはずの免疫細胞であるリンパ球が、何らかの原因で毛根を攻撃してしまい、成長期の毛にダメージを与えてしまいます。

    そして正常な毛を作れなくなり円形脱毛症を生じるのです。

    しかし、円形脱毛症の原因として環境的要因(ストレス等)、免疫、遺伝が関わっているとされていますが、その原因は完全にはわかっていません。

    よく、精神的なストレスがきっかけで発症するといわれますが、こちらもはっきりしたことは分かっていません。

    病歴が長いほど予後は良くありません。

    円形脱毛症の毛の特徴

    円形脱毛症の見た目としては類円形の脱毛斑(だつもうはん)に短い切れ毛で根元の細い感嘆符毛(かんたんふもう)や毛穴に毛の根元のみ黒く残っているように見える黒点(こくてん)等が特徴的に見られます。

    円形脱毛症には脱毛が一つだけのものや、複数のもの、頭部全体に及ぶものや全身に及ぶ場合もあります。

    頭部の脱毛範囲が広いものほど重症で、頭部以外の脱毛の範囲も広いほど重症となります。

    治療方法

    保険適用での治療と自由診療での治療が存在します。

    ●保険適用での治療

    【脱毛斑単発~少数の場合】

    ・ステロイド剤外用(ぬりぐすり):脱毛斑の範囲より広くぬります

    ・抗ヒスタミン薬内服(のみぐすり):俗にいうアレルギーのお薬です

    【脱毛斑が大型~多発のもの】

    • ステロイド剤外用(ぬりぐすり):脱毛斑の範囲より広くぬります
    • ステロイドの局所注射:痛みや皮膚の萎縮を伴う可能性があります

     

    【急速進行型】

    • ステロイド剤外用(ぬりぐすり):脱毛斑の範囲より広くぬります。
    • ステロイド内服(のみぐすり):効果は高いですが副作用を生じるため短期での使用となります。

    ●自由診療での治療

    ミノキシジル外用(ぬりぐすり)

    【頭部全体の25%以上の多発型,全頭型や汎発型】

    局所免疫療法(DRCP、SADBE):次項にて説明

     

    局所免疫療法について

    当院では脱毛範囲が頭部全体の25%以上の多発型,全頭型や汎発型の症例にSADBEによる局所免疫療法を行っています。

    局所免疫療法とは?

    局所免疫療法とはかぶれを起こす物質を塗ることにより発毛をさせる治療です。
    何故かぶれを起こすと発毛するのでしょうか。その理由はこのようなものです。円形脱毛症はリンパ球が毛根を攻撃する病気です、しかし、かぶれを起こすとリンパ球がかぶれた場所に移動して毛根を攻撃しなくなります。リンパ球が毛根を攻撃しなくなると毛は元どおりに生えてきます。ただし上記は仮説であり詳しいことはわかっていません。治療効果は高く、円形脱毛症ガイドラインでは推奨度B(行うよう勧める)となっています。

    実際の局所免疫療法による治療の流れ

    • まず2%SADBEを外用して免疫を覚えさせます(感作)。一週間ほどで薬を塗った部位にかゆみ、皮疹が出現します。
    • その後免疫ができた後で、脱毛部に低濃度のSADBEを筆で2週間に1度外用します。洗髪は外用の12 時間後に行ってください。
    • 初回濃度は0.0001%から開始します。外来ごとに軽度のかゆみが数日続く程度に濃度を調整していきます。
    • 効果が減弱するためステロイド軟膏の外用は行いません。
    • 発毛後も月に1度のSADBE外用を継続します。
    • 皮膚炎、蕁麻疹が強く出たりした場合は局所免疫療法を中止し,抗ヒスタミン薬の内服やステロイド軟膏の外用を行う場合があります。
    • 自由診療での治療となります(保険適用はありません)

     

    生活上の注意

    睡眠をよくとる、しっかりと休みをとる等、できるだけ心身ともにストレスのない生活を心がけましょう。食事、運動、禁煙、頭皮ケア等も有効です。

     

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  • 女性の薄毛(FPHL、FAGA)はなぜ起こる? 問題点・原因・特徴・効果的治療法を解説

    女性の薄毛(FPHL、FAGA)はなぜ起こる? 問題点・原因・特徴・効果的治療法を解説

    女性型脱毛(FAGA、FPHL)は、比較的よく見られる脱毛症です。女性型脱毛は、びまん性脱毛症(頭部全体に起きる薄毛)が生じるという特徴があり、精神的、社会的苦痛の原因となります。

    以前は薄毛といえば男性の症状という社会的認識があったため、FAGA・FPHLの女性は人知れず悩むだけで、治療を受ける人は多くありませんでした。

    ただ、近年、FAGA(女性男性型脱毛症)の呼称をはじめ、女性の薄毛という症状の知名度はかなり高まったようです。

    東京・新宿にある当クリニックにも、近隣の歌舞伎町で働く女性や西新宿のOLさんなど、多くの患者さんが日々、FAGA治療の相談にいらっしゃっています。

    今回の記事ではFPHLが患者さんにもたらす社会的・精神的問題点や症状の原因、特徴を解説し、有効な治療を紹介しましょう。

    FPHLは複合的要因の組み合わせで起こる

    FPHLとは、前頭部および頭頂部において、頭皮から生える髪の毛の数が徐々に減少する進行性の薄毛です。

    薄毛の発症には、毛を生やす機関である毛包のミニチュア化(小さくなること)が関係しています。

    人間の髪の毛の太さは、毛包に覆われた毛乳頭そして毛母細胞の大きさで決まります。

    したがって、毛包が小型化してしまうと、そこから生える毛が細くなってしまうのです。

    その結果、薄毛という見た目の変化になって症状が表れます。

    毛包が小さくなるきっかけは、現代医学では正確には解明されていません。今のところは、遺伝的素因や男性ホルモンの影響、環境的要因、および他のまだ解明されていない要因の組み合わせが原因だと推測されています。

    また、FPHLの患者さんには、ヘアサイクルの乱れがみられます。毛が太く長くなるための成長期が短くなってしまうため、毛が正常に成長できません。

    FAGAとFPHLの違い

    女性の薄毛というとFPHLよりも「FAGA」という呼び方の方が身近に感じる人もいるかも知れません。

    AGAクリニックが広告やウェブサイトなどで盛んに発信した結果、女性の薄毛に対してはFAGA(女性男性型脱毛症)という呼称が一般に定着しました。

    しかし、女性型脱毛症の発症におけるアンドロゲンの役割が完全には証明されていないため、最近では”FPHL “という用語が使用されています。

    FPHLの特徴

    FPHLには、以下のような特徴があります。

    ・前頭部の毛髪の脱毛

    ・後頭部の毛髪は正常

    ・短く細い毛髪:薄毛部分の様々な長さと太さの毛髪が見られる

    ・クリスマスツリーパターンのびまん性毛髪密度低下を伴う前頭部中央部の広がり

    FPHLの一般的脱毛パターン

    一般的な女性脱毛症のパターンは、前頭部の生え際の脱毛から始まって、前頭部の幅が広がり、全体のボリュームがダウンしていき、クリスマスツリー型の薄毛が目立つようになるというのが進行の仕方です。

    もちろんその他のパターンも存在します。

    女性型脱毛と全身の健康

    さらに、抜け毛症状で怖いのは、単なる脱毛症ではなく、別の病気の症状である可能性も考えなくてはいけない点です。

    脱毛症は見た目で分かりやすいため、患者さんは何らかの疾患(病気)や精神的疾患の最初の症状の1つとして、抜け毛に気づく場合があります。

    たとえば、下記のような恐ろしい症状です。

    ・卵巣や副腎腫瘍

    ・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

    ・副腎過形成などの高アンドロゲン症

    上記疾患は、女性の急速な脱毛を引き起こす可能性があります。

    AGA治療では薄毛を治療するだけでなく、深刻な疾患を原因とする薄毛でないかどうかを慎重に見極める必要があるのです。

    症状発生の原因は?

    FPHLの原因には、下記があげられます。

    ・加齢

    ・家族歴

    ・喫煙

    ・空腹時血糖値の上昇

    ・週に16時間以上の紫外線照射

    ・ストレスや疲労

    があります。

    喫煙や紫外線に当たる頻度といった生活習慣に関わる要因は、患者さん自身で改めることが可能です。

    薄毛になってしまったら、まずは生活習慣を改善するのがおすすめです。

    FPHLにより起こる問題

    FPHLを語るうえで無視できないのが、症状の発生で患者さんが深刻な精神的苦痛を受ける事実です。

    女性薄毛は、多くの女性にとって苦痛のタネになっています。実は、女性の約49%が抜け毛に悩まされているといわれています。

    男性にもまして女性は見た目を気にしますから、頭髪の問題はとても深刻なのです。

    なお、ある調査では、女性の約40%が薄毛による夫婦間の問題を経験し、約64%が薄毛による社会的な問題を経験していると報告されています。

    精神的な影響は大きい

    FPHLは男性の脱毛症に比べて社会的な理解度がまだまだ低く、女性の患者さんにとっては大きな精神的苦痛となっています。

    抜け毛を持つ女性の約70%が、不眠、罪悪感や社会的活動の制限と、否定的なボディイメージと自尊心の低下を経験していたという報告があり、女性にとってやはり薄毛は精神的な悩みにつながりやすいのです。

    脱毛症を引き起こす可能性のある基礎疾患がないことを確認

    さて、FPHLと診断されたらまず医師の診察で確認する必要があるのが、脱毛症を伴う基礎疾患の有無です。

    前述した深刻な病気だけでなく、基礎疾患には鉄欠乏、感染症、甲状腺機能障害、栄養不足などが含まれます。

    職業歴、有毒化学物質への曝露経験や摂取歴も確認が必要です。

    仕事に伴ってさらされる環境が、薄毛の原因となっているケースがあるからです。

    婦人科系病歴がないことを確認

    ほかにも、婦人科系の基礎疾患が症状の原因となっている場合もあります。

    婦人科系の基礎疾患である高アンドロゲン症、多嚢胞性卵巣症候群、腫瘍を除外するためには、詳細な婦人科の病歴の確認が必要です。

    判断に必要な情報は、初潮年齢、月経周期の詳細、閉経の有無とその年齢、ホルモン避妊の使用、不妊の懸念、過去の婦人科手術の有無などです。

    家族歴・遺伝

    薄毛は遺伝する、というのが定説です。

    患者の約54%が脱毛症の父方の親族を持ち、約21%が脱毛症の母方の親族を持っているという報告があります。

    現在複数の遺伝子研究では、遺伝子が女性型脱毛症に関与している可能性も示唆されています。

    ミノキシジルによる治療

    さて、それではいよいよ、治療について述べていきます。

    女性向け治療の基本は、AGA治療薬の処方によるものです。

    よく使われるのは、ミノキシジルです。

    ミノキシジルは元々、高血圧症のために経口的に使用される血管拡張剤でしたが、発毛作用が発見され治療に用いられるようになりました。

    外用ミノキシジルは、1992年以来食品医薬品局(FDA)の承認を受けたFPHLの第一選択療法です。外用ミノキシジルでは、使用開始より多くの場合3ヶ月後に毛髪の増加が認められます。

    治療を中止すると、臨床的には6ヶ月以内に毛髪は退行します。

    脱毛症の程度は、治療がなかった場合に発生したであろうレベルに戻ります。

    つまり、症状の改善後も継続的に治療が必要です。

    スピロノラクトンによる治療

    スピロノラクトンはアルドステロン受容体拮抗薬であり、利尿薬としても使用されている薬剤です。

    アンドロゲン受容体の活性をブロックする成分が含まれ、薄毛を改善します。

    スピロノラクトンの6ヶ月間の使用で、FPHLの90%の進行を阻止し、30%の毛髪密度を改善することが示されています。

    一般的な副作用は嗜眠(眠くなる症状)と月経困難で、服用開始より3ヶ月後には改善します。

    ミノキシジルとスピロノラクトンの併用療法と副作用

    軽度から中等度のFPHLの100人の女性を対象とした研究において1日1回ミノキシジルとスピロノラクトンの経口投与を行った場合、6ヶ月と12ヶ月の時点で、抜け毛の重症度と抜け毛のスコアを改善させるのに有効であることが示されました。

    この研究では、8人の患者に副作用が見られました。2人の患者には起立性低血圧があり、6人の患者には多毛症がありました。

    2人の患者がじんま疹のためにミノキシジルの経口投与を中止しました。高カリウム血症または臨床検査機能異常の報告はありませんでした。

    このようにミノキシジル、スピロノラクトン併用療法は薄毛治療のための発毛効果が認められています。

    また、副作用は軽微で頻度も低いです。

    5-α還元酵素阻害薬(フィナステリド、デュタステリド)による治療

    5α還元酵素阻害薬は、男性型脱毛症の治療に効果的であることが知られています。しかし、FPHLでの使用は、催奇形性の可能性もあり女性への使用は制限されています。

    特に授乳中、妊娠中は使用不可となります。

    FPHLは治療可能!

    FPHLはすべての年齢の女性に影響を与え、精神的な負担をもたらす脱毛症です。

    女性型脱毛症は治療の難しい疾患ではありますがミノキシジル、スピロノラクトン等の有効な薬剤で発毛治療をすることは可能です。

    症状が進行している場合は、治療薬の注射によって大きく改善する場合もあります。

    薄毛が気になったり、周囲の人に指摘されて嫌な思いをしたりしても、諦めないでください。

    病歴、心理的適応、治療、治療目標について、医師に相談してみましょう。

    進行性の疾患なので早めの治療が必要です。

    まとめ

    ・女性の薄毛は精神的な問題、社会的な問題、夫婦間の問題となることがある

    ・女性の薄毛に基礎疾患がないか病歴聴取が必要

    ・典型的な女性型の薄毛はクリスマスツリー型

    ・原因は完全には特定されていないが女性の薄毛には加齢・遺伝・男性ホルモン・喫煙・血糖値の上昇・紫外線照射等が関わっている

    ・現在の基本となる効果的な治療はミノキシジル、スピロノラクトン

    ・治療の副作用は頻度が低く軽微であることが多い

     

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  • AGAを治療すべき基準は?薄毛の基準は?

    AGAを治療すべき基準は?薄毛の基準は?

    AGAを治療すべき基準は?薄毛の基準は?

    AGA、薄毛になった、抜け毛が多くなったような気がするけれど自分ではよくわからない、いつ治療を始めるべきか悩んでいるという方のためにAGAを治療すべき基準と薄毛の基準、自己判断に関してご紹介していきます。

     

    薄毛の自己判断

    自己判断できる一つ目の材料としては抜け毛の本数です。1日70-100本程度の抜け毛が正常範囲ですがそれを超えて抜けている場合はAGA、薄毛の進行がある場合があります。

    セットがまとまらない、透け感があるなどの場合も薄毛の進行がある可能性があります。

    また、血縁に薄毛の方がいる等の場合は薄毛になりやすい傾向がありますので注意が必要です。

    ただし患者様の自己判断での薄毛の判断は薄毛の初期では難しいです。なぜならば見た目で薄毛を判断できるような段階ですでにある程度薄毛は進行しており、初期の薄毛とは言い難い状態となっているからです。

    例えば「薄毛が6ヶ月前から気になり始めた」という方の薄毛の進行度を見ると4、5年は経過、進行した薄毛であることが多いです。

     

    薄毛の医学的基準

    まず、薄毛には医学的に明確な基準はありません

    当院としての薄毛の判断としては

    専用スコープを用いて頭皮を観察し、正常な毛髪の基準となる後頭部と比較して頭頂部や前頭部の髪の毛が細かったり短かったりまた毛穴から生えている本数が少なかったりするものが見られれば薄毛と判断します。

    スコープであれば薄毛の始まりもとらえることができます。

     

    治療開始時期

    治療は早いほうが効果が出やすいです。

    なぜならばAGAは進行性に毛が細く短くなっていく疾患なので、進行して髪が細く短くなるほどその紙を再び太く長くするのに時間がかかるからです。

    しかし自己判断では薄毛の早期発見は難しですし、どこからが薄毛と言うのかは人によって感じ方も違うと思いますし、明確な基準もありません。

    なのでまずはご本人が治療したいと思った時が一つの治療の開始時期としています。

     

    当院での治療開始基準

    当院としての治療開始基準としては、

    先ほども申し上げました専用スコープを用いて頭皮を観察し、正常な毛髪の基準となる後頭部と比較して頭頂部や前頭部の髪の毛が細かったり短かったりまた毛穴から生えている本数が少なかったりするものが見られれば薄毛と判断し、治療開始の水準としています。

    当院がもう一つ大事にしているものとして、来院された患者様のご希望、ご要望です。

    患者様は薄毛のあるなしに関わらず、不安で来院される方もいらっしゃいます。

    その方に関してはまずはスコープでの診断結果をお伝えし、適切な治療法をご提案いたします。

    薄毛がないと判断された方に関しては治療をしなくても良いのではないかと言うご提案をいたします。

    しかし、それでもなんらかの対処をしたい方に関しては特に遺伝的な薄毛リスクの高い方には予防的な投与等も検討して頂いております。

     

    まとめ

    ・薄毛の医学的基準はない

    ・治療開始基準は本人の判断の他、当院ではスコープにて治療開始基準を決めている

    ・治療は早いほうが良い

    ・初期薄毛の自己判断は難しい

    ・当院では専用スコープで薄毛の初期段階も診断可能

    治療をしたい時が一つの治療のはじめ時ではありますが治療は早いに越したことはありません。

    AGAの初期は自己判断が難しいです。

    薄毛が不安だったり、治療が必要なのかわからないけど治療には興味がある

    という方は当院の無料カウンセリング、無料診断より早めの診断、治療をおすすめしております。

     

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  • 髪の毛について|ヘアサイクルや生活習慣との関係

    髪の毛について|ヘアサイクルや生活習慣との関係

    髪の毛について|ヘアサイクルや生活習慣との関係

    人の頭に生える髪の毛。普段、あまり気にしたことはないかもしれませんが、髪の毛は人体においてもっとも重要な器官のひとつである頭を保護する役割を担っています。たとえば、夏の照りつける日ざしを和らげてくれるのは髪の毛です。髪の毛が頭の中の温度が上昇するのを防いでくれています。しかし、その重要な役割を果たしてくれる髪の毛の悩みを抱えている人はたくさんいます。男性型脱毛症(AGA)はその一例です。この記事では、髪の毛についての基本的な知識をご紹介するとともに、髪の毛のトラブル、そして髪の毛を健康に保つ方法についてもかんたんにご説明していきます。

    髪の毛のつくり・構造

    人間の髪の毛は、ひとつの器官として頭部に存在しています。同じ器官は身体全体に分布していて、頭には約10万本が存在。頭部(脳)を守ってくれるとともに、触覚として人の知覚をサポートしてくれています。

    髪の毛は、ただ見ただけではわかりませんが、三重構造になっています。耳にしたことがあるかもしれませんが、これは外側から「毛小皮(キューティクル)」「毛皮質」「毛髄質」という順番の三重構造です。キューティクルは、髪の毛の表面を覆っていて、内部の水分やタンパク質が失われないように保護するとともに、髪の毛につやつやとした光沢を与えてくれます。毛皮質を形成しているのは、爪などにも含まれているケラチンなどの物質です。また、毛皮質と毛髄質にはメラニンが存在。このメラニンの違いが髪の色の違いを作り出しています。老いると白髪が増えるのは、このメラニンが失われていくことが主な原因です。この髪の毛の根元に当たる皮膚には「毛包」と呼ばれる組織があり、髪をしっかりとホールドしてくれています。これら、髪の毛を構成する部位が健康な状態に保たれていれば、1本1本の髪の毛も、とても頑丈です。健康な髪の毛1本で、100gの重さを支えられるといわれています。

    髪質・硬毛(こうもう)と軟毛(なんもう)の違い

    髪質は人それぞれ大きな違いがあります。太い方もいれば細い方もいて、また硬い方もいればやわらかい方もいます。ただ、意外に自分の髪の毛がどちらなのか知らない方は多いようです。ここからは硬毛と軟毛について解説します。

    硬毛(こうもう)

    硬毛は、字面どおり、硬い毛のことを指します。剛毛と呼ばれることもあります。硬毛の特徴は、髪の毛が硬く丈夫、そして量が多いことです。硬毛はぎっしりとキューティクルが表面に並んでいるので、いわゆるコシのある髪質になりますが、コシがあるだけにヘアセットが難しい場合もあります。

    軟毛(なんもう)

    軟毛は、これまた字面どおり、やわらかい髪の毛のことを指します。軟毛は、硬毛とは逆にキューティクルの密度が薄いため、しんなりとコシがやわらかくなりデリケートです。軟毛は髪の毛が全体的に細く、枝毛などのトラブルにもつながりやすいという特徴があります。また、軟毛はメラニン色素の含有量も少ないため、髪色がブラウンがかった黒になることが多いようです。

    髪質は変わることがある

    硬毛と軟毛という2種類の髪質。薄毛などのトラブルの原因になりやすいのは軟毛のほうですが、実は髪質は生まれてからずっと一定に保たれるわけではなく、なんらかの原因で変わることがあります。特に男性の場合は、男性ホルモンのバランスが変わることにより、髪質も変わってしまうことがあり、このおかげでAGAを発症してしまう方も少なくありません。

    自分の髪の毛は硬毛?それとも軟毛?

    硬毛と軟毛の特徴をご説明しましたが、実は意外に判断が難しい場合もありますので、その判断の方法もご紹介しておきましょう。

    ・引っ張る

    まずは髪の毛を引っ張って確かめる方法です。なかなか切れずに伸びるようなら、その髪の毛は軟毛。反対に、引っ張っても伸びずに切れる髪の毛は硬毛です。

    ・水平にしてみる

    髪の毛をつまみ、水平にしてから片方の指を離したときの状態で確かめる方法です。離した側がすぐに垂れ下がってしまう髪の毛は軟毛、そのまま水平を保っているなら硬毛ということになります。

    ・指に巻いてみる

    髪の毛を指に巻いてみて、カールの度合いで硬毛か軟毛か判断する方法です。指に巻いた髪の毛を取ったときにそのままカールが残るなら軟毛、元の状態に戻るなら硬毛ということになります。

    髪の毛の寿命・ヘアサイクル

    髪の毛には寿命があります。髪の毛の寿命は4~6年ほど。ただ、寿命といっても、4~6年が経過したらそのままあとは生えてこない、というわけではなく、しっかりと同じ毛穴からまた生えてきます。この髪の毛の生え替わりのサイクルが「ヘアサイクル」です。ヘアサイクルには、大きく分けて「成長期」「退行期」そして「休止期」という3つの段階があります。

    成長期

    成長期は、ヘアサイクルの大部分を占めます。時間にして約2~5年。毛母細胞と呼ばれる髪の毛を生み出す細胞が盛んに活動し、この働きにより髪の毛は1日当たり0.3mmほど伸びます。もちろん、この毛母細胞は髪の毛を成長させるために活動しているので、この成長期には髪の毛の太さも太くなります。

    退行期

    退行期は、ヘアサイクルにおいて、たったの2週間、長くても3週間程度ともっとも短い過程になります。退行期に入ると、これまで盛んに活動していた毛母細胞が活動を弱め、そしていつしか停止します。この活動を弱めてから停止するまでが退行期です。毛母細胞が活動を停止すると毛根が角質化していきます。

    休止期

    休止期は、時間にして約3~4ヶ月ほど。毛母細胞が活動を止めてから髪の毛はゆっくりと抜けていきますが、その時点ではすでに内部で新たな髪の毛を生み出すための準備が始まっています。この期間は、髪の毛が抜けることは当たり前なので、心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、まったく問題はありません。

    ただ、このヘアサイクルは、生活習慣などを原因として乱れてしまうことがあり、この乱れが続いてしまうと異常な抜け毛につながることがあるので注意が必要です。

    抜け毛は季節にも関りがある

    季節の変わり目には、抜け毛などの髪の不調を感じる方が多くなります。実は抜け毛は季節を深い関係があります。このような季節的な抜け毛は、ヘアサイクルが多少乱れてしまっていることが原因であり、ほとんどの場合、病気が関係しているわけではありません。

    夏場の抜け毛

    夏は直射日光などの影響で髪の毛がダメージを受けやすいため、抜け毛が増えやすい季節です。紫外線は強力で、髪の毛だけではなく、毛根まで影響を受けてしまうことがありますので、帽子を被るなどの紫外線対策はこの時期、必須になります。

    日本の夏は湿度が高く、頭からも汗をかきやすくなります。特に梅雨時は湿度がとても高く、汗とともに皮脂が多く分泌されるため、頭皮に汚れが溜まりやすいので注意が必要です。また、頭皮にはさまざまな菌が常在していることをご存じでしょうか?これらはバランスをとりながら頭皮に存在することで、通常は「いい影響」を髪の毛に与えているのですが、このバランスが一度崩れてしまうと、頭皮や毛根などを痛めつけてしまうことがあります。さらに頭皮にはダニの仲間も存在しています。こちらも通常は「いい影響」を髪の毛に与えてくれているのですが、頭皮に分泌物が溜まるなどして不潔な状態になると増殖してしまい、頭皮や毛根に悪い影響を与えてしまうことがあります。適度にシャンプーをして、頭皮をクリーンに保つようにしましょう。

    秋の抜け毛

    秋に抜け毛を感じる方も多くいらっしゃいます。秋の抜け毛の原因は主に2つ。自律神経の乱れによるものと、ダメージによるもので、どちらも多くの場合、夏に関係があります。

    自律神経の乱れによる秋の抜け毛は、秋特有の気温の大幅な変化と、夏の疲れが影響しています。秋に入っても暑さは残りますが、だんだんと寒暖の差は大きくなり、身体がその気温の変化についていくことが大変になると、人は体調を崩しがちになります。夏の暑さにより溜まった疲れもあり、自律神経の働きが乱れることでヘアサイクルに狂いが生じやすくなるのです。髪の毛の成長を促進するためには毛乳頭まで栄養を届ける必要がありますが、自律神経にある交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、うまく栄養を届けられません。その結果、抜け毛が増えてしまうというわけです。

    ダメージによる秋の抜け毛は、主に夏の太陽によるものです。夏場の日ざしは強力で、なんの対策もケアもしなければ、髪の毛はすぐにダメージを受けてしまいます。ただ、その場で抜け毛が始まるわけではありません。夏場のダメージの影響は、涼しくなってから現れることが多いのです。この時期と重なるようにヘアサイクルが退行~休止期という流れになると、ヘアサイクルが正常に進まない可能性があります。そのため夏場だけではなく、涼しくなってからも適度にシャンプーをして、清潔な頭皮をキープするようにしましょう。

    さまざまな脱毛症

    脱毛症にはさまざまな種類があります。ここではその中から主なものをご紹介しましょう。

    ・AGA(男性型脱毛症)

    AGAは、成人男性に多く見られる脱毛症です。AGAは、Androgenetic Alopeciaを略したもの。男性ホルモンの異常により発症し、ゆっくりと薄毛の症状が進行していきます。男性ホルモンのほか、不規則な生活習慣や遺伝などの要素もAGAを引き起こす可能性があると考えられていて、もしも発症した場合は、速やかに治療を受ける必要があります。AGAを発症すると、ヘアサイクルが正常に回転せず、成長期が短縮。これは、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンが、前頭部や頭頂部の毛母細胞を中心に悪影響を与えることが原因です。髪の毛の成長がこのDHTに邪魔されてしまうため、薄毛が進行してしまいます。この治療に使われるのがプロペシアに代表される「フィナステリド」や、ザガーロに代表される「デュタステリド」です。

    ・円形脱毛症

    円形脱毛症は、自己免疫機能の異常が関係していると考えられている脱毛症で、突然、円のような形でまとまって髪が抜け落ちます。複数箇所の髪の毛が抜け落ちるなど、症状の出方もさまざまです。

    ・機械性脱毛症

    機械性脱毛症は、たとえば髪の毛を長期間、ポニーテールの状態などで引っ張るなどして力を加え続けることで、額の生え際の髪がだんだんと後退していくように抜けていく脱毛症です。

    ・粃糠性脱毛症

    粃糠性(ひこうせい)脱毛症は、湿っぽいフケが多く発生し、皮膚が炎症を起こすことにより、ヘアサイクルの休止期に髪の毛が抜ける脱毛症です。脂漏性脱毛症とも呼ばれます。

    ・薬の投与を原因とする脱毛症

    薬の投与による影響で脱毛症状が引き起こされることもあります。一般的にも認知されているのは抗がん剤の投与による脱毛症状でしょう。ただ、実はそのほかにも脱毛症を誘発する可能性のある薬剤は数多くあり、抗リウマチ剤や痛風治療薬、高脂血症治療薬や免疫抑制剤、てんかん治療薬、経口血糖降下剤などの一部がこれに該当します。

    ・抜毛症

    抜毛症(ばつもうしょう)は、トリコチロマニアとも呼ばれる病気のことで、これまでに挙げた脱毛症とは異なり、精神障害に含まれます。人は身なりを整えるために床屋に行ったり、美容室に通ったりするわけですが、抜毛症の場合は、無意識のうちに髪の毛を自ら抜いてしまいます。ストレスが原因ともいわれますが、詳しいことは現在のところほとんどわかっていません。

    正しいシャンプーの方法

    脱毛症を防ぐには、頭皮を清潔に保つことが大切です。毎日、正しくシャンプーをして頭皮と髪の毛の健康を保ちましょう。

    ・まずはシャワーで洗い流す

    シャンプーを使用する前に、髪をお湯シャワーで洗い流します。実はこれだけでもかなりの量の汚れを洗い流すことができるので、シャンプーも節約可能です。

    ・シャンプーを泡立てる

    次にシャンプーを手に取りますが、いきなり頭髪につけるのではなく、まずは手のひらでよく泡立てることが重要です。

    ・髪の毛ではなく地肌をマッサージする感じで洗う

    続いて、泡立てたシャンプーを頭皮によく馴染ませ、マッサージするような感じで洗っていきます。床屋や美容院で頭を洗ってもらうときを思い起こし、指の腹を使って洗うのがコツです。頭皮の汚れが多いと、泡立ちがすぐに悪くなってしまうことがあるので、そのような際は、洗い流してからもう一度、シャンプーを泡立ててから洗うと効果的です。髪の毛は、泡を使って軽く洗うのがコツ。力を入れる必要はありません。髪の毛を洗い終わったら、シャンプーをよく洗い流します。

    ・コンディショナーを使用

    コンディショナーは地肌ではなく髪に使います。傷みのある箇所を中心に、揉み込むように塗り、その後、洗い流します。生え際を中心にコンディショナーが残ってしまうことがあるので、完全に洗い流しましょう。

    ・よく乾かす

    タオルでソフトに水分を取り除いたあと、ドライヤーを使って乾かします。まずは地肌の水分を取り除いてから、髪の毛を乾かしましょう。

    バランスのとれた食事で髪の健康を保つ

    生活が乱れると肌が荒れることがあります。実は髪の毛も同じで、生活習慣や食事のバランスが悪いと、その影響を受けて元気が失われることがあります。ミネラルが多く含まれる食事は、髪の毛を構成する主な成分であるケラチンの生成を促します。海藻は髪の毛にいいとよくいわれる理由は、ミネラルがたっぷり含まれているからです。また、ケラチンはタンパク質なので、大豆や肉、魚もバランスよくとるようにしましょう。

    タバコは髪の毛に悪影響

    日本社会は喫煙をする方には住みにくい世の中になりました。健康志向の高まりもあり、その中でタバコはずっと悪者にされてきました。もうそれも行き着くところまでいった感じで、街中では自由に喫煙することはほぼできません。タバコは健康を害することがわかっています。そしてタバコは髪の毛にも悪影響を及ぼすことがわかっています。ニコチンが血管を縮めてしまうことで、髪の毛まで栄養が行き渡らなくなってしまうのです。髪の毛のためにはタバコは止めたほうがいいことは明白ですが、ストレスの多い世の中ですから、それも難しいという方は多いと思います。止められないのであればできるだけ減らすよう努力しましょう。

    ストレスのない生活を心がける

    多くの現代人がストレスと共存しています。ストレスのない生活は、現実的には不可能ですが、それでもストレスを軽減することは大切です。抜け毛などの頭髪トラブルの原因は、多くの場合、このストレスだといわれています。ストレスは、自律神経の働きを狂わせたり、血流を悪化させたりする原因になります。どちらもヘアサイクルを阻害する要素となるので、ストレスをうまく取り除きながら生活することが大切です。軽いエクササイズをする、マッサージを受けるなど、意識してリラックスできる時間を作ることが、健康な髪の毛の育成につながります。

     

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  • 安全?危険?男性型脱毛症【AGA】治療薬の副作用を知ろう!

    安全?危険?男性型脱毛症【AGA】治療薬の副作用を知ろう!

    安全?危険?男性型脱毛症【AGA】治療薬の副作用を知ろう!

    AGAの治療薬の成分としてよく知られているのは3つ。プロペシアに代用される「フィナステリド」、ザガーロに代表される「デュタステリド」、そして外用薬としては一般医薬品の中にも含まれている「ミノキシジル」です。最近は後発医薬品も出てきているので、比較的手に入れやすくなってきたAGA治療薬ですが、薄毛や抜け毛が気になりだした方の中には、副作用を気にしている方も多いと聞きます。この記事では、AGA治療薬の副作用について、成分別にご説明していきます。

    AGA治療薬の副作用が出る可能性

    AGA治療薬を使用すると、確かに副作用が出る場合があります。巷では「性欲の減退」「勃起不全」などという話も聞こえてきますが、実際のところはどうなのでしょうか?

    「出現しやすい副作用の種類」「成分により出やすい副作用」、そして「副作用の出現頻度」も、これからAGAの治療を始めようという方には気になるところだと思います。

    「出現しやすい副作用の種類」と「成分により出やすい副作用」については、このあと順番にご紹介するとして、AGA治療薬全体として比較的出現しやすい副作用は、やはり性機能に関するもの。ただ、発症率は非常に低く1パーセント前後です。

    また、肝機能障害の副作用も報告されているものの、こちらも非常に確率は低くなっています。

    これからご紹介する数値に関しては、この値よりも出現確率が高くなる場合も低くなる場合もありますが、臨床試験の条件自体がまったく異なるため、目安として捉えていただければ幸いです。

    フィナステリドの副作用

    フィナステリドという成分を含むプロペシアは、日本で初めてAGAの治療薬として認められた薬です。

    フィナステリドは、元々は前立腺肥大の治療薬として世に出ましたが、その後の研究で髪の毛の成育に効果があることがわかり、AGA治療薬として認可されたという経緯を持つ薬です。

    男性機能に関わる副作用

    この薬は、「5-α還元酵素」の働きを阻害し、「ジヒドロテストステロン(DTH)」の生成を抑えます。このDTHは脱毛を進行させる厄介な悪玉男性ホルモンです。

    フィナステリドがDTHを減少させると、体内の男性ホルモンの全体量も減ることになります。実はこれが副作用を引き起こす原因になる場合があります。

    男性ホルモンの全体量が減ると、脳は「男性ホルモン量は十分だ」と判断します。この男性ホルモン量の減少が、性機能に関わる副作用だと考えられます。

    メーカーの発表では、「性欲がない」「セックスをする気持ちになれない」「セックスの回数が減少」などの性欲に関わる副作用が発生する確率は0.2パーセント以下。「ED」「精液の減少」「射精障害」などの勃起や射精に関する副作用が発生する確率は0.1パーセント未満とされています。ただ、これらについてはストレスや加齢が原因となることも考慮する必要があるでしょう。

    なお、日本皮膚科学会ガイドラインに記されている、フィナステリドを用いた観察期間2年の非ランダム比較試験では、性機能に関わる副作用は414名中1名に確認されたのみとなっています。

    肝機能に関わる副作用

    メーカーが発表している肝機能に関わる副作用が発生する確率は0.1パーセントです。フィナステリドを代謝するのは肝臓ですが、この機能が落ちることで代謝しきれなくなり、肝臓に炎症が起こる…これが副作用が起こるメカニズムです。肝臓は体に必要のない成分をこしたり、栄養分をエネルギーに変換したりする重要な場所ですが、異常が起こってもなかなか気づきにくい臓器です。目に見えるサインとしては黄疸、自覚が可能な症状としては食欲喪失やだるさなどが挙げられます。また、肝機能に関しては、体質的な部分もあるので、すべての使用者の肝機能障害が、フィナステリドに関わりがあるというのも無理な話です。実際、0.1パーセントという非常に低い出現確率ですし、日本皮膚科学会ガイドラインでも「まれに肝機能障害が現れることがある」との記載となっています。

    そのほかに起こりうる副作用

    そのほかに起こりうる副作用として挙げられるのは、「乳房の女性化」「抑うつ」「アレルギー」などの症状です。

    ただ、ほかの副作用の症状と同じく、フィナステリド(プロペシア)によって引き起こされた症状なのかどうかははっきりしません。

    皮膚科学会ガイドラインでは、比較試験において胃腸炎と大腸ポリープを発症した例について触れていますが、フィナステリドによるものなのかどうかは不明としています。

    また、副作用とは異なりますが、フィナステリドを服用すると、前立腺がんの診断の指標となるPSA濃度が下がってしまうため、服用中に前立腺がんの検査を受ける場合は、医師にフィナステリドを服用していることを伝える必要があります。

    フィナステリドの禁忌

    女性と未成年は服用厳禁です。

    特に妊娠中や妊娠の可能性がある女性、授乳中の女性は、赤ちゃんの発育に悪影響を与える可能性があるため、絶対に避けてください。

    皮膚からも吸収されるので、女性が素手で触れることも厳禁です。

    デュタステリドの副作用

    デュタステリドは、プロペシアに代表されるフィナステリドと基本的には同じシステムでAGAの原因因子を減らし、ヘアサイクルを元に戻す働きをする成分です。

    大きな違いは、フィナステリドがⅡ型5-α還元酵素の働きを阻害するのに対し、デュタステリド(ザガーロ)はⅠ型とⅡ型の5-α還元酵素の働きを阻害すること。

    これは効能の違いとしても現れます。Ⅰ型の5-α還元酵素は、側頭部や後頭部、全身の皮脂腺に存在する傾向があり、Ⅱ型の5-α還元酵素は、前頭部や頭頂部を中心に存在する傾向があります。

    そのため、たとえばフィナステリドで期待されるような薬効がみられなかった場合に、デュタステリドに変更すると、効果が出てくる、といったケースもあります。

    メーカーの臨床試験による副作用報告

    デュタステリドを主な成分とするザガーロを製造しているメーカーでは、臨床試験の結果から「肝機能障害」「性機能不全」などが起こる可能性があるとしています。

    肝機能障害は、黄疸などの症状を伴うことがありますが、発症してもなかなか気づきにくいため、肝臓が生まれつき弱いという方は、まずは専門の医師に相談することをおすすめします。

    ただ、この成分を服用することで肝機能障害が起こる確率は、極めて低いと考えていいでしょう。

    性機能不全の副作用は注意が必要

    デュタステリドは、比較的高い確率で、なんらかの性機能不全を感じる服用者が多いようです。皮膚科学会ガイドラインでは、国際臨床試験の結果を引用する形で数値を表記しており、リビドー(性欲)減少が3.3%、勃起不全が1.1%、射精障害が3.3%となっています。

    国内で行われた非ランダム試験でもリビドー減少が8.3%、勃起不全が11.7%、射精障害が5%と高めの数字が出ていることから、皮膚科学会ガイドラインでは医師に処方の際の十分な説明を求めています。

    ほかに性機能が関わると考えられる副作用には、乳房の女性化、精巣痛、精液の変色などが挙げられますが、確率の高いものではありません。

    そのほかの副作用

    デュタステリドに関わるとみられるそのほかの副作用には、発疹、かゆみ、アレルギー、蕁麻疹、腹痛、下痢、抑うつ、神経過敏などが挙げられますが、どれもほかの薬との飲み合わせや、精神的なことが関わることも多く、一概にこの薬の副作用と言い切れるものではありません。

    もちろん、これらの副作用は確率を見てもわかるとおり、すべての服用者に起こるわけではないので、過度に恐れる必要はまったくありません。

    ただし、すでになんらかの持病を持っている場合は、カウンセリングの段階で持病について医師に伝えておく必要があります。

    デュタステリドの禁忌

    フィナステリドと同様に、女性、特に妊婦や妊娠の可能性がある方、授乳中の方は服用してはなりません。未成年、肝機能障害を持つ方も服用不可です。

    ミノキシジルの副作用

    ミノキシジルは、高血圧治療のための降圧剤として開発された薬ですが、その後に発毛効果があることがわかり、脱毛症や薄毛の治療に使われるようになりました。

    元々は降圧剤なので内服タイプでしたが、最初の脱毛治療薬は外用薬タイプでした。現在は、日本で市販されているミノキシジル含有製品はすべて外用薬です。病院やクリニックでも外用薬がメインですが、内服タイプのミノキシジルを取り扱っているところもあります。

    ミノキシジルは、これまでにご紹介した2つの薬効成分とは異なるシステムでAGAなどの症状に作用します。ミノキシジルは、頭皮の毛細血管を広げることで血流を改善し、毛根に栄養が行き渡るようにしてくれます。

    これにより毛母細胞が活性化して新しく髪の毛を作り出すようになります。頭皮環境が改善されるので、次第に短縮されていたヘアサイクルが元に戻り、健康な髪の毛が育つようになる…というのがミノキシジルの基本的な脱毛症治療システムです。

    ミノキシジルの使用による副作用についてですが、これは外用薬と内服薬で大きな違いがありますので分けてご紹介していきます。

    ミノキシジル外用薬の副作用

    ミノキシジル外用薬は、外用薬という性格上、目立った副作用はありません。ただ、頭皮のかぶれやかゆみといった症状が起きることはあります。

    これは薬の成分へのアレルギー反応であり、出現確率については「人それぞれ」としか言えません。ミノキシジルの外用薬は、市販品も数多く販売されていますので、非常に安全度は高いといえるでしょう。

    ちなみにミノキシジルを使用し始めてしばらくすると抜け毛が増えることがありますが、これは初期脱毛と呼ばれるもので、薬効が現れている証拠なので心配はいりません。

    ミノキシジル内服薬の副作用

    外用薬はひじょうに安全度の高いミノキシジルですが、内服薬は医師の管理の下で正しく服用しないとかなり危険度が高いので注意が必要です。

    ミノキシジルは元々は降圧剤なので、血管を広げる働きを持っています。そのため、血管や血圧に関する副作用が出やすいことが特徴です。

    むくみ、めまい、立ちくらみ、動悸や息切れ、うっ血性心不全、体重増加、心拍数増加といった症状は、外用薬のミノキシジルでは出現しません。また、体毛が異常に濃くなるという副作用もまれに起きているようです。

    ミノキシジル内服薬で懸念される副作用はまだあります。肝臓への影響です。

    ただ、これについては確固たる試験結果があるわけではないので、「否定はできない」としか言えません。肝臓に持病を抱えている方は、病院やクリニックにかかる際に必ず報告してください。

    報告されている症例は少ないものの、ミノキシジル内服薬を過剰に服用してしまったために心筋梗塞を発症してしまった例もあります。

    過剰に服用すると血管が広がりすぎてしまい、血管壁から出血が起こり、心筋梗塞を引き起こすことが実験により証明されています。

    ミノキシジル内服薬は、海外でのみ販売されていて、一般の方でも個人輸入で手に入れることは可能です。しかし、この薬に関しては有用性についての臨床試験が行われているわけではありません。

    ご紹介したように危険な副作用が起こる可能性も否定できませんので、素人が扱うことは問題があります。専門の病院・クリニックに相談し、医師の処方による場合を除いては、リスクが大きすぎるといえるでしょう。

    AGA治療薬を医療機関で処方してもらうメリット

    ここまでご紹介してきたとおり、AGA治療薬には多かれ少なかれ、副作用があります。AGA治療薬を手に入れるだけなら、現在はインターネット経由で個人輸入することもそれほど難しくはないのですが、副作用のことを考えると、危険だといわざるを得ません。

    薬を安く手に入れられたとしても、副作用という代償を払うのでは意味がありませんので、あとのこともしっかり考えて、初めから専門の医療機関にかかりましょう。ひとりで薬だけ服用していると、気づける副作用にも気づけずに余計な治療費を払う羽目になることもあります。

    健康に勝るものはありません。専門の医療機関でAGA治療薬を処方してもらうメリットはたくさんあります。

    アフターケアがある

    専門の医療機関に通い、治療薬を処方してもらう場合は、もしも副作用が出現してしまったとしても、あきらかにAGA治療薬によるものだと認められれば、適切なアフターケアが提供されます。自分で輸入した薬により重大な副作用が出てしまった場合は、すべて自己責任となってしまいます。

    カウンセリングと問診

    専門の医療機関に通って治療する場合、健康状態や病歴、服用している薬などについて医師が確認するカウンセリングや問診があるので、人それぞれ、自分に合った形の治療を受けられます。

    安全な治療を受けるとという意味でも、このセッションはとても大切です。

    頭皮診断

    多くの専門医療機関では、マイクロスコープを使って頭皮の状態を確認します。マイクロスコープは、頭皮部分を拡大して、外から見ただけではわからない部分をチェックできる優れた機械です。これにより、AGAを初期段階で見つけることができるので、早期治療につなげることができます。また、医師がマイクロスコープの画像を見せながら頭皮や髪の毛の状態について詳しく説明してくれるので、患者さんとしても治療にどう向き合っていけばよいか、より簡単に理解できるようになります。

    ほかの内服薬を出してくれる

    メインとなるAGA治療薬は、ご紹介している3種類ですが、それら以外にも医療機関により、治療の補助に役立つ内服薬を処方してくれる場合があります。これらは主に髪の毛の健康を保つための成分で、たとえば「ビタミンB2」や「ビタミンB6」「ビタミンB7」などのビタミンB群は、毛母細胞の働きをよくして髪の毛の成長を手助けしてくれます。また、髪の毛を構成しているケラチンを生成する亜鉛のサプリメントなどもあるので、診察の際に医師にたずねてみるといいでしょう。

    まとめ

    AGA治療薬の副作用についてご説明してきました。フィナステリドや、デュタステリドは実績もあり、安全性の高い成分です。

    また、これらとは作用の仕方が異なるミノキシジルも外用薬に関しては高い安全性を誇ります。重篤な副作用が懸念されるのはミノキシジル内服薬です。

    こちらは心筋梗塞などにつながる可能性があるので、専門の医師に処方してもらう場合を除き、服用すべきではありません。いずれにしても健康は何よりも優先されます。

    AGA治療を始めるなら、まずは専門の医療機関にてカウンセリングを受けましょう。AGAが手遅れな状態になる前に早期での治療をおすすめします。

     

     

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