カテゴリー: 治療方法

  • AGAが完治した人はいる?治療における注意すべきポイントやAGAで完治を目指すための治療法4選を紹介

    AGAが完治した人はいる?治療における注意すべきポイントやAGAで完治を目指すための治療法4選を紹介

    薄毛にはさまざまな原因がありますが、なかでもAGAは多くの男性を悩ませる脱毛症として知られています。専門的な調査によると、20代であっても、およそ10%の男性がAGAを発症しているといったデータもあります。 50代までにはおよそ半数の方が発症するAGAは、男性にとって身近で困ったトラブルといえるでしょう。

    AGAを発症した場合、完治することはあるのでしょうか。また、完治が難しい場合、どのくらい治療を続ければよいのでしょうか。AGAのメカニズムや発症した場合の治療法、効果が現れるまでの目安となる期間、治療を続けるにあたって気を付けたい点を紹介します。  

    AGAが完治した人はいない

    AGAが完治した人はいません。AGAは男性ホルモンが原因の脱毛症であり、遺伝的要因によって発症リスクが高くなります。

    AGAを発症した場合、適切な治療を受けない限り、抜け毛や薄毛を急激な進行ではないものの確実に進行させるのが特徴です。ただ、適切な治療を受けることで症状の進行を抑えたり、髪の毛のボリュームを増やす可能です。

    AGAが完治せずに進行を続ける原因

    AGAが完治せずに進行を続ける原因として、主に次の2つの原因が挙げられます。

    • AGAになるとヘアサイクルの「成長期」が通常より短くなり髪が育ちにくくなる
    • 脱毛因子を放出するジヒドロテストステロンが作られることで毛髪の成長期が短くなる

    それぞれについて詳しく見ていきましょう。

    AGAになるとヘアサイクルの「成長期」が通常より短くなり髪が育ちにくくなる

    AGAを発症すると、髪の毛が太く長く成長する「成長期」が短くなり薄毛が始まります。ヘアサイクルは髪の毛の成長期、退行期、休止期、脱毛期に分けられます。

    成長期 毛母細胞の分裂が活発化し、髪の毛が太く長く成長する期間。ヘアサイクルのおよそ85~90%を占める。
    退行期 毛母細胞の分裂が鈍化し、毛球が衰える期間。ヘアサイクルのおよそ1%を占める。
    休止期 毛母細胞の分裂が完全に停止し、髪の毛の付け根が毛穴から離れ始める期間。
    脱毛期 髪の毛が抜け落ち、次の発毛までを待つ期間。休止期と合わせて、ヘアサイクルのおよそ10~15%を占める。

    日本人の頭髪はおよそ10万本とされますが、ヘアサイクルは髪の毛1本1本毎に異なります。健康な髪の毛の場合、成長期が2~5年(女性の場合は3~6年)続き、その後、髪の毛が衰えて抜け落ちる退行期、休止期、脱毛期を迎えます。

    ヘアサイクルが乱れて髪の毛が伸びる成長期が短くなると、細く短い髪が多くなります。成長期が短くなるにも関わらず退行期の期間に変化はなく、休止期の期間は長くなるため、髪全体のボリュームが少なくなります。 生涯に起こるヘアサイクルの回数は限られており、おおよそ20~40回とされています。ヘアサイクルを終えた毛穴では毛母細胞が死滅するため、再び髪の毛が生えてくることはありません。AGAを完治した人がいないのもそのためです。

    脱毛因子を放出するジヒドロテストステロンが作られることで毛髪の成長期が短くなる

    AGAが完治せずに進行を続ける原因として、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)の影響も挙げられます。ジヒドロテストステロンは、同じく男性ホルモンであるテストステロンがより強力化したものです。 ジヒドロテストステロンが、男性ホルモン受容器(アンドロゲンレセプター)に結合すると、脱毛因子であるTGF-βを産生します。

    TGF-βは退行期誘発因子とも呼ばれており、髪の毛の成長期を短縮する働きがあります。 TGF-βによって成長期を短縮した毛穴が徐々に増えることで、抜け毛や薄毛もまた緩やかに進行するのです。ジヒドロテストステロンの産生や、アンドロゲンレセプターの感受性には遺伝が深く関わっています。

    AGAの治療法4選

    AGAが完治した人はいませんが、適切な治療を受けることで症状の進行を遅らせ、髪の毛のボリュームを増すことは期待できます。AGAの代表的な治療法としては、以下の4つが挙げられます。

    • ミノキシジル
    • 内服薬
    • メソセラピー
    • 低出力レーザー

    ミノキシジル

    ミノキシジルはAGAの治療薬として認可された、世界で初めての医薬品です。もともとは高血圧の治療薬として用いられていたのですが、発毛効果が認められたことから、低用量のミノキシジル外用薬が開発されました。 ミノキシジルの効果、および副作用は以下の通りです。

    期待できる効果 副作用の可能性
    血管を拡張し、血液の循環を促す 発毛シグナルを促進する 毛母細胞の死滅を抑制する 頭皮のかゆみや赤み アレルギー症状 初期脱毛

    ミノキシジルは血管を拡張し、血液の循環を促す作用があります。また、発毛シグナルを促したり、毛母細胞の死滅を抑制したりするはたらきも期待されています。 ミノキシジル外用薬は副作用のリスクが低い医薬品です。

    ただ、人によっては頭皮のかゆみや赤み、アレルギー症状を起こすことがあります。初期脱毛は治療を始めてからしばらく、抜け毛が一時的に増える現象のことですが、発毛の効果の裏返しとも考えられます。  
    参考:ミノキシジルが効かない人の原因や対処法を解説

    内服薬

    AGA治療にはプロペシアやザガーロ、ミノキシジルタブレット(ミノタブ)などの内服薬が用いられます。効果や副作用は以下の通りです。

    治療薬名 期待できる効果 副作用の可能性
    プロペシア 抜け毛を予防する 勃起不全、制欲減退など
    ザガーロ 抜け毛を予防する 勃起不全、制欲減退など
    ミノタブ 血管を拡張する・血行を促進する・発毛を促す 心臓への負担を増す

    プロペシアやザガーロは、AGAの原因となるジヒドロテストステロンの産生を抑制し、抜け毛を予防する効果が期待されています。ザガーロには、プロペシアよりも高い発毛効果が期待されています。 プロペシアとザガーロの主な副作用は、勃起不全や制欲減退です。

    プロペシアやザガーロを服用した5%未満の方に、射精障害や勃起障害、精液量の減少などが見られます。 ミノタブには外用薬よりも高い発毛の効果が期待されています。主な副作用は心臓への負担を増すことです。ミノタブを服用した場合、めまいや息切れ、動悸、血圧の低下といった副作用の可能性があります。  

    メソセラピー

    メソセラピーは、注射器などを用いて体内に薬剤や有効成分を注入する治療を意味します。AGAの場合、髪の毛の成長に必要な因子(グロースファクター)を皮下に注入する手法が採られます。 メソセラピーの効果、および副作用は以下の通りです。

    期待できる効果 副作用の可能性
    薄毛の進行を抑制 発毛を促進 頭皮のかゆみや赤み 施術後の一時的な頭皮の痛み

    メソセラピーの効果は、薄毛の進行を抑制し、発毛を促進することです。頭皮下にインスリン様成長因子(IGF-1)や血管内皮細胞増殖因子(KGF)、ミノキシジルなどを注入することで、髪の毛の成長をサポートし、新たな発毛を促します。 メソセラピーには副作用のリスクがそれほどありません。人によっては頭皮のかゆみや赤みを生じたり、施術後の一時的な頭皮の痛みを訴えたりするケースがあります。

    低出力レーザー

    低出力レーザーは、火傷しない程度の出力に抑えたレーザーを皮膚へと照射する治療法です。AGA治療の場合、帽子型の器具をかぶり、頭皮へと低出力レーザーを照射する方法が一般的です。 低出力レーザーの効果、および副作用は以下の通りです。

    期待できる効果 副作用の可能性
    発毛 ヘアサイクルを正常化 ほぼなし

    低出力レーザーには、アデノシン三リン酸(ATP)の産生を増加させ、髪の毛を成長期へと誘発する作用があります。その結果、発毛を促進する効果が得られます。 低出力レーザーには、これといった副作用のリスクがありません。AGA治療薬と併用することで、さらに発毛効果を高めることが期待できます。  

    AGA治療で効果が期待できるまでに必要な目安期間

    AGA治療で効果が期待できるまでに必要な期間の目安は、およそ6ヶ月~1年とされています。個人差があり早い場合は3ヶ月で発毛の効果を実感される方もいます。

    AGA治療薬のなかでも、ミノキシジルタブレットには高い発毛効果が期待されていますが、服用したからといってすぐに髪の毛が生えてくる訳ではありません。 むしろ、ミノキシジルタブレットの服用を開始した場合、しばらくして抜け毛の量が増えることもあります。この現象は初期脱毛と呼ばれており、新しい髪の毛が頭皮下で育っている証拠です。 初期脱毛は平均すると1~2ヶ月ほどで終わり、その後、産毛が徐々に成長し始めます。半年から1年すると産毛が太く・強く成長し、徐々に発毛の効果が実感できるようになります。

    AGAの治療において注意すべきポイント

    AGAは進行型の脱毛症であるため、完治する人はいません。そのため、発症したら根気強く治療を続けることが求められます。長期にわたって治療する場合、後悔しないよう次のような点に注意しましょう。

    • AGA治療における目標やゴールを設定する
    • AGA治療を医師の判断なく中断しない
    • 女性はAGA(男性型脱毛症)専用薬品を使用しない

    AGA治療における目標やゴールを設定する

    AGAの治療において注意すべき点として、目標やゴールを設定することが挙げられます。AGAは進行型の脱毛症であるため、完治する人はいません。そのため、いつまで治療を続けるのかが難しい問題となります。

    治療を開始する時点でどのような髪型になりたいのか、明確にイメージしておくことが重要です。薄毛の範囲が狭くなればそれでよしとするのか、それとも周りに髪が薄いと思われないようになりたいのか、理想像をはっきりさせておきましょう。 また、ゴールを設定することもAGAの治療において注意すべき点です。薄毛は男性にとって非常にデリケートな問題ですが、50代になるとほぼ半数の方が何らかの形で薄毛になってきます。

    • 子どもが高校を卒業するまで
    • 周りに薄毛の人が増えてくるまで
    • 自分自身が薄毛を気にしなくなるまで

    このようなゴールを設定することで、薄毛の治療を長期にわたって続けやすくなります。AGA治療の効果は人によって異なるので、他人の意見は参考にする程度にしておき、自分なりのゴールを設定するのがおすすめです。

    AGA治療を医師の判断なく中断しない

    AGA治療において注意すべき点としては、医師の判断なく中止しないことも挙げられます。AGA治療を始めた方の多くに発毛が見られますが、効果が出たからと自分の判断で治療を中断した場合、再び薄毛になるリスクが高いです。 一定の効果が見られた場合、治療薬の種類を変更したり、減薬したりできるケースもあります。

    ただ、髪の毛や頭皮の状態を正確に見極めるのはとても難しいため、必ず医師による判断が必要となるのです。 自分の判断で治療薬の服用を中断して再びAGAが進行した場合、治療を始めた当初より薄毛が悪化することもあります。治療を中断したい場合や、薬の量を減らしたい場合は、必ず医師に相談しましょう。
    参考:AGA治療にやめどきはあるのか解説

    女性はAGA(男性型脱毛症)専用薬品を使用しない

    薄毛は男性だけでなく、多くの女性を悩ませる問題でもあります。女性の薄毛も専門のクリニックで治療できる時代となっていますが、原則としてAGA専用の治療薬を服用することは禁止されています。 AGA専用の治療薬としてはプロペシアやザガーロが挙げられますが、両剤の目的は男性ホルモンの一種であり、AGAの原因となるジヒドロテストステロンの産生を抑制することです。

    ジヒドロテストステロンには思春期以降に脱毛因子を放出するはたらきがあるのですが、思春期以前には男性らしい身体を作ったり、生殖器を発達させたりする重要な働きを持ちます。 そのため、妊娠中の女性がプロペシアやザガーロを服用した場合、胎児の成長に悪影響をおよぼす可能性があるのです。医師によっては服用はもちろんのこと、プロペシアやザガーロに触れるのも禁じるケースがあります。

    AGAが完治する未来へ現在さまざまな技術が開発中

    現在のところAGAが完治した人はいませんが、薄毛が完治する未来に向けて、次のような技術が開発されつつあります。

    • Follica社の医療器具・塗り薬・スマートフォンのアプリを連動させた毛髪再生医療技術「RAIN」
    • Fidia社にて血管外科医が開発を進める塗り薬「Lotion」

    Follica社の医療器具・塗り薬・スマートフォンのアプリを連動させた毛髪再生医療技術「RAIN」

    アメリカのバイオテクノロジー企業であるFollica社では、医療器具と塗り薬、スマートフォンアプリを連動させた毛髪再生医療技術である「RAIN」を開発中です。 専用の医療器具と塗り薬を併用し、髪の毛や頭皮の状態をスマートフォンで医師に確認してもらうのが特徴です。

    現在行われているAGA治療は、残っている毛包にアプローチしますが、「RAIN」では活動を停止した毛包を再生させることにも重点を置いています。 2020年には臨床試験が最終段階のフェーズ3に入るといった情報もあり、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認可が下りれば、近い将来、新たなAGA治療法として日本でも導入されるかもしれません。

    Fidia社にて血管外科医が開発を進める塗り薬「Lotion」

    イタリアの製薬会社であるFidiaでは、2018年の12月に「TLINOV Lotion」の販売を開始しました。「TLINOV Lotion」には脱毛を抑制し、髪の毛を強く成長させる働きが期待されています。 専用のシャンプーとサプリメントを併用することで、誰でも簡単に自宅で発毛に取り組める点が特徴です。

    同社ではAGA治療薬である「Brotzu Lotion」の開発も進行中であり、円形脱毛症の子どもに施した臨床試験で高い発毛効果を実現しています。近いうちにイタリア国内、もしくはアメリカで商品化される予定となっており、薄毛に悩まされている方にとっては朗報といえるでしょう。

    AGA治療に関するご相談はベアAGAクリニックへ

    AGAは進行型の脱毛症であり、現在のところ完治した人はいません。しかし、適切な治療を受けることで、AGAの進行を遅らせたり、年齢に見合った髪の毛の量を取り戻すことは可能です。

    医師と相談の上でAGA治療の目標やゴールを設定し、後悔しないように治療を続けることが重要です。AGA治療に関する研究は日ごとに進歩しており、近い将来、画期的な治療薬が登場する可能性もあります。 適切なAGA治療を受け、薄毛の進行をなるべく遅らせるとよいでしょう。

    ベアAGAクリニックでは、目的やご予算に応じた治療法をいくつもご用意しております。薄毛や抜け毛に関するお悩みは、当院までご相談ください。AGAが手遅れな状態になる前に早期での治療をおすすめします。

     

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    参考:AGA治療のデメリットについて解説
    参考:皮膚科とAGAクリニックで受けられるAGA治療法・費用面の違いについて解説
    参考:フィナステリドの服用をやめたらどうなるのか解説

    https://www.bea-agaclinic.jp/aga-treatment-evaluation-criteria/

    https://www.bea-agaclinic.jp/aga-chiryoyaku/

    https://www.bea-agaclinic.jp/aga-stress/

    https://www.bea-agaclinic.jp/agatreatment-regret/

    https://www.bea-agaclinic.jp/dutasteride-initialhairloss/

     

  • シャンプーや育毛剤、サプリはAGAに効くの? 抜け毛は治る? 医師が解説!

    シャンプーや育毛剤、サプリはAGAに効くの? 抜け毛は治る? 医師が解説!

    抜け毛や薄毛の悩みを自分自身で解決できれば……と、シャンプーや育毛剤などといったヘアケア剤をなんとなく使い続けている人はいないでしょうか。最近は、髪によいとされるサプリへの関心も高まっているようです。今回はこうしたセルフケアにありがちな誤解や落とし穴について、医師の立場から考えを述べたいと思います。

     

    シャンプーなどのヘアケア製品で薄毛の悩みは解消する?

    抜け毛や生え際の後退が気になり始めたとき、まず、薄毛によいとされるシャンプーやコンディショナーといったヘアケア製品を試してみる人が多いと思います。これらに発毛効果はあるのでしょうか。

    医薬品でない限り、発毛効果は期待できない

    薄毛によいとされるシャンプーは、多少値が張る製品が多いものの、手が出ないほどではありませんので、これなら自分で何とかできそうと思う人も少なくないでしょう。

    しかし、こうしたヘアケア製品によって毛髪が生え、AGAが治ることは残念ながら期待できません。

    そもそも、ヘアケア剤をはじめ髪や頭皮につける製品は、「医薬品」でない限り、発毛の効果効能をうたうことは法律上できないのです。似た表示に「医薬部外品」がありますが、こにような製品の場合は治療ではなく症状の防止や衛生維持を目的につくられています。

    育毛シャンプーや薬用シャンプーなどと表記されていると、いかにも即効性がありそうなイメージをもってしまいますが、頭皮を清潔にしたり、うるおいを与えたりするなどで間接的に毛髪が生える環境をよくする影響はあっても、医薬品でなければ発毛そのものに対する効果は認められていないのです。つまり、発毛効果が科学的に証明されているわけではありません。

    髪によい成分=毛が生えるわけではない!

    確かに、ヘアケア剤で毛髪の健康によい成分が配合されているものは多いでしょう。よく見聞きするケラチンなどはその代表といえます。ケラチンは髪を構成する重要なタンパク質です。しかし、この成分はすでに現在生えている毛髪に外から補うだけであり、毛が生えていないところに対して新たに髪を生やす作用は残念ながらありません。

    「髪にハリ・コシを与える」といった宣伝文句で販売されるシャンプーやトリートメントを使うと、さわった感じに変化が現れたり、ハリやツヤが出てきてボリュームもアップしたように見えたりするかもしれません。しかし、こうした効果はすでに生えている髪が配合成分によってコーティングされたために得られているにすぎず、実際に新たな毛が生えたり、毛髪が増えたりしているわけではないのです。

    AGAを治す目的なら、「治療」が最短の道

    そもそも、毛髪は毛包から生えはじめ、分裂を繰り返しながら伸びるものですから、発毛そのものは一般的なシャンプーのような、外からつけるものの影響は受けないはずです。

    育毛シャンプーなどを使うことで、多少毛が太くなったり現状維持ができたりする効果はあるかもしれませんが、薄毛自体が治るわけではないのです。

    それがわかっているうえで、使用感や香り、洗いあがりなどが気に入ったので使う、というのであれば問題はありません。しかし薄毛を改善する、AGAを治す、といった目的で「効くかも、効きそう」と思って使い続けると結局、時間と費用の無駄になってしまうと言わざるを得ないのです。

    それよりも、AGAを診療するクリニックへ行き、専門知識をもった医師の診断、治療を受けるほうがはるかに効率よく、かつ、確かな発毛効果が期待できるといえるでしょう。

    市販の育毛剤でAGAは改善する?

    頭皮に直接つける育毛剤も、多くの種類が出回っています。いかにも発毛が促され毛髪が増えそうなイメージですが、実際はどうなのでしょうか。

    発毛に直接効く成分が配合されているわけではない

    育毛剤や養毛剤、発毛促進剤……薄毛で悩んでいる人にとってはいかにも興味を引かれるネーミングですが、これらも見かけにまどわされないよう、注意して確認することがポイントです。

    インターネットなどで盛んに宣伝されているような市販品の広告を見ると、有効成分と称して様々な成分名がずらっと並んでいるものが多く、いかにも効きそうなイメージです。

    しかしよく読むと「血行を促進する」「毛根に働きかける」といった文言はあっても、直接「毛を生やす」「発毛させる」作用が認められているとの説明は見当たりません。つまり、ゼロから毛髪を生やす科学的根拠のある成分が配合されているわけではないのです。

    医師の立場から見ると、今は薄毛になっていないけれど将来の予防のために使う、というのであればよいかもしれませんが、すでに薄毛が進んでいる人、AGAを治したいと思っている人が望む効果を得るのは難しいといえます。

    市販の医薬品は有効成分の配合濃度が低い

    一方、「医薬品」とパッケージに記載されている発毛剤については、発毛の効果効能が認められているのは確かです。ただし、有効成分の配合濃度はクリニックで処方される外用薬よりも上限が低く抑えられています。ミノキシジルを例にあげると、クリニックの処方薬は15%が標準であるのに対し、市販の医薬品に配合されている濃度は5%。3倍もの開きがあるのです。

    したがって、ごく初期で他人からはまだほとんど気づかれない程度の薄毛であれば、市販の医薬品で様子を見るのもありかもしれませんが、進行したAGAで期待どおりの効果を得ることは難しいと考えます。

    刺激がある=効くわけではない!

    なお、育毛剤にしろシャンプーにしろ、スーッとするような刺激が強いものも少なくありません。清涼感があるのでつけた瞬間は気持ちがよいかもしれませんが、人によってかぶれのもとになることもあるので注意が必要です。専門的には接触性皮膚炎といって、ひどくなると皮膚科で治療をしなければならなくなります。

    育毛剤もシャンプーと同様、使用感や香りが気に入って使う分には個人の好みの問題ですので否定はしません。しかし、これさえつければ髪が生えてくるとの過度な期待をするのは考えものです。まして肌に合わない場合は、刺激が強い製品をそのまま我慢して使い続けるのはやめておきましょう。皮膚にダメージを与え、かえって毛髪が生えにくくなってしまいかねません。

    医療機関での治療なら、効果と安全面の両方をクリア

    市販の育毛剤や養毛剤を使い続けるよりも、クリニックで医師の的確な診断のもと、自身の抜け毛の状態、AGAの進行に合った薬剤を使って治療するほうが、早くかつ確度の高い効果に結びつくといえます。医療機関なら、治療効果だけでなく頭皮や毛髪の状態も定期的に診察で確認してもらえるので、皮膚トラブルなどの副反応にも迅速に対応できるなど、安全面の配慮がされるのも大きなメリットです。

    髪によいサプリの効果は?

    最近は、髪によいとうたうサプリメントもドラッグストアやネット通販などでよく見かけるようになりました。体の中からのアプローチは有効なのでしょうか。

    サプリメントは薬ではなく、食品の位置づけ

    サプリメントはタブレットやカプセルといった、一見薬のような形状のものが多いこともあり、飲み続けると効きそうなイメージをもっている人もいるかもしれません。

    しかし、サプリメントはいわゆる栄養補助食品。薬ではなく、食品の分類に入ります。サプリメントにしろ、普段の食事にしろ、もしそれで毛が生えてくるのなら、とっくに医薬品になっていることでしょう。そうでない以上、サプリメントを飲むだけで毛が生えてくるとは残念ながらいえないのです。

    栄養は大事だが、発毛にはやはり薬による治療が必要

    確かに、体に必要な栄養が不足すると抜け毛が起こりやすくなるのは事実です。したがって、当院でもAGA治療の際、栄養の偏りや不足が見られる人にはサプリメントを提案することがあります。

    しかしその目的としては、主に毛髪の血行を促し抜け毛を予防することと、生えてきた毛が血液から栄養をきちんと受け取って順調に伸びる手助けをするためであり、栄養を補給するだけで発毛するかといえば、それは難しいといわざるを得ません。

    やはり、AGAを治したい、薄毛を解決したい、と思うのであれば、クリニックで的確な診断を受け、自分に合った治療を行うのが一番の近道です。サプリはそれをサポートする位置づけととらえましょう。

    まとめ

    ヘアケアやサプリメントなど製品を用いたセルフケアは、将来の予防の手段の1つとして使うのであれば有用と考えられますが、すでに抜け毛が増え、薄毛が進行して気になっている人や、AGAを治したいと思っている人の場合、これらに頼っても発毛の手ごたえを得るのは難しいといえます。最も効率よく、安全に、納得のいく効果を得るには、クリニックで自分の薄毛の状態に合った治療を継続して受けることがベストと言えるでしょう。

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  • AGA治療の適正費用は?クリニックによって料金と治療の流れは変わる?

    AGA治療の適正費用は?クリニックによって料金と治療の流れは変わる?

    AGAの治療を受けようと思ったとき、まず気になるのが費用ではないでしょうか?

    AGA治療は今のところ自由診療であり、料金設定はクリニックごとに行われています。外からは見えにくい治療内容と費用との関係や、おおよその相場についてお話しします。

     

    AGAの治療方法

    AGAの治療においては、基本的に薬物を使った療法を行います。

    内服薬には発毛促進と抜け毛予防目的のものがある

    AGA治療は、発毛を促進させ、脱け毛を抑える内服薬と外用剤が中心です。症状や重症度に応じて医師が量や組み合わせを決定し、処方します。

    <内服薬>
    ●毛を生やす(発毛促進)
    ・ミノキシジル:血流促進、発毛作用
    ●抜け毛を防ぐ(脱毛抑制)
    ・フィナステリド(商品名:プロペシア)
    脱毛予防。おもに5αリダクターゼII型を阻害し、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える
    または
    ・デュタステリド(商品名:ザガーロ)
    脱毛予防。作用メカニズムはフィナステリドと同等で、DHTの生成抑制に働く。
    おもにフィナステリドが効きにくい場合に検討。
    ●毛髪の栄養剤
    ・サプリメント
    亜鉛、L-リジン、L-アルギニンなどの、毛髪に必要な栄養分。
    薬の効果が出始めると一気に発毛するので、栄養補給し成長をサポート。

    外用薬や注射剤は発毛をより促進させたい場合に用いる

    体の内側からだけでなく外用薬や注射剤も投与することで、より強力な発毛効果が期待できます。

    <リキッド外用>
    ●発毛促進
    ・ミノキシジル、アデノシン、プロシアニジンB2、プロキャピルなど

    ミノキシジル外用薬には市販薬もありますが、クリニックの処方薬の方が高濃度なので、そのぶん強力な発毛効果が期待できます。

    なお、内服薬や外用薬で思うような発毛効果が出ない人や、進行したAGAで最初から強力に発毛を促進したい人は、注射(メソセラピー)が検討される場合もあります。

    <注射(メソセラピー)>
    ●発毛促進
    ・ミノキシジル+毛髪の成長因子:頭皮下の組織に注入し、毛髪をつくる毛母細胞のもとになる幹細胞の活性化と、それによる毛母細胞の細胞増殖(発毛)を導く。

    メソセラピーについて詳しく知りたい人は、あわせてこちら(https://www.bea-agaclinic.jp/mesotherapy-hair-growth/)のコラムもお読みください。

    クリニックによって治療費に差が出るのはなぜ?

    AGA治療においては以上のような薬剤を使用しますが、医院を探す皆さんは、クリニックによって料金が違うのに疑問をもったかもしれません。 治療費に差が出る理由を解説します。

    薬にかかるコストがクリニックによって違う

    AGA治療は前で述べた投薬が中心になりますので、治療費の内訳はそのほとんどが薬代になります。その薬は、クリニックごとに流通ルートをもち、製薬企業と契約してパッケージング(包装)し、仕入れています。

    そのプロセスで発生するコストもクリニックによって若干の差があります。それが薬代に反映されることで、最終的に治療費の差異となって現れやすいということです。

    同じ品質であれば、こうした流通などにかかる中間コストはできるだけ安いほうが、治療費も抑えられます。当院では、品質のよいものをできるだけ安く患者さんに提供できるよう努力をしています。

    広告費や人件費、土地代などが上乗せされる場合も

    また、もし治療費に広告費やスタッフの人件費、クリニックの土地代が上乗せされていれば、価格が高くなることはありうるでしょう。

    AGA治療は自由診療なので、各クリニックが自由に治療費を設定することができます。とはいえ、高すぎれば患者さんが来ないでしょうし、安すぎても経営が圧迫されます。常識とかけ離れた値段をつけるのは非現実的です。

    ただ、多少の経費等が上乗せされることはありえます。例えばA院のほうがB院よりも治療費が高かったとしたら、A院には広告費やスタッフの人件費、土地代や賃料などが上乗せされている可能性があることも考えられます。

    カウンセラーの比重がクリニックによって違う

    AGAクリニックでは医師とは別にカウンセラーと呼ばれる、治療内容や費用の説明、相談業務を行うスタッフがいますが、その裁量や医師との連携の仕方もクリニックによって若干の違いがあります。なかには治療説明のほとんどをカウンセラーが行うところもあるようですが、当院では医師が責任をもって治療方針や治療内容の説明を行い、その後カウンセラーが費用面などの補足説明を行っています。

    また、私がすべての患者さんの診療を行っていますので、担当医が頻繁に変わるということもありません。

    オプション検査がセットになっていると高くなる?

    以上のような理由でクリニックによる料金差が生まれるということ以外に、オプションの検査で価格が上がるパターンもあります。

    遺伝子検査は治療に必須ではない

    クリニックによっては、遺伝子検査などの各種検査がセットになった治療プランを提示するところもあるようです。ハゲやすい体質や、AGA以外の病気リスク、薬の効きやすさなどがわかるというものですが、私の考えとしては、こうした検査は治療に必須ではありません。

    その理由は、遺伝子検査を受けても、その結果次第でAGAの治療方針が変わる可能性は低いからです。

    患者さんが興味をもち、希望するのであれば受けることは否定しませんが、AGAの治療には直接関係はないので、そのために高い検査費用を払う必要はありません。それよりも早くAGAの治療をスタートさせるほうが患者さんのメリットは大きい、というのが私の考え方です。

    投薬治療前後の血液検査は必須

    投薬治療では治療前後に各1回、必ず血液検査を行います。治療に前に行う検査は、薬が肝臓などの内臓への負担にならないかをチェックするため、治療後の血液検査は薬剤の影響を確認するために行います。いずれも安全に治療を続けるために必要な検査です。

    当院では、治療方針に影響しない検査をすすめることはありませんし、治療の一環だからといってこうした検査を投薬治療とセットで行うことはありません。

    AGA治療の費用相場は?

    では、AGA治療の適正価格を判断するため、「相場」の価格はどれくらいだと思っていればよいのでしょうか。

    目的や重症度によって相場は変わる

    AGAクリニックで治療を行う場合、治療費には薬代のほかに診察や診断代、また初回および必要に応じ肝機能等を確認する血液検査を行いますので、その際は検査代も必要となります。

    治療費用の相場は、抜け毛を予防し現状維持が目的か、発毛促進が目的かによっても変わってきます。前者ではおおむね月3,000円前後、後者では重症度に応じて1万数千円~3万円前後が多くのクリニックでの価格設定となっているようです。

    診察費、検査費ゼロのところも

    クリニックによっては、薄毛で悩んでいる人が受診しやすいよう、診察費や検査費を低く抑えたり、無料にしていたりするところもあります。当院も初診、再診、AGA治療を始めるにあたっての血液検査費用はいただいておりません。

    当院の費用概算
    薬代:11,000円/月~(税込)
    診察代 : 0円(初診料、診断料、再診料)
    検査代:AGA治療の場合0円
    詳細はこちら▼https://www.bea-agaclinic.jp/price/▼をご覧ください。

    まとめ

    AGA治療は、脱毛を抑え、発毛を促進する内服薬と外用剤が中心なので、治療費の中でも薬剤費が大きなウエイトを占めます。薬代には流通コストのほか、クリニックによっては広告費や人件費などが上乗せされているケースも考えられます。また直接治療に影響しないオプション検査などがセットになっていると高額になる場合もあります。

    お電話でのご相談 TEL:03-5925-8241

    無料カウンセリング予約はこちら

     

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    https://www.bea-agaclinic.jp/agatreatment-regret/

     

  • AGA(エージーエー)とは?【男性型脱毛症】

    AGA(エージーエー)とは?【男性型脱毛症】

    AGA(エージーエー)とは?【男性型脱毛症】

    AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱⽑症」のことです。成人男性によくみられ、徐々に頭頂部や額の⽣え際の髪の⽑が薄くなっていくことが特徴の進行性の脱毛症になります。 AGA(エージーエー)では⽑髪を作り出す「⽑包(もうほう)」が⼗分に成⻑せず髪の⽑が太く⻑く育たないうちに抜け落ちてしまい、徐々に髪の毛が細く短くなり、薄毛が進行します。しかし、細くなった毛は無くなるわけではなくごく細いうぶ⽑として残っています。⽑包が存在するかぎりは薄毛治療により髪の⽑は再び太く⻑く育てることが可能です。諦めずに治療する事をお勧めしています。

     

    AGA(男性型脱毛症)の原因は?

    酵素(5α-リダクターゼ還元酵素)と男性ホルモンであるテストステロンが結合する事でジヒドロテストステロン(DHT)が発生します。このDHTが主な薄毛の原因と考えられています。 髪の毛にはヘアサイクルがあり、毛が太く長くなる成長期、細胞分裂が衰える退行期、毛が抜け落ちる休止期を繰り返しています。AGAは毛が太く長くなるための成長期が DHTにより短くなるため硬毛(太く長い毛)に成長する前に毛が抜け落ちてしまいます。そのため産毛のような軟毛(細く短い毛)が生えている状態となり薄毛(AGA)になります。

    AGAはどのように進行するの?つむじの薄毛、M字の薄毛等

    AGAは思春期以降に徐々に頭頂部や額の⽣え際の髪の⽑が薄くなっていくことが特徴の疾患になります。人によってAGAの進行パターンは異なります。薄毛が進行するパターンは大きく三つに分類され

    ①頭頂部から薄くなる人(O方の薄毛、つむじの薄毛)

    ②前頭部全体が薄くなる人(U字型の薄毛、額の後退)

    ③額の生え際から薄くなる人(剃り込み部分の薄毛、M字型の薄毛)、となります。

    また、3つの分類の複合型の薄毛もあります。
    いずれの場合も進行性の脱毛疾患となります。早期治療により早く症状を回復することができます。

    AGAは治療できる?

    AGAは治療可能です。

    そのためには医学的な効果のある「治療」が必要となります。サロンやエステ等のトリートメントの施術、生活習慣の改善等ではしっかりとした発毛効果を得ることは難しいです。この場合の医学的な効果のある治療とは薬剤(フィナステリドやミノキシジル等)を用いた治療となります。

    AGA治療をしたら本当に髪が生える?

    適切な治療を施せば高確率で毛髪を生やすことができます。また、副作用の可能性もあるので安全に治療をするために医師による管理が必要となります。

    ※ただし、外傷、ケガ等により毛包が失われている場合は薬剤の治療では髪を生やすことはできません。

    AGAは多くの人が抱える悩み

    AGA(男性型脱毛症)、薄毛は現代人の多くの方が抱えている一般的なお悩みです。日本人の3人に1人がAGAと言われています。見た目のお悩みなのでQOL(生活の質)にも大きく関わってきます。クリニックで専門家に診察を受けることで悩みから解放される方が多くいらっしゃいます。現在、薄毛治療に関しては薬剤を用いた発毛治療が最も治療効果を上げることが出来ます。お一人で悩まれずに是非専門家にご相談ください。適切な方針をご提案させて頂きます。ご相談の際は当院の無料カウンセリングをご利用ください。

     

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  • 発毛の仕組み、発毛メソセラピーについて【AGA治療】

    発毛の仕組み、発毛メソセラピーについて【AGA治療】

    発毛の仕組み、発毛メソセラピーについて【AGA治療】

    発毛治療の一つであるベアAGAクリニックの発毛メソセラピーは毛の幹細胞の分裂、成長期移行シグナル、成長因子等の組織レベルでの発毛に着目した治療です。
    AGA(男性型脱毛症)FAGA(女性の脱毛症)の方にご利用いただけます。
    発毛の効果、仕組みを追求するベアだからできる最先端の治療です。
    男女共にご利用いただける発毛治療となっております。
    発毛治療の効果を追求したい、しっかりと発毛させたい方におすすめしています。

    発毛メソセラピーとは

    発毛メソセラピーとは【成長期移行シグナル】や各種【成長因子(増殖シグナル)】の頭皮への注射による発毛治療です。
    成長期移行シグナル、成長因子は幹細胞が分化してできた毛母細胞の細胞増殖(発毛)を導き、毛髪の成⻑期を誘導・維持するため、発⽑効果が得られます。

    幹細胞とは

    幹細胞とは必要な時にはいつでも分裂できる無限の増殖能力を持つ細胞です。
    幹細胞が分裂して毛母細胞になり、分裂を続けて髪の毛になります。
    髪の毛の幹細胞はバルジ領域という場所に存在しています。

    髪の毛の発毛、成長には幹細胞が関係している

    人の髪の毛は生涯に10〜20回程度生え変わります。
    髪が生えるのは当たり前のように感じるかもしれませんが、なくなってしまった髪が再生するのはよく考えればすごいことですよね。例えば手指などは再生が難しいと思います。
    抜け落ちてしまった髪の毛が再び再生できるのは毛包に増殖能力のある幹細胞が存在しているからです。
    余談ですがレーザー脱毛などはこのバルジ領域の幹細胞を破壊することにより毛を生えないようにしています。

    発毛の仕組み、毛周期(ヘアサイクル)と幹細胞の関係

    ヘアサイクル

    髪が生えるサイクルのことを毛周期(ヘアサイクル)といいます。
    毛周期は毛が生える「成長期」、毛の成長が止まり毛が抜ける「退行期」「休止期」があります。成長期と退行期、休止期を繰り返すことにより毛の成長、毛の脱落、そして再び発毛、毛の成長、、、というように繰り返し発毛と脱落が起きます。
    このように毛周期の休止期から成長期へ移行することにより発毛が起きます。
    逆にAGA、FAGAではこのヘアサイクルの成長期が短くなることにより脱毛がおきています。

    成長期(毛が生える)

    退行期、休止期(毛が抜ける)

    成長期(再び毛が生える)

    発毛の仕組み、幹細胞の成長期への移行メカニズム

    休止期から成長期への移行メカニズムとしてバルジ領域にある毛包幹細胞と【成長期移行シグナル】が関係しています。
    発毛は毛包のバルジ領域に存在する毛包幹細胞が分裂することにより始まります。
    休止期の幹細胞は毛乳頭から【成長期移行シグナル】を受け成長期に移行し毛母細胞を作ります。
    この毛母細胞に【成長因子(増殖シグナル)】が加わることにより高い増殖能力を発揮し毛が生えてきます。
    メソセラピーではこの【成長期移行シグナル】【成長因子(増殖シグナル)】を注射することにより発毛効果が得られるのです。

    休止期幹細胞

    【成長期移行シグナル】を受け成長期を誘導、毛母細胞へ

    【成長因子(増殖シグナル)】を受け細胞分裂し発毛

    治療説明

    • AGA、FAGAの患者様にご使用いただけます。
    • 月に1回からの頭皮への注射となります。(ご希望によって月2回まで可能です)
    • 続けていただくと発毛効果を実感しやすいです。
    • 薄毛の範囲が狭い方には2cc、広い方には4ccの注射をお勧めしています。(ご希望により6ccまで増量可能)
    • 発毛メソセラピーは単体での使用も効果はありますが、フィナステリドやミノキシジル等のベースとなる発毛治療と組み合わせることで、より効果を発揮します。
    • しっかりと治療効果を出したい方におすすめしている治療です。

    副作用・リスク

    頭痛、感染や皮下出血の可能性、薬剤へのアレルギー反応等が出る可能性があります。
    アルコール摂取や運動、シャワーや散髪等は施術翌日以降可能となります。

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  • プロペシアの成分・フィナステリドの効果、推奨用量、副作用、子作りへの影響について【AGA治療薬】

    プロペシアの成分・フィナステリドの効果、推奨用量、副作用、子作りへの影響について【AGA治療薬】

    プロペシアの成分・フィナステリドの効果、推奨用量、副作用、子作りへの影響について【AGA治療薬】

    プロペシアに代表される「フィナステリド」は、世界で最初に認可された経口タイプのAGA(男性型脱毛症)治療薬です。日本を含む多くの国々で使われているこの薬にはどんな特徴があるのでしょうか。この記事では、フィナステリドの効果や注意すべき副作用、気になる妊活への影響などについて詳しくご紹介していきますが、まずは多くの成人男性を悩ませているAGAという脱毛症についての説明から始めましょう。

    多くの成人男性を悩ませる脱毛症「AGA」

    男性型脱毛症を意味する「AGA」は、Androgenetic Alopeciaを省略した呼称です。現在ではAGAという呼称が定着してきており、一般的にも知られるようになっています。世の中の多くの男性を悩ませているAGAは、男性ホルモンの問題から発症する脱毛症です。何もせずに放置すると症状がどんどん進行してしまうため、頭髪の異常に気づいたらなるべく早めに医師に診てもらう必要があります。

    ヘアサイクル

    ヘアサイクルは言い換えれば「髪の毛のライフサイクル」です。人間の髪の毛は、約2~6年周期で「成長」「退行」「休止」、そして再度「成長」という動きを繰り返しています。ヘアサイクルの大部分は「成長期(早期・中期・後期)」で占められていますが、AGAを発症するとこのヘアサイクルが異常に短くなってしまいます。結果髪の毛が正常に成長できなくなり、細く短い髪になり薄毛となるのです。

     

    ※ヘアサイクルについて詳しくはコラム「髪の毛について|ヘアサイクルや生活習慣との関係」をご参照ください。

    AGAはヘアサイクルを阻害する厄介な脱毛症

    AGAは、男性ホルモンの「テストステロン」が体内に存在する「5-αリダクターゼ(5-α還元酵素)」と呼ばれる還元酵素によって変化した「DHT(ジヒドロテストステロン)」という悪玉の男性ホルモンが、男性ホルモン受容体である「アンドロゲンレセプター」と結びつくことで発症します。このDHTは、困った性格を持つ男性ホルモンで、髪の毛以外の体毛の成長は促すのですが、頭頂部や前頭部の髪の成長を抑えてしまいます。このDHTの困った性格には「5-αリダクターゼ」が出す信号が関係していると考えられていて、これにより通常は3~5年はある髪の毛の成長期が、なんと100日ほどになってしまう場合があるのです。成長期が短くなってしまうため、髪の毛は十分に成長することができず、しんなりとした柔らかい毛になってしまいます。この状態が進行すると薄毛へと発展していくので早めの対処が必須です。

    AGAは、遺伝的な要因で発症するのではないかとも考えられています。その理由は、アンドロゲンレセプターが持つ遺伝情報は、母親から伝えられるものだからです。つまり、母方の祖父・祖母が持つ傾向が伝えられる可能性が高くなります。ただ、だからといって薄毛が必ず受け継がれるわけでもなく、今のところは「可能性がある」としか言えません。このAGAにおいては、さまざまな要素が発症に関係していると考えられています。「運動不足」「質の低い睡眠」「食生活」などの生活習慣も関係している可能性があります。もしも頭髪に異常を感じたら、まずは速やかに医師に相談しましょう。

    AGAの症状には特徴がある

    AGAの症状の出方や進行の仕方は特徴的です。先ほども触れたとおり、AGAは主に頭の前方の生え際と、つむじのある頭頂部周辺から症状が出やすいという傾向があります。これらのエリアのどちらかだけに症状が出る場合もあれば、両方に出る場合もあるなど、症状の出方はさまざまなのですが、発症パターンと進行状況、合計12種類が世界基準として定められています。ただし、これは医師でなければ判断が難しいので、薄毛が気になる場合は、やはり専門の医師に相談して判断してもらう必要があるでしょう。

    AGAの症状は改善可能

    AGAは、厄介な症状ではありますが、投薬により症状を改善することはもちろん可能です。AGAはかなりの部分がわかってきているものの、未知の部分もある病気です。そのため、現在のところ、完治は難しいのですが、それでもプロペシアに代表されるフィナステリドなどによる有効な治療を続けることにより、髪の毛のボリュームを増やすことは可能になっています。AGAは何もしないとただ症状が進行するばかりなので、とにかく早めに医師に相談し、対処を行いましょう。

    AGAを治療する方法

    AGAの投薬治療として現在、もっとも多く用いられているのは内服薬で、その成分は、プロペシアの主成分「フィナステリド」や、ザガーロの主成分「デュタステリド」と呼ばれるものです。これらの成分は、AGAにより邪魔されてしまったヘアサイクルを元に戻すことができます。AGAの治療には外用薬も用いられます。もっともよく知られているのが「ミノキシジル」。特に、すでに症状が進行している場合に、内服薬と同時に用いられます。ミノキシジルは、元々は血圧を降下させる降圧剤として開発されたのですが、発毛を促す効果や毛母細胞を増やす効果が認められたことから、現在ではポピュラーな治療方法となっています。ただし、この方法で効果を感じられるようになるまでは、早い人でも3ヶ月、通常は半年から1年ほどの時間が必要です。このあとは、たった今ご紹介したAGA治療に使われる内服薬の成分、フィナステリドについて詳しくご説明していきます。この内服薬の成分にはAGAの症状を和らげる効果がありますが、副作用があることもわかっているので、注意が必要です。

     

    ※デュタステリドに関して詳しくはコラム「ザガーロの成分デュタステリドの効果は?フィナステリドとの違い、副作用は?AGA男性型脱毛症治療薬」をご参照ください。

    ※ミノキシジルに関して詳しくはコラム「ミノキシジルとは・高い発毛効果を持つ脱毛症治療薬【AGA治療薬】」をご参照ください。

    フィナステリドの効果

    フィナステリドは、そもそもは前立腺肥大症の治療用として開発されました。この成分は、先ほどご紹介した「5-αリダクターゼ」の働きを邪魔する効果を持っています。AGAの影響で短くなってしまったヘアサイクルを、継続的に服用することで、正常な状態に戻すことが可能です。ただし、プロペシアをはじめとするフィナステリドを摂取しても、髪が生えてくるわけではありません。この内服薬に発毛効果は備わっていない…というよりは、効果は今のところ認められていないのです。(ただし、臨床においては発毛効果が認められる方もいます。)

    発毛効果があるのは?

    フィナステリドには、今のところ発毛効果はないとされているので、発毛目的で投与されるのは別の薬です。それが先ほどもご紹介したミノキシジルです。こちらの薬を併用することで、より効果的なAGA治療につなげることができます。(ただし臨床的にはフィナステリドにて予防だけでなく発毛がみられる方も中にはいらっしゃいます)

    効果が発揮されないこともある

    AGAの投薬治療の効果がある程度見えてくるまでには時間がかかります。しかし、投与を続けたにもかかわらず、半年経っても1年経っても効果が見えてこないことは残念ながらあります。このような場合は、薬自体が合っていないことが考えられるので、医師に相談したうえで、薬を切り替える必要があるかもしれません。

    安全で、症状の改善につなげられる可能性はとても高い

    このように効果が発揮されないこともあるフィナステリド(プロペシア)ですが、数多く行われている臨床試験によると、症状の改善率、維持率、進行率のすべてにおいて、効果的だったことを表す数値が出ています。3年間、フィナステリド(プロペシア)を服用し続けた被験者の症状の改善率は、1年後で6割近く、2年後で7割近く、3年後では8割近くという高い確率です。症状の進行もかなりの高確率で抑制できることがわかってきており、今後の治療に役立てられることが期待されています。実際、日本皮膚科学会では、AGA治療用としてフィナステリドを、推奨しています。世界で幅広く使用されている薬でもあり、安心して服用することが可能です。

    フィナステリドの用法、用量

    AGAの治療用に、フィナステリドを効果的に使うには、その用法や用量を守って服用することが重要です。ほかの薬同様、たくさん摂取しても大きな効果が得られるわけではありません。フィナステリドは血清DHT値を70%以上低下させることが研究で示されています。しかし、用量を増やしたからといって必ずしも血清中のDHT値の低下が大きくなるわけではありません。後ほどご紹介しますが、このAGA治療薬は、誤った方法で服用すると、副作用をもたらすことがあり危険です。

    ・推奨用量

    AGA(男性型脱毛症):1mgを1日1回。

    ・服用する時間帯

    フィナステリドは、規則正しく服用することが大切です。特に「この時間帯」という決まりがあるわけではないのですが、薬は習慣づけることが大切なので、毎日、同じ時間に摂取するようにすると、飲み忘れることもありません。

    ・服用する期間

    フィナステリドは、効果が出るまでに時間がかかる薬なので、どうしてもあきらめたくなる気持ちはわかりますが、頑張って、結果が出てくるまで辛抱して摂取し続けることが大切です。結果につながらない場合は医師に相談して薬を変えることも考えられますが、長く摂取を続けるほど症状の改善につなげられることも事実。焦らず、慎重に治していきましょう。

    すべての脱毛症に効果があるわけではない

    フィナステリドは、AGAの進行を食い止める働きを持っていますが、そのほかの脱毛症に効くわけではありません。自己免疫機能に関わりがあるとされる円形脱毛症や、物理的に髪の毛にプレッシャーをかけ続けることで起きる機械性脱毛症などの症状を改善することはできません。

    フィナステリドの副作用

    フィナステリドは、ヘアサイクルを元に戻す効果があることをご説明しました。ただ、薬ですから人によっては副作用に注意しなければならない場合もあります。ここからは、AGAの治療に使われるこの薬の副作用についてご説明していきます。

    服用してはいけない人・注意を要する人

    フィナステリドは、当初は前立腺肥大症の治療を目的として開発されました。ただ、AGAへの有効性は確認されていても、ほかの脱毛症には効果を発揮しません。女性には処方されることはなく、特に妊娠中や授乳中の女性は服用禁止です。触ることも避けましょう。また、肝臓に病気を抱えている方は、医師にその旨を伝えておく必要があります。

    副作用

    フィナステリドの服用には注意すべき点があるものの、基本的には安全な薬で、副作用はあまりありません。しかし、以下にご紹介するような副作用を感じる方もいます。

    ・EDや性欲の減退

    フィナステリドを服用することで、ED(勃起機能障害)や性欲の減退、精液の減少、射精障害などを感じる方がいます。ただし、これらの性機能に関わる副作用については、臨床試験においても確認されているものの、そのパーセンテージは非常に少なく、276例中、EDの症状を感じた方は0.7パーセント、性欲の減退を感じた方は1.1パーセントとなっています。臨床では偽薬による試験も行われていますが、その結果はほぼ変わらず、ほとんど心配する必要はない数値といえるのではないでしょうか。

    ただし、フィナステリドは、1日の上限量を服用し続けた場合は、副作用が出る確率が少し上がります。それでも5パーセント程度ですので、そこまで心配する必要のある数値ではありません。

    ・肝機能障害

    肝機能障害も副作用として報告されているケースがありますが、やはり非常にまれです。服用初期に食欲不振や吐き気、だるさや発熱、黄疸、尿の色の変化、などの症状が見られる場合は肝機能障害の可能性があります。

    結局、フィナステリドの副作用に関しては、それほど心配する必要はありません。経口薬として多くの国々で使用されてきた実績のある薬ですから、効果だけではなく、その安全性に関してもすでに認知されています。ただし、「薬の安全」は、医師に診断・処方してもらうこととセットです。個人輸入などで手に入れられる薬が同じように安全なわけではありません。

    フィナステリドは子作りに影響があるの?

    副作用についてはそれほど心配する必要のないフィナステリド(プロペシア)ですが、女性には処方されない薬ですから、子作りへの影響が気になるところです。

    結論から先に言うと、フィナステリド(プロペシア)は子作り中の夫婦の場合は、慎重になる必要があります。ただ、この薬自体が子作りを阻害したり、なんらかの影響を及ぼしたりするわけではありません。薬の成分が精子の中に入り込むことはあっても、非常に微量なので、女性の妊娠に影響を与えることはもちろんありませんし、胎児の成長に影響することもないでしょう。

    現在、フィナステリド1mgでの使用と永続的な不妊との関連を支持するデータはほとんどありません。様々な研究でフィナステリド1mgでの治療を中止した人の生殖能力と精子の質、量が改善されたことが示されており、低用量フィナステリドの生殖能力への影響は可逆的と考えられます。しかし、5mgの高用量を使用した場合には、生殖能力に悪影響を及ぼす可能性があります。また、全ての人の生殖機能に異常が現れるわけではなく、多くの人では生殖機能は保たれます。

    女性が服用できない理由

    フィナステリドは、すでにご紹介したように、そもそも女性が服用すべきではない薬です。この薬は、DHTの働きを阻害して、正常なヘアサイクルへと戻そうとします。しかし、DHTは胎児(男児)の成長に必要な物質であり、これがないと胎児の生殖器の発育に問題が発生するおそれがあります。そのため、女性の体内にこの成分があると、胎児の成長に悪影響を与える可能性があるのです。女性はこの薬を触ることも避けなければなりません。この薬は素手で触れただけでも体内に取り込まれる可能性があります。

    また、フィナステリドは、男性ホルモンの分泌にも影響を与えます。男性ホルモンとはいうものの、女性もこのホルモンを必要としています。この薬が女性の体内に入ってしまうと、ホルモンバランスを崩してしまうことがあり、これが原因で不妊などにつながることも考えられるので、細心の注意を払って扱いましょう。

    個人輸入の医薬品に注意

    フィナステリドには、すでに厚生労働省の認可が済んでいるジェネリック医薬品(後発医薬品)があります。しかし現在、海外で販売されているジェネリック医薬品がインターネット経由で国内にも入ってきているため注意が必要です。これにはいくつかの理由があり、

    「偽物が含まれている」

    「救済制度がない」

    「成分が不明な場合がある」

    などが挙げられます。

    これらは厚生労働省の認可済みジェネリック製品との比較でも非常に安く、その1~2割ほどの値段で購入できます。しかし、上記のような状態である以上、健康や子作りに大きな影響を与える可能性は否定できません。必ず妊活中であることを医師に告げたうえで、適切な薬を処方してもらいましょう。

    このように、フィナステリドは、子作りに大きな影響を与えることはありません。男性の性機能に影響が出る可能性が若干あるだけです。ただ、子作りに関しては相手、そして生まれてくる胎児への影響を考える必要があるため、特に注意して扱いましょう。(女性には触れさせないようにしましょう)

    まとめ

    プロペシアに代表されるAGA治療薬・フィナステリドについて、その効果や副作用、妊活における注意点をご紹介してきました。このAGA治療薬は、世界の多くの国々で使われてきた実績があります。安全で、しかも効果が認められているからこそ、日本でもAGA治療に用いられているのであり、副作用や危険性について過度に心配する必要はありません。薄毛にお悩みの方は、まずは専門の医師に相談することから始めましょう。

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  • 【女性の薄毛】薄毛治療を始めたいけどまずどうしたらいいの?正しい治療法を知ろう

    【女性の薄毛】薄毛治療を始めたいけどまずどうしたらいいの?正しい治療法を知ろう

    【女性の薄毛】薄毛治療を始めたいけどまずどうしたらいいの?正しい治療法を知ろう

    薄毛が気になるけれどどこに行けばよいのかわからない、どうすれば良いのかわからない。という方のために薄毛治療を始めるにはまずどうしたらいいのか、そして女性の脱毛症(FPHL,FAGA)の正しい治療法は何なのかをAGAクリニック医師がわかりやすくご紹介していきます。

    ※女性型脱毛症のことをFPHL(Female Pattern Hair Loss)又はFAGA(女性男性型脱毛症)といいます。

    まずはしっかりとした知識のあるクリニックでどういった種類の薄毛か診断を受ける

    しっかりとした知識のあるクリニックで薄毛の診断を受けましょう。

    薄毛と一口に言っても様々な原因や種類があります。

    (女性型脱毛症、円形脱毛症、脂漏性脱毛症、甲状腺機能低下症による脱毛、等)

    正しい診断がなければ正しい治療はできません。

    薄毛専門クリニック等の薄毛治療の知識のしっかりとした医師のもとで診断をつけてもらいましょう。

    FAGA、FPHL(女性型脱毛症)とは

    FAGA、FPHLは前頭部および頭頂部において、髪の毛が徐々に減少する進行性の脱毛症になります。

    女性型脱毛症では徐々に髪の毛が細く短くなり、薄毛が進行します。

    しかし、細くなった毛は無くなるわけではなくごく細いうぶ⽑として残っています。

    ⽑包が存在するかぎりは薄毛治療により髪の⽑は再び太く⻑く育てることが可能です。

    諦めずに治療する事をお勧めしています。

    早期診断、早期治療をする

    FAGAは進行性の疾患なので治療をしていなかったり、間違った治療をしている間にも薄毛はどんどん進行していきます。

    どの疾患でも同じことなのですが、軽症の薄毛ほど治るのも早くなります。

    また、薄毛が進行するほど薄毛の改善に時間がかかるので、治療期間が長引き、結果的にコストもかかることになります。

    効果、改善速度、費用面から早期診断、早期治療をすることをお勧めいたします。

    薄毛治療専門クリニックで適切な薬剤を処方してもらう

    各症状や薄毛の進行度、体質に合わせて薄毛治療専門のクリニックで適切な薬剤を処方してもらいましょう。

    適切に発毛効果を出すことができる他に、治療効果判定や治療方針を立てたり、治療方針を変更したり副作用をしっかりと管理することができます。

    また、効果のしっかりと出せる治療に費用をかけることにより結果的に薄毛治療の費用を減らすことができます。

    発毛治療とは(FAGA治療)

    発毛治療とは自身の毛髪を生やし、増やしていく薬剤を用いた治療です。

    FAGA(女性型脱毛症)では髪が細く短くなることにより頭髪の密度が下がり、結果として頭皮が透けて見える様になるので「薄毛」の状態となります。

    FAGAの発毛治療はその細く短くなってしまった髪の毛を元の状態になる様に太く長く成長させる治療となります。

    女性の薄毛(FPHL、FAGA)の原因は様々

    女性の薄毛は色々な原因が考えられます。

    ヘアサイクルの乱れ、ホルモンや、遺伝、体質、ストレス、紫外線、栄養、喫煙等が関わっています。

    女性の薄毛治療は様々な原因がある分多方面より治療アプローチをする必要があります。

    自己流の治療をしない

    自己流の治療をされている患者様が稀にいらっしゃいます。結論から言いますとそういう方は治療成績が悪い方が多いです。

    「~さんがこれで生えたらしい」等と聞いて治療を始めたという方が多いと思いますが自己流の治療で正しい治療にたどり着くことがほとんどないからです。

    また、自己流の治療では副作用の管理は難しく、薬剤も効能のある本物の薬剤ではなかったりする可能性もあります。

    また、薬剤ではない育毛剤等も治療の機会損失と無駄な出費となりかねません。

    ご自身の健康、髪の毛のことですので知識のあるクリニックの医師に診察してもらい、しっかりと治療をしましょう。

    市販育毛剤は非推奨

    市販育毛薬に頼って薄毛の改善を目指す方が多くいらっしゃいます。

    しかし育毛≠発毛です。育毛剤では髪を生やすことはできないのです。

    • 発毛 髪をはやす
    • 育毛 今ある髪の成長を助ける

    発毛剤にも今ある髪を太く長くする効果がありますが育毛の効果としても発毛剤の方が育毛剤よりも大きく勝ります。

    問診表にも多くの方が市販育毛剤を使用と書かれています。

    使ってはいけないというわけではありませんが効率的に発毛を目指すのであれば発毛できる薬剤を使用するべきです。

    治療の基本はミノキシジル、スピロノラクトン

    現在効果的に治療効果を出すにはミノキシジル、スピロノラクトンを中心とした薬剤による治療が必要です。

    薬剤による治療は効果が高く、副作用も軽微で頻度も低い安全な治療です。

    市販の育毛剤やシャンプーでは発毛効果を得られる可能性は低いです。

    生活習慣

    生活習慣として食生活や睡眠、ストレス、喫煙等は薄毛の要因となることがあります。

    しかし生活習慣の是正は必要ではありますが、それだけで薄毛を改善することは困難です。

    薬剤の治療と併せて行っていきましょう。

    まとめ

    ①まず薄毛治療専門クリニックで診断を受けましょう。

    ②薄毛の正しい診断を受け、正しい治療を受けましょう。

    ③早期診断、早期治療をしましょう。

    ④自己流の治療はやめましょう。薄毛の進行、治療の機会損失、副作用管理不足、費用負担増といった結果につながります。

    ⑤育毛剤の効果は限定的です。(育毛≠発毛)

    ⑥薬剤(ミノキシジル、スピロノラクトン)での治療を推奨しています。

    詳しくは医師にご相談いただくことをお勧めいたします。

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  • 【FAGA Q&A】女性の薄毛に関して育毛剤はどのメーカーが良いですか?

    【FAGA Q&A】女性の薄毛に関して育毛剤はどのメーカーが良いですか?

    Q:女性の薄毛に関して育毛剤はどのメーカーが良いですか?

    A:薄毛にお悩みならば育毛剤ではなく発毛効果のある薬を使うべきです。育毛剤には薄毛を根本から改善する効果はありません。FAGAに使われる発毛剤(ミノキシジル、スピロノラクトン等)には実際に髪を生やす効果があるので薄毛の改善が望めます。

    発毛とは:髪を生やすこと

    育毛とは:今ある髪を育てること

    今ある髪を育てる育毛効果に関しても育毛剤より発毛剤の方が強いです。

    育毛剤を購入される前に高価なものでも安価なものでも育毛剤では髪を生やす事が出来ないということを理解していただくことをおすすめします。

     

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  • 女性の薄毛(FPHL、FAGA)はなぜ起こる? 問題点・原因・特徴・効果的治療法を解説

    女性の薄毛(FPHL、FAGA)はなぜ起こる? 問題点・原因・特徴・効果的治療法を解説

    女性型脱毛(FAGA、FPHL)は、比較的よく見られる脱毛症です。女性型脱毛は、びまん性脱毛症(頭部全体に起きる薄毛)が生じるという特徴があり、精神的、社会的苦痛の原因となります。

    以前は薄毛といえば男性の症状という社会的認識があったため、FAGA・FPHLの女性は人知れず悩むだけで、治療を受ける人は多くありませんでした。

    ただ、近年、FAGA(女性男性型脱毛症)の呼称をはじめ、女性の薄毛という症状の知名度はかなり高まったようです。

    東京・新宿にある当クリニックにも、近隣の歌舞伎町で働く女性や西新宿のOLさんなど、多くの患者さんが日々、FAGA治療の相談にいらっしゃっています。

    今回の記事ではFPHLが患者さんにもたらす社会的・精神的問題点や症状の原因、特徴を解説し、有効な治療を紹介しましょう。

    FPHLは複合的要因の組み合わせで起こる

    FPHLとは、前頭部および頭頂部において、頭皮から生える髪の毛の数が徐々に減少する進行性の薄毛です。

    薄毛の発症には、毛を生やす機関である毛包のミニチュア化(小さくなること)が関係しています。

    人間の髪の毛の太さは、毛包に覆われた毛乳頭そして毛母細胞の大きさで決まります。

    したがって、毛包が小型化してしまうと、そこから生える毛が細くなってしまうのです。

    その結果、薄毛という見た目の変化になって症状が表れます。

    毛包が小さくなるきっかけは、現代医学では正確には解明されていません。今のところは、遺伝的素因や男性ホルモンの影響、環境的要因、および他のまだ解明されていない要因の組み合わせが原因だと推測されています。

    また、FPHLの患者さんには、ヘアサイクルの乱れがみられます。毛が太く長くなるための成長期が短くなってしまうため、毛が正常に成長できません。

    FAGAとFPHLの違い

    女性の薄毛というとFPHLよりも「FAGA」という呼び方の方が身近に感じる人もいるかも知れません。

    AGAクリニックが広告やウェブサイトなどで盛んに発信した結果、女性の薄毛に対してはFAGA(女性男性型脱毛症)という呼称が一般に定着しました。

    しかし、女性型脱毛症の発症におけるアンドロゲンの役割が完全には証明されていないため、最近では”FPHL “という用語が使用されています。

    FPHLの特徴

    FPHLには、以下のような特徴があります。

    ・前頭部の毛髪の脱毛

    ・後頭部の毛髪は正常

    ・短く細い毛髪:薄毛部分の様々な長さと太さの毛髪が見られる

    ・クリスマスツリーパターンのびまん性毛髪密度低下を伴う前頭部中央部の広がり

    FPHLの一般的脱毛パターン

    一般的な女性脱毛症のパターンは、前頭部の生え際の脱毛から始まって、前頭部の幅が広がり、全体のボリュームがダウンしていき、クリスマスツリー型の薄毛が目立つようになるというのが進行の仕方です。

    もちろんその他のパターンも存在します。

    女性型脱毛と全身の健康

    さらに、抜け毛症状で怖いのは、単なる脱毛症ではなく、別の病気の症状である可能性も考えなくてはいけない点です。

    脱毛症は見た目で分かりやすいため、患者さんは何らかの疾患(病気)や精神的疾患の最初の症状の1つとして、抜け毛に気づく場合があります。

    たとえば、下記のような恐ろしい症状です。

    ・卵巣や副腎腫瘍

    ・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

    ・副腎過形成などの高アンドロゲン症

    上記疾患は、女性の急速な脱毛を引き起こす可能性があります。

    AGA治療では薄毛を治療するだけでなく、深刻な疾患を原因とする薄毛でないかどうかを慎重に見極める必要があるのです。

    症状発生の原因は?

    FPHLの原因には、下記があげられます。

    ・加齢

    ・家族歴

    ・喫煙

    ・空腹時血糖値の上昇

    ・週に16時間以上の紫外線照射

    ・ストレスや疲労

    があります。

    喫煙や紫外線に当たる頻度といった生活習慣に関わる要因は、患者さん自身で改めることが可能です。

    薄毛になってしまったら、まずは生活習慣を改善するのがおすすめです。

    FPHLにより起こる問題

    FPHLを語るうえで無視できないのが、症状の発生で患者さんが深刻な精神的苦痛を受ける事実です。

    女性薄毛は、多くの女性にとって苦痛のタネになっています。実は、女性の約49%が抜け毛に悩まされているといわれています。

    男性にもまして女性は見た目を気にしますから、頭髪の問題はとても深刻なのです。

    なお、ある調査では、女性の約40%が薄毛による夫婦間の問題を経験し、約64%が薄毛による社会的な問題を経験していると報告されています。

    精神的な影響は大きい

    FPHLは男性の脱毛症に比べて社会的な理解度がまだまだ低く、女性の患者さんにとっては大きな精神的苦痛となっています。

    抜け毛を持つ女性の約70%が、不眠、罪悪感や社会的活動の制限と、否定的なボディイメージと自尊心の低下を経験していたという報告があり、女性にとってやはり薄毛は精神的な悩みにつながりやすいのです。

    脱毛症を引き起こす可能性のある基礎疾患がないことを確認

    さて、FPHLと診断されたらまず医師の診察で確認する必要があるのが、脱毛症を伴う基礎疾患の有無です。

    前述した深刻な病気だけでなく、基礎疾患には鉄欠乏、感染症、甲状腺機能障害、栄養不足などが含まれます。

    職業歴、有毒化学物質への曝露経験や摂取歴も確認が必要です。

    仕事に伴ってさらされる環境が、薄毛の原因となっているケースがあるからです。

    婦人科系病歴がないことを確認

    ほかにも、婦人科系の基礎疾患が症状の原因となっている場合もあります。

    婦人科系の基礎疾患である高アンドロゲン症、多嚢胞性卵巣症候群、腫瘍を除外するためには、詳細な婦人科の病歴の確認が必要です。

    判断に必要な情報は、初潮年齢、月経周期の詳細、閉経の有無とその年齢、ホルモン避妊の使用、不妊の懸念、過去の婦人科手術の有無などです。

    家族歴・遺伝

    薄毛は遺伝する、というのが定説です。

    患者の約54%が脱毛症の父方の親族を持ち、約21%が脱毛症の母方の親族を持っているという報告があります。

    現在複数の遺伝子研究では、遺伝子が女性型脱毛症に関与している可能性も示唆されています。

    ミノキシジルによる治療

    さて、それではいよいよ、治療について述べていきます。

    女性向け治療の基本は、AGA治療薬の処方によるものです。

    よく使われるのは、ミノキシジルです。

    ミノキシジルは元々、高血圧症のために経口的に使用される血管拡張剤でしたが、発毛作用が発見され治療に用いられるようになりました。

    外用ミノキシジルは、1992年以来食品医薬品局(FDA)の承認を受けたFPHLの第一選択療法です。外用ミノキシジルでは、使用開始より多くの場合3ヶ月後に毛髪の増加が認められます。

    治療を中止すると、臨床的には6ヶ月以内に毛髪は退行します。

    脱毛症の程度は、治療がなかった場合に発生したであろうレベルに戻ります。

    つまり、症状の改善後も継続的に治療が必要です。

    スピロノラクトンによる治療

    スピロノラクトンはアルドステロン受容体拮抗薬であり、利尿薬としても使用されている薬剤です。

    アンドロゲン受容体の活性をブロックする成分が含まれ、薄毛を改善します。

    スピロノラクトンの6ヶ月間の使用で、FPHLの90%の進行を阻止し、30%の毛髪密度を改善することが示されています。

    一般的な副作用は嗜眠(眠くなる症状)と月経困難で、服用開始より3ヶ月後には改善します。

    ミノキシジルとスピロノラクトンの併用療法と副作用

    軽度から中等度のFPHLの100人の女性を対象とした研究において1日1回ミノキシジルとスピロノラクトンの経口投与を行った場合、6ヶ月と12ヶ月の時点で、抜け毛の重症度と抜け毛のスコアを改善させるのに有効であることが示されました。

    この研究では、8人の患者に副作用が見られました。2人の患者には起立性低血圧があり、6人の患者には多毛症がありました。

    2人の患者がじんま疹のためにミノキシジルの経口投与を中止しました。高カリウム血症または臨床検査機能異常の報告はありませんでした。

    このようにミノキシジル、スピロノラクトン併用療法は薄毛治療のための発毛効果が認められています。

    また、副作用は軽微で頻度も低いです。

    5-α還元酵素阻害薬(フィナステリド、デュタステリド)による治療

    5α還元酵素阻害薬は、男性型脱毛症の治療に効果的であることが知られています。しかし、FPHLでの使用は、催奇形性の可能性もあり女性への使用は制限されています。

    特に授乳中、妊娠中は使用不可となります。

    FPHLは治療可能!

    FPHLはすべての年齢の女性に影響を与え、精神的な負担をもたらす脱毛症です。

    女性型脱毛症は治療の難しい疾患ではありますがミノキシジル、スピロノラクトン等の有効な薬剤で発毛治療をすることは可能です。

    症状が進行している場合は、治療薬の注射によって大きく改善する場合もあります。

    薄毛が気になったり、周囲の人に指摘されて嫌な思いをしたりしても、諦めないでください。

    病歴、心理的適応、治療、治療目標について、医師に相談してみましょう。

    進行性の疾患なので早めの治療が必要です。

    まとめ

    ・女性の薄毛は精神的な問題、社会的な問題、夫婦間の問題となることがある

    ・女性の薄毛に基礎疾患がないか病歴聴取が必要

    ・典型的な女性型の薄毛はクリスマスツリー型

    ・原因は完全には特定されていないが女性の薄毛には加齢・遺伝・男性ホルモン・喫煙・血糖値の上昇・紫外線照射等が関わっている

    ・現在の基本となる効果的な治療はミノキシジル、スピロノラクトン

    ・治療の副作用は頻度が低く軽微であることが多い

     

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  • ミノキシジルとは・高い発毛効果を持つ脱毛症治療薬【AGA治療薬】

    ミノキシジルとは・高い発毛効果を持つ脱毛症治療薬【AGA治療薬】

    ミノキシジルとは・高い発毛効果を持つ脱毛症治療薬【AGA治療薬】

    脱毛症の治療薬の成分として知られている「ミノキシジル」。ミノキシジルには、髪の毛の根元部分に当たる頭皮の血流を良くする働きがあり、これにより発毛を促します。ミノキシジルの効果は高く、市販品にも含まれるなど、幅広く脱毛治療に利用されていますが、使用方法を誤ると副作用に悩まされることもあるため注意が必要です。この記事では、ミノキシジルとはどんな薬でどんな効果があるのかについて、使い方やよく聞かれる初期脱毛と併せて説明していきます。

    ミノキシジルとは

    ミノキシジルは、元々は1960年代に高血圧の治療を目的として誕生しました。ただ、その後の1980年代頃になると、髪の毛の育成に効果があることがわかり、当初は経口薬だったミノキシジルの外用薬タイプが誕生。脱毛症の治療薬として使われるようになりました。ミノキシジルが含まれている外用の生活改善薬は日本でも広く販売されています。ミノキシジルが外用薬となったのは、当時、内服薬に副作用が認められたためで、現在では医療用の内服薬も存在しています。元々はファイザーが開発し、脱毛症治療薬「Rogaine」として販売を始めました。

    同じく薄毛治療に使用される薬として、プロペシアに代表されるフィナステリド、ザガーロに代表されるデュタステリドがありますが、ミノキシジルが髪の毛を成長させるメカニズムは、これらとは異なります。詳しいことはわかっていませんが、毛母細胞や毛乳頭に作用し、これらの働きを活性化させるというのがメーカー側の説明です。実際の脱毛治療においては、ミノキシジルとフィナステリド(プロペシア)は併用されていることが多く、そのほうがより高い発毛効果が期待できるとされています。

    日本ではこのミノキシジルを配合した医薬品で医療用のものはありません。しかし、一般医薬品には、おそらく多くの方が耳にしたことがあるであろう「リアップ」という製品があります。こちらは大正製薬が1999年に初めて発売し、大きな話題となりました。その後も同様の製品が製薬各社から販売されており、すでに女性専用の商品も販売されています。先述のRogainも安価で、しかも日本の市販薬よりも濃い配合となっているため、多くの方が個人で輸入するなどして使っています。ミノキシジル配合の一般医薬品の利用者は、このように日本国内にも数多く存在します。

    また、現在は、同様に個人輸入によりミノキシジルの内服薬を手に入れることもできます。このミノキシジル内服液は「Loniten(ロニテン)」、もしくはその後発医薬品です。しかし、これは同時に日本では認可されていない薬であることを意味します。これらの後発医薬品は、すでに説明したように、元々は高血圧の治療薬であり、安易に服用すると健康に害を及ぼす危険性があります。薄毛の症状が気になる場合は、必ず医師に相談したうえで、適切な治療を受ける必要があります。

    ミノキシジルの効果

    ミノキシジルは、男性型脱毛症(AGA)、女性型脱毛症の両方に効果があるとされています。とはいえ、脱毛症でお悩みの方にとっては「どれぐらい効果があるのか?」や、「外用薬と内服薬の効果の違い」など、もっと詳細な部分が気になるはずです。ここからは、ミノキシジルの働きや効果を出す仕組みなどについて詳しく解説していきます。

    ミノキシジルは、元々は高血圧の治療薬として開発されましたが、現在では髪の毛を育てる効果がある薬として認知されています。現在、その場所に髪の毛が生えていなくても、頭皮の血行と毛母細胞の働きを良くして発毛を促します。

    頭皮の血行促進

    頭皮の血行を良くすると、なぜ発毛につながるのでしょうか?血行が良くなると細胞の「元気」につながります。ミノキシジルの効果により頭皮の血行が良くなると、髪の毛の細胞に栄養が行き渡りやすくなります。ミノキシジルは毛細血管まで拡張させるので、頭皮のあらゆる部位に栄養が届くようになります。今までは枯れていた用水路の水が回復し、田んぼに栄養が行き渡るようなイメージでしょうか。

    毛母細胞の働きを良化

    毛母細胞は、髪の毛を作り出すといってもいいほど重要な細胞です。この細胞の働きが弱ってしまうと髪の毛が正常に生えてきません。髪の毛は、根元の毛乳頭の部分で毛細血管と接しており、毛乳頭の内部には毛母細胞が存在しています。しかし、なんらかの原因で毛母細胞の働きが鈍くなると、この毛母細胞自体の数が少なくなってしまいます。髪の毛は、毛母細胞の活発な分裂により生成されるため、元気を与えてあげないと、新しい髪の毛が生まれてくることはありません。その元気を毛母細胞に与えるのがミノキシジルだというわけです。AGAのようにヘアサイクルが通常よりも大幅に短くなり、髪の毛が成長しきる前に抜け落ちてしまうようなケースでも、ミノキシジルを使うことでヘアサイクルを元に戻し、発毛促進につなげることが期待できます。

    外用薬タイプのミノキシジルの効果

    高血圧の薬がオリジナルのミノキシジルは、そもそも内服薬でしたが、薄毛や脱毛症の治療薬として使われたのは、この外用薬タイプです。このタイプのミノキシジルは、日本皮膚科学会のガイドラインにおいても、その有用性が指摘されており、その推奨度はAランクです。

    (参考:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf)

    このガイドラインでは、外用薬タイプのミノキシジルを使用して行われたAGAに対するランダム化比較試験の解析内容などが報告されていて、ミノキシジルを使用した場合とプラセボ(偽薬)を使用した場合とでは、前者が平均で約21本増加したとの報告も掲載されています。

    外用薬タイプのミノキシジル製品は、日本でも市販品がかんたんに手に入ります。これはAGAなどの薄毛や脱毛に悩まされている方にとってはとてもうれしいところです。ただ、外用薬タイプは頭皮に直接塗布するので、浸透率が低いという点で内服薬に劣ります。効果も内服薬と比較するとややゆっくりしているようです。

    内服薬タイプのミノキシジルの効果

    一方、内服薬タイプのミノキシジルは、日本で市販されているものはありません。日本ではクリニックや病院に処方してもらうのが一般的です。先ほど、少し触れたように個人輸入するという方法はありますが、医師の指導の下で服用しないと危険なので、必ず処方してもらうようにしましょう。

    外用薬タイプの説明でも触れましたが、内服薬は、外用薬タイプよりも浸透率が高いので、毛母細胞まで成分が届きやすく、効果も実感しやすくなります。地肌が見えなくなるほどに髪の毛が増えたと実感する方も多く、服用した人の満足度が高いことがうかがえます。

    ミノキシジルの効果が感じられるまでの期間

    AGAによる薄毛や脱毛は、ヘアサイクルが通常よりも短くなることで、髪の毛が健康に育たないうちに抜けてしまうことで起こります。もちろん、こうなってしまう原因は、ストレスや生活習慣などが関わっているのですが、AGA治療のためには原因を特定し、ヘアサイクルを元に戻すことがまずは大切です。ヘアサイクルは通常、2~6年ほど。このサイクルのほとんどが髪の毛の成長期に当たります。しかし、AGAになってしまうとこのサイクルが1年以下になってしまい、髪の毛が健康に育たないうちに抜けてしまうのです。元々のサイクルが数年間という長さなので、ミノキシジルを使い始めてもすぐに効果を感じることはできません。少なくとも6ヶ月程度使い続けることで、「髪の毛が生えてきた」などの効果を実感できるようになります。

    副作用について

    脱毛症や薄毛治療に高い効果を発揮するミノキシジルですが、副作用を感じる方もいます。もっとも多いのは頭皮に起こるかゆみです。そのほかにニキビ、頭痛、顔や手足の痛み、性欲減退や不整脈、多毛症などの症状も報告されているようです。

    厚生労働省の「ミノキシジルのリスク区分について」という資料では、副作用の発現確率は8.82パーセント(3072件のうち271例)とされています。

    (参考:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000076921.pdf)

    副作用は、浸透率の低い外用薬タイプの場合は軽い症状のことが多いようです。反対に内服薬は、血液を通してすみずみまで届くため、副作用が起こる確率は上がるものと考えられます。

    AGA予防にミノキシジル?

    AGAは、早く対処すればするほど治療がうまくいきます。AGAへのもっとも早い対応は「予防」ということになりますが、果たしてどのように行えばいいのでしょうか。幸い、ミノキシジルが含まれる市販品の外用薬がすでにあるので、「予防的なこと」を始めるのであれば、これらの製品を使ってみてもよいでしょう。市販品の中には女性向けの製品もあります。ミノキシジルが含まれている市販品の外用薬は、マッサージをするように直接頭皮に塗り込んで使います。ミノキシジルは、予防を考えている方だけでなく、現在、AGAの治療を一定期間続けているけれども今ひとつ効果が感じられないという方にもおすすめです。

    ただ、市販品を選ぶ際でも、なるべくなら専門の病院などでカウンセリングを受けてからにすると、自分の頭皮の状態に合った製品を購入することができます。これが本当の予防です。

    予防を目的とする場合でも、やはり医師のカウンセリングを受けてから行うとよいでしょう。AGAを予防するのであれば、プロペシアに代表されるフィナステリドや、ザガーロに代表されるデュタステリドと、ミノキシジルの外用薬を併用するのがおすすめです。ミノキシジルを使用すると、頭皮に張り巡らされている毛細血管が拡張し、血流が良化。これにより毛母細胞に栄養が届く環境が整います。

    結局、AGAを予防するといっても、髪の毛が生えてくる仕組みを知らずにただ使用しても、期待するような効果を得ることはできません。繰り返しになりますが、抜け毛や薄毛が気になりだしたら、まずは専門のクリニックに相談して、現在の髪の毛と頭皮の状態を確認しておきましょう。もしかしたら「なんの心配もいらない」こともあるかもしれません。

    ミノキシジルによる初期脱毛の原因

    AGA治療にミノキシジルを使い始めると脱毛が始まる」

    こんなことを聞いたことはありませんか?これは「初期脱毛」と呼ばれるもので、何かの異常でも、副作用でもなんでもありません。初期脱毛が起きたということは、治療の効果が現れだしたと捉えるのが正解です。この時期を乗り切れば、もっとはっきりとした効果を実感できます。

    初期脱毛とは?

    AGAの治療を開始するとすぐに、抜け毛が多くなります。脱毛治療なのに抜け毛が多くなるので、「治療に問題点があるのでは?」「副作用では?」などと心配になってしまう方も中には出てきます。しかし、この初期脱毛については心配いりません。むしろ、初期脱毛は治療の効果が出てきている証拠です。

    初期脱毛の原因

    AGAの治療では、プロペシアに代表されるフィナステリドや、ザガーロに代表されるデュタステリドが用いられます。これらは5-α還元酵素を阻害して脱毛を起こす要因を減らしながら、短縮してしまったヘアサイクルを元に戻していきます。ミノキシジルを使う場合と同様、この治療の過程でも初期脱毛は発生します。

    ミノキシジルの場合は、5-α還元酵素阻害薬とは異なる形でヘアサイクルを元に戻していきます。頭皮の血行を良くすることで毛根に栄養を運び、頭皮環境を整えることで髪の毛を成長させるのがミノキシジルです。ミノキシジルは、活動を休んでいる毛根に力を与え、成長期へと導きます。そして成長期を長くキープすることで、同時に髪の毛も育成。ミノキシジルは、時間をかけてヘアサイクルを元に戻すように作用していくのです。毛根は、髪の毛を生み出す新しいサイクルに入ることを察知すると、これまでのサイクルをリセットして新しいサイクルへと向かうようになります。これを契機に発生するのが初期脱毛です。つまり初期脱毛は、新たなステージへと治療が入った証しだともいえます。初期脱毛の原因は、薬が効き始めたこと。歓迎すべきことなので心配はいりません。

    初期脱毛の継続期間

    初期脱毛が、薬の効果が出て、治療が順調に進んでいる証しだということはわかっていただけたと思います。それでは初期脱毛はどのぐらいの期間、継続するのでしょうか。

    初期脱毛が起こり始めるのは、ミノキシジルの使用を始めてから3~4週間目です。初期脱毛は、髪の毛がずっと抜け続けるわけではなく、抜け毛は波を打つ感じで増減を繰り返します。その後は人によりますが、3ヶ月程度は脱毛が続くことが多いようです。それよりも短い場合もありますし、長い場合もあります。初期脱毛が始まってから概ね3ヶ月を迎えると、ほとんどの人が抜け毛を感じなくなり、これが初期脱毛の終わり。ちなみに、少数ですが、ほとんど初期脱毛を感じないという人も中にはいます。

    考えてみれば、治療により正常化させようとしているヘアサイクルは通常、短くても2年というサイクルですので、それを瞬時に戻すこと自体、無理な話です。ミノキシジルの効果により起こる初期脱毛は、ヘアサイクルを元に戻すための序章として考えましょう。

    初期脱毛の期間にすべきこと

    ミノキシジルが効いてきた証しである初期脱毛が始まったからといって何か特別なことをするのではなく、治療中は頭皮の健康を考えて行動することが大切です。AGA自体、さまざまな原因で発症すると考えられていますが、その主なものとして挙げられるのが生活習慣です。AGAの治療期間中は、喫煙や飲酒、食事の習慣を見直す絶好のチャンスだといえます。また、頭皮マッサージなどを取り入れて、頭皮をさらに健康な状態にする努力をしてもいいでしょう。

    治療に関する不安はすぐに取り除きましょう

    初期脱毛は、その長丁場の中ですぐに現れることから、不安に感じる方もとても多いのですが、ご説明したように、ミノキシジルを使った治療を受ける方のほとんどが経験することであり、治療がうまくいっている証しなのです。治療中は、おそらくそのほかにも不明な点や不安な点を、多かれ少なかれ、誰もが感じます。専門医のいる病院やクリニックでの治療には、薬の投与だけではなく、こういった点を解消できるという「安心」も含まれています。薬の効果が実感できるようになると、自然と気分も軽くなるものですが、AGAの治療はやはり長丁場になりますので、常に目標を見据えてがんばれるかというと、それはなかなか難しいのが本当のところ。そういった時に、専門家の存在は心強いものです。

    ここまで、薄毛や脱毛症を治療するための成分として広く使われているミノキシジルについてご説明してきました。ミノキシジルは、プロペシアに代表されるフィナステリド、ザガーロに代表されるデュタステリドといった5-α還元酵素阻害薬とともに脱毛症治療にとても効果的です。初期脱毛という一見、副作用にも思えるようなプロセスもありますが、これはあくまで治療が順調に進んでいる証拠。薄毛や抜け毛に不安を感じている方は、まずは専門医に相談してみてください。きっとあなたに最適な対処法が見つかるはずです。

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